前回の小松島FIを221着でS級初優勝を飾った森田優弥(写真)が、シリーズのオープニング、1レースの1番車を務める。
「(小松島の決勝はラインの)五日市(誠)さんが仕事をしてくれて、後ろがもつれてくれた。たまたまですけど、同期も(S級で)優勝しているし、自分もなんとかですけど。そのあとは(中3日で)変わらず、いつも通りに練習をやってきた。(課題は)末脚、脚を使わされて出てからですね」
神山拓弥は前回の別府サマーナイトフェスティバルを482着。
「(前回は)自分としては悪くなかった。ただ、初日、2日目は9番手だったし、展開が悪かった。そのあともしっかり練習もやって感じも良かった」
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直近の3場所で勝ち星のない栗山俊介だが、前々回の松戸FIを325着、前回の久留米記念4542着と成績をまとめている。
「成績は悪くないんですけど、内容が…。自分の思ってるように走れていない。ちょっとずつ(調子は)戻ってはきているんですけど。(組み立ては)基本は先行です。でも、出切られたりしたら、もう合ったところで引かないように意識している。番手とかで合っちゃってもですね」
岡本総は位置取りを意識した組み立てを明言する。
「最初から先行は考えてない。相当位置が悪いとかならないと先行は(ないと思う)。(前回から)天気が悪くて思うような練習はできなかった」
当所3月の大垣ウィナーズカップの落車で大怪我に見舞われた菊地圭尚(写真)は、ここ大垣の地で巻き返しを誓う。
「(復帰した)函館は、脚がどうのこうのじゃなくて、気持ちで乗り切った感じですね。そのあとの小松島(FI)は、最終日もこんな状態で石毛(克幸)さん、山田(幸司)さんが付いてくれた。だから、絶対に仕掛けようと思ってた。そしたら思いのほか、(まくりが)出ました。大垣に冬期移動して、もう10年がたちますから。大垣で怪我をして、気遣ってくれる人たちもたくさんいた。だから、ここで結果で返したい」
S級デビュー場所が外国人選手との対戦だった格清洋介は、気持ちをリセットして初の記念に挑む。
「外国人選手が相手だったし、決勝には乗れたけど、それだけで終わってしまった。(初の記念は)まずは初日ですね、力を出し切ること。主導権を取れるように」
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外国人選手4人が参戦した前回の川崎FIシリーズのエボリューションは参考外の坂本貴史が、前々回の宇都宮FIを振り返る。
「前回も調子が良かったけど、いくら調子が良くても(相手が)世界チャンピオンじゃ…。宇都宮の最終日は逃げて1着だし、悪くなかった。調子がいいのもあるし、自分は(6月からの新ルールが)合ってると思う」
北村信明は、前回の奈良FIを426着。決勝は逃げた取鳥雄吾の番手でチャンスをモノにできなかった。
「(取鳥)雄吾の後ろで全然余裕がなかった。自力が落ちているのかなっていうのがある。底上げをしていかないといけないし、練習では自力でモガいてきた。そうしないと人の後ろでも楽にはならないんで」
欠場となった竹内雄作の兄デシの松岡篤哉(写真)は、ホームバンク記念に闘志を内に秘めて気持ちを込める。
「そうですね、その分(竹内の欠場)も頑張ります。(前回の)西武園では自転車が伸びなかったし、今回は新車にしてみます。(今回の自転車は)先行向きというか、感触としては全然いい。先行した時の伸びがいいですね」
松川高大は前回の別府サマーナイトフェスティバルで2度のシンガリ負けも感触は悪くなさそうだ。
「(サマーナイトフェスティバルの)最終日は力を出し切るレースができたし、掛かりも良かった。着以上に走れていると思う。大垣は(3月の)ウィナーズカップでも2度連対している。その前から1着が多いんで、好きなバンクです」
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S級2場所目の伊藤稔真は、初の記念シリーズを地元地区で迎える。
「(S級初場所の前回の)最終日は力が入らないくらいしんどかった。道中のペースとかも速いし、A級とはしんどさが違う。そのあとは松阪と四日市で同期と一緒に合宿をやってきた。ひとつでも(勝ち)上がって、師匠(浅井康太)と走りたい」
岩本和也は、4月武雄記念の落車で右鎖骨を骨折。およそ3カ月を棒に振った。
「(鎖骨が)変形してついてたのを治したりして、古傷だったんで骨のつきが悪かった。ただ、1カ月くらいは練習を本格的にできた。あとは(日にちが)空いちゃったんでデビュー戦のようなつもりで」
前々回の取手FIでV奪取の伊勢崎彰大(写真)は、前回の小松島ブロックセブンの7着を経て中11日。
「ブロックセブンの前から調子も良かった。だから、ブロックセブンも自力で突破しようと思った。勝てそうだったけど、いい(ブロック)のをもらって…。展開負けすることはあっても、上位に脚負けすることはそんなにないと思います」
前回の防府FIの645着が復帰場所だった中村健志は、前期98点と競走得点をまとめた。
「中村圭志さんと一緒に練習をやらせてもらっている。それで成績もまとまっている。(前回は)状態も悪くなかった。レース勘だけでしたね。(初日も)ホームランに近いヒットを狙っていきます」
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金子哲大は調子落ちを認めつつも、腐ることなく練習を重ねている。
「5月後半からですかね、感覚的にかみ合ってない。練習とか体調自体は悪くないんですけど。それにしてもどうにかしないとっていうのもある。ただ、こういう時もあるから、はまる時もあるんでしょうし。(実質)中2日でも午前、午後としっかり練習はやってきました」
6月の地元、取手記念を3連対の河野通孝は、その後勝ち星がないが成績はまとまっている。
「前回は準決、最終日が9番手。最終日はそれでも2着に届いているんで、感じは良かった。(新ルールは)変にスローにならないから、踏み出しが良くない自分にはいいのかもしれない」
佐々木豪は近況コンスタントに勝ち星を挙げているものの、大敗も目立っている。
「オーバーワークっていう感じなのか、最近はあんまり調子が良くない。(ウエートトレーニングをやって)良くなって(体重を)増やしてきたんで、いまは絞る方向です。キレは出てきたけど、体が順応できてない」
南関の佐藤清之まで付いて、恩田淳平に3車のラインができあがった。
「(前回のブロックセブンの1着で)流れが変わると思います。1着っていうのもうれしかった。自分でもその前(調子の)変化があった。あとは初日に勝負してですね。自分らしく臨機応変にやります」
2月西武園FIから1着が遠ざかっている山口富生(写真)は、現在のところ通算399勝。400勝のメモリアルに向けてジョーク交じり答える。
「(ホームバンクの)ここのために400勝を5カ月引っ張った(笑)。最近のなかでは、いい調子でやれている。高松宮記念杯が終わってから、セッティングをいじって感触がいい。あとは地元なんでできるかぎりの調整はしてきた」
「(新ルールが)どうこうよりも、自分がもっと底上げをしないと」との望月永悟は、静かにこう続ける。
「みんな強くなっているんでね。スピードを出せる人が強いし、そういう単純なレースになっている。それがいいのかは、わからないけど。それでも自分たちはしっかりそこに対応していかないと」
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宮本隼輔(写真)はGIIIも含めて4場所連続で優出中。FIでは2Vに準Vが1回と軌道に乗ってきた。
「自分としては上デキです。練習では違うフレームを試しているんで、競走用のフレームに乗ってない。普通に練習はやってきたけど、だからなんとも言えない。疲れはしっかりと抜いてきました」
「良すぎて困ります(笑)」と、宮本を目標に、3番手に同県の柳谷崇がいる柏野智典が、番手の重責を担う。
「前がヘタを打つことはないでしょうから。あるとしたら僕ですから。前回が終わってからは違反訓練があったりして、あっという間でした。コンスタントに練習はできている、あとはしっかり付いていけるように」
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村上博幸(写真)は、前回の別府サマーナイトフェスティバルで14年全日本選抜以来のビッグ制覇を遂げた。
「結構、疲れてますね。実質中2日みたいなもんですから。急には取れないし、(疲れを)抜きすぎないように。40歳でビッグを獲れるとは思ってなかった。競輪界を代表する若い選手(渡邉雄太)を差せたっていうのは自信になる。若い選手が強くて脚力差を感じるなかで、少ないチャンスをしっかり生かせたと思います」
別府サマーナイトフェスティバル決勝は不完全燃焼も展開的に致し方ない平原康多だが、期するものがあるようだ。
「あのタイミングで(松浦悠士に)来られちゃうと、あとは(吉田)拓矢が踏ん張るしかなかった。どうにもならなくて、最後まで踏めなかったのは悔しい。ただ、感じとが悪いとかはない」
浅井康太は別府サマーナイトフェスティバルを874着とらしさを欠いた。
「中2日しかないし、自分でなにができるかわからないけど。(前回のあとは)直前にバンクに入って1時間半くらい乗った。そのあと体のケアもしました。自転車に(すぐには直結して)つながらないトレーニングもしていた。それがいまの調子と合ってない。もっと脚がある時だったら違う効果があったのかと。原因はわかったんで、修正していきたい」
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