今期の2場所はFIの6走で3勝と上々のスタートを切った小森貴大(写真)は、一昨年に続いての静岡記念に気持ちを入れる。
「(前回の向日町は)脚自体は問題なかったけど、競走の組み立てが甘かった。とくに準決ですね。そのあとは直後に1日だけ休んで、あとは練習をしてきました。高校は3年間、静岡にいましたし、静岡は自分にとって縁があるところです」
前回の久留米FIが開催中止になった山中貴雄は、中5日で状態はどうか。
「(高知の)バンクに入れない感じだったんで、街道で練習をしてきました。(静岡は)そんな嫌いではありません。(一次予選で連係する晝田宗一郎とは)たぶん初めてだと思います。しっかりと追走したい」
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小川真太郎は、高松記念1219着から中2日。高松の決勝では古性優作、松浦悠士のS級S班を向こうに回して積極策。4車の四国勢の先頭を務めて果敢に攻めた。
「(前回から)全然、変わらない感じだと思います。結構、体はしんどいかなっていうのがあるけど大丈夫だと。自分は(昨年の)グランプリシリーズでここを走っているんで、(バンクも)その時の感じと変わりないんじゃないですか。走りやすかったです」
立川記念1538着から3週間以上空いたゆとりのローテーションの小川勇介は、一次予選で小川真とタッグを組む。
「(奈良を欠場したのは)腰痛が出たからですね。練習は5日日間くらいですけど、手応えもあります。ここは(16年のダービーで)1着を取ったような気がします。悪くないと思います」
一次予選は土生敦弘、小川丈太ら若い機動型に胸を貸す山崎芳仁は、慎重にこう口を開く。
「中耳炎がずっと続いてるんですけど、練習は普通にしていますし、力も入ります。感触は悪くなかったんで、あと一戦、一戦、頑張るだけです」
大槻寛徳は、昨年12月の取手FIでの落車からの復帰場所だった前回の名古屋FIを724着。ここは頼れる山崎の番手が回ってきた。
「(落車の)怪我の影響がないとは言えない。首ですね、まだしびれている感じもあります。しっかりと練習はしてるんで、あとは走ってみてですね」
今シリーズが22年のスタートになる伊藤旭(写真)は、1カ月以上空いて練習も十分。初めての静岡バンクで、好スタートを切りたい。
「静岡は初めてですけど、(指定練習での感触は)乗りにくいとかはなかったです。(1月は)自粛期間だったんで練習をしていた。足りないところをしっかりと力をつけるうようにやっていた。記念は雰囲気が違うし、格上の選手と走れるので光栄です」
田中晴基は、前回の立川FIを663着。前々回の豊橋記念では同配分も、連係する機会のなかった同県の原田亮太に前を託す。
「(立川は)良くなかった。(その原因は)なんとなくわかってます。立川の前は中2日だったけど、今回は中3日あったんでゆっくり調整できた。(疲れは)今回は大丈夫だと思います。(一次予選で連係する原田は)一緒に走るのは初めてです。だけど、(原田が)アマチュアの時に一緒に練習していたこともあります」
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抜群の成績を残していた芦澤大輔(写真)だが、近況の3場所で2度の落車に見舞われた。豊橋記念の2日目の落車から中11日でのローテーションで、状態はどうか。
「(前回の落車は)たいしたことのない怪我だった。体調も大丈夫です。豊橋の前よりもすごく自転車が進んでいる感じがあった。調子は上がってると思います」
初日の一次予選は、佐伯辰哉、櫻井祐太郎との3分戦。蕗澤鴻太郎は、自分との戦いを強調する。
「(前回の)感触は良かったと思います。そのあとは街道中心にロード(レーサー)でやりました。櫻井君とは初めてやりますけど、自分の力を出し切る競走をします」
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前回の高松記念では最終日に1勝をマークした松谷秀幸だったが、納得のいくシリーズではなかったようだ。
「(前回の)感触はあんまり良くなかった。疲れていたかなっていうのがあった。だからここに向けてしっかりと疲れを抜いてきた。(初日は関根)健太郎と初めて連係するんで楽しみです」
才迫開は、前回の高松記念を8232着。一次予選敗退も2日目と最終日は番手回りで成績をまとめた。
「(番手は)難しいですね。やってていっぱい、いっぱいです。(まだ今期未勝利で)1着が遠いですよ。状態はそんなに変わらずです。(初日は)まず勝ちにいけるように頑張ります」
昨年11月の競輪祭の落車で左鎖骨骨折の怪我を負った齋藤登志信は、前橋が開催中止になり復帰した前回の立川FIが536着。
「選手になったら怪我はつきものですから。この年になると戻すのも簡単じゃない。思うようにいかないと思うけど、これも自分の人生と思って、一戦、一戦を戦って納得できるレースを運べたらっていうのがあります」
一次予選で小林稜武と連係する内藤秀久は、2週間以上空いた日程で練習も十分。いつもに増して気合を入れる。
「とにかく練習しかしてなかった。練習ばっかりだったんで、(実戦のここまでが)長かったです。ちょっとオーバーワーク気味ですかね。そっち(全日本選抜)がメインですけど、静岡も頑張りたい。(小林の)気持ちが伝わってきたんで、ラインでしっかりと」
静岡バンクは2度目となる鈴木陸来は、ホームバンクで初の記念を迎える。
「自分の力を出し切れれば結果はついてくると思います。その準備はしてきました。(今シリーズは)準決に乗りたいけど、それで消極的になってもしょうがない。まずは(内容のある)走りの方を重視したい」
近況は未勝利、前回の前橋が開催中止になった萩原孝之だが、調子は悪くなさそうだ。
「(前橋は)アップをする前に中止になりました。そのあとは練習してきて感触も良かった。タイムも良かったです」
前回の立川FIを223着。吉澤純平(写真)に課題はあったものの、コンディション自体は悪くなかったようだ。
「自転車が壊れて伸びは良くなかった。でも、体の方は良かったです。あん時(静岡FIで優勝した昨年1月)は自転車が進んでくれたんで良かった」
木暮安由は前回の大垣FIを121着。一昨年9月以来、久しぶりの優勝を飾った。
「(大垣は)バチッとはまったんで、優勝できたんだと思います。そのあとはピストシックスにいって、調整して練習もできた。ここは優勝もしているゲンのいいバンクだし、走りやすいですね」
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直近のFIの2場所で4勝の固め打ち。優勝こそない野原雅也だが、力を出し切る走りで結果につなげている。
「(前回の感触は)ボチボチです。そのあとは計画的にトレーニングができたと思います。ここは走りにくいとかはないけど、静岡は着が悪いことが多いんですよね」
村上義弘(写真)は前回の小田原FIが624着。昨年11月の競輪祭での落車が尾を引いているようだが、復調に向けての兆しを見せている。
「前回は感触は思ったより良くなかった。ちょっと(調子の)波があるんで、その辺はしっかりと付き合いながらやっていきたい。(原因は)一番には競輪祭の落車が響いていると思います。小田原まではあんまり負荷をかけられなかったけど、(今回は)それなりに負荷をかけてやってきた」
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前々回の伊東FIを711着、前回の立川FIも711着。連続優勝の岩本俊介(写真)は、久々の記念でのパフォーマンスに期待がもてる。
「(連続優勝は)たまたまうまくいった。あまり調子が上がらない感じだったけど、前回を走って手応えがあった。それで調子が上がってきそうな感じがあります。(2場所連続初日が7着なので)スロースターターをやっていると一次予選なんで、初日から気合を入れます」
岡村潤は前回の高松記念を4346着。2日目からはまずまずの手応えをつかんで、地元の記念に臨む。
「(中2日ですが)僕は詰まっている方が好きなんで、全然苦にならない。(前回は)初日は明らかに疲れが残っている感じだった。それで2日目からは良くなった。自転車とかの不安がなくなったので、少し気が楽になりました」
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和歌山記念を完全Vで年が明けた郡司浩平(写真)は、続く豊橋記念でも2勝を挙げて高いレベルの走りを続けている。
「和歌山は自分でもかなり手応えがあった。前回も悪くなかったんで、今回も変わらないと思います。静岡の地元選手もかなり気合が入っていると思うので、一緒に上のレースで戦えたらと。(今年は地元の平塚でグランプリがあるので)そこに向けて1年間やっていきたい」
浅井康太は、前回の別府FIの初日特選で1着も、2日目以降に開催中止を余儀なくされた。そこからは中9日のローテーション。
「(別府の初日は)若手を相手にしっかり走れたかなって感じています。(そのあとは)あんまり入れ込みすぎてもまだ早いかなっていうのもあるんで、(立川記念での落車の)ケアもしつつ(練習を)ボチボチやってきた。(静岡は)相手がどうのこうのではなく、走りやすいバンクだと思う。(初日は)このすごいメンバーのなかで、なにかしていきたい」
前回の豊橋記念を3112着の清水裕友は、前々回の立川記念も含めて好感触を得ている。
「立川から着よりはいいんじゃないかっていう感じがあります。豊橋もしっかりと動けたんじゃないかと。次は全日本選抜なんで、そこに向けて強めにやってきました。(初日は小倉竜二と)荒井(崇博)さんまで付いてくださるってことなんで。相手がすごいんでチャンスは少ないと思うけど、そこを逃さずにいきたい」
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