実績上位の井上昌己が優勝候補の筆頭だ。今年に入って目立った活躍こそないが、今シリーズの他のメンバーとは戦ってきたステージが違う。7月に不惑を迎えるが、自力の脚もまだまだ健在だ。このクラスなら流れに応じた立ち回りで力の違いを見せる。新井秀明は落車から立ち直り、本来の切れが戻っている。井上の番手なら連係をきっちり決める。
勢いに乗る藤根俊貴が井上に挑戦する。113期の新星は今が伸び盛り。2月にS級特進を果たすと、3月松阪で早くも初優勝を飾った。ダッシュ、スピード、パワーのどれもトップレベルだ。強敵相手でも物怖じしない強心臓の持ち主。先行、まくりでシンプルに力を出し切る。堅実な伊藤大志が援護役だ。
埼京勢は金子哲大、河村雅章と機動型2枚をそろえる。金子は3月大宮で優勝。地元ホームの河村は1月の当地記念で決勝に乗っている。
本格化した不破将登やしぶとい内藤秀久もV圏内だろう。
総合力高い井上昌己
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井上昌己
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藤根俊貴
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金子哲大