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たちかわ競輪

TACHIKAWA KEIRIN

28#

FⅡ三社杯

9.25Fri 26Sat 27Sun

レース展望

力が違う隅田洋介

  • 小宮剛

主役を務めるのは隅田洋平だ。6月青森GⅢではS級初優出。決勝は練習仲間の長島大介のまくりに乗って追い込み、GⅢ初制覇を成し遂げた。今期はA級降格も、7月の大宮、取手で2場所連続の完全優勝を達成。自力、番手戦のどちらでも柔軟に対応して強さを発揮している。8月西武園ミッドを欠場し競輪祭出場は絶望的となったが、ここの前の9月平に特進を懸けて出場する。今シリーズに出走するのは特進ならなかった場合。圧倒的な人気を集めることになりそうだ。自力基本のパワフルな走りで期待に応えよう。地元の小宮剛は格上位の追い込み型だ。6月の当地開催はS級戦で勝ち星を挙げている。隅田の番手を回れればチャンスだろう。堅実な女屋文伸は関東ラインをしっかり固めて直線勝負にかける。
 南関勢は層が厚い。ベテランの坂木田雄介がラインをけん引する。6月平塚で今年初優勝。成績の波はあるものの、自分のペースに持ち込んだ時は強い。追い込み陣には実力派がそろっている。山田和巧はシャープな差し脚を武器に戦歴は高いレベルで安定している。深澤伸介も近況の伸び脚は光っている。S降りの亀谷隆一までV圏内だ。
 北日本勢は菅田和宏に期待がかかる。前期S級では大敗が目立っていたが、このクラスではスピード上位の存在。関東、南関に比べて数的には劣勢だが、それを覆せるだけの力は持っている。6月函館ミッドで約5年ぶりの優勝を決めた高谷敏史の走りも必見だ。

注目選手

  • 飯島淳

    東京 ・78 期・A1

    飯島淳

     目標をつかんだ時のレースさばき、差し脚ともにしっかりしている。当地は昨年の6月開催で優勝実績がある。ホームのアドバンテージを最大限に生かして勝ち上がる。

    ■直近4ヶ月成績(*4/25現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    87.33 0 2 2 6 14
  • 寺沼拓摩

    東京 ・115 期・A2

    寺沼拓摩

     地元期待の新鋭だ。2班に昇班した今期は初戦の7月大宮で連日、先行して2連対。脚力的には主力クラスでも見劣りしない。2度目の当地参戦でファンにアピールする。

    ■直近4ヶ月成績(*4/25現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    83.52 16 5 5 3 6
  • 阿部架惟都

    宮城 ・115 期・A2

    阿部架惟都

     今期2班に昇班したが、初戦の7月青森モーニングでいきなり優出。続く函館ナイターでも2連対と存在感を発揮している。初参戦の当地でもヤングパワーを見せる。

    ■直近4ヶ月成績(*4/25現在)
    競走得点 BS 1着 2着 3着 着外
    87.09 11 9 4 2 6