今年ラストの立川開催はルーキー森田優弥の走りに注目が集まる。S級特進を果たした松井宏佑に代わって追加参戦が決まった。20歳の若武者はデビューから一戦ごとに進化している。12月四日市のレインボーカップ・チャレンジファイナルで2着に入り、2班に特別昇班した。1、2班戦初戦の12月平は連勝で優出。決勝は同期の藤根俊にまくられて3着に敗れたとはいえ、A級トップクラスの力があることは証明できた。今年最終戦の今シリーズはヤングパワーで他を圧倒しよう。
橋本智昭はパワフルな先行力を武器に、毎場所コンスタントに優勝争いを演じている。10月富山では今期3度目の落車。ダメージは少なくないが、徐々に復調している。1月からのS級復帰を見すえ、スケールの大きな走りを披露する。
山口貴弘は高いレベルで安定している。まくり兼備の強烈な決め脚は当地にマッチしている。
西日本の遠征勢も実力者がそろっている。成長著しい瀬戸栄作や高橋清太郎、峰重祐之介の岡山コンビ、攻めの姿勢を貫く佐藤健太も軽視できない。
勢いに乗る森田優弥
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森田優弥
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橋本智昭