オープニングは福島4車が結束。先頭を務める新田祐大(写真)は、前回の小倉ミッドナイトFIを412着。
「小倉はミッドナイトだったんで、(生活リズムの)時間を直すのに時間が掛った。福島はなかなか若い選手が出てこないなかで、初心を思い出させてくれるような番組ですね。自分が先頭で福島で一番の若さを出していきたい。ここは(優勝した)高松宮記念杯、オールスターもそうですし、12年にはオリンピック(代表)メンバーが伝えられた場所でもあるんで、印象に残っている競輪場です」
前回の大垣FIの713着での動きが一息だった松井宏佑は、西村光太とのタッグに光を見出してこう言う。
「単騎はあまり慣れないし難しい。(西村が付いて)2車になるんで、攻めるレースができると思う。前回はちょっと疲労がひどかった。今回もそこまで調整はしてこなかったけど、疲労が取れてきたかなと。(前回は)いいレースができなかったんで、今回はしっかりと走りたい」
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浅井康太(写真)は、前回の小倉FIを421着。4月の佐世保以来、久々の優勝を遂げたが、まだまだ自身が納得できるデキにはなさそうだ。
「徐々に上がってきているけど、もう少し欲しいところではありますね。(さらに状態が上がってくる)そこまでしっかりとしのいでいきたい。地元の地区ですし、しっかりとパフォーマンスをしたい」
防府の欠場で3週間以上空いた荒井崇博は、獲得賞金ランクでのグランプリ出場に向けて少しでも賞金を上積みしたいところ。GIIのこの舞台も一戦、一戦が大事になってくる。
「風邪で欠場したけど、体調が良くなってからはいつも通り(練習を)やれたんで悪くないと思います。(高いレベルでの走りを続けているが)そろそろ疲れてくるところかと。なんとか食らいついていきたい。どこかで一発いきたいですね」
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オールスター後は向日町、前橋とFIを優勝。8月のオールスターを挟んでFIでは3場所連続Vに、太田竜馬(写真)が手ごたえを感じている。
「練習はいつも通りですね。状態は問題ないです。引き続き悪くないし、手ごたえはあります。(自動番組編成でも小倉竜二との連係で)いつも一緒に戦っているんで心強いです」
S級S班の佐藤慎太郎は、北日本地区が一人で坂井洋とのタッグで一次予選を迎える。
「トレーニングは順調にできました。(前回の)岐阜の前よりいい練習ができたんじゃないかと。(前回は6割だったけど)状態としては8割くらい、気持ち4割くらいかなと(笑)。坂井洋はスピードがある選手なので、しっかりと勝てるところから仕掛けてくれれば」
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前々回のオールスターで落車に見舞われた犬伏湧也(写真)だったが、、前回の岐阜記念では3勝をマーク。二次予選ではシンガリも、落車の影響を感じさせない走りを見せた。
「(オールスターの)怪我は完全に治って、しっかりと戦える状態です。(岐阜記念は)二次予選があんまり良くなかったけど、3日目、最終日はしっかりと風を切れた。思い切って行ければいいのかなと思います。(名古屋は)走りやすいイメージがあるんで、思い切っていきやすい」
前回の青森記念を3218着。決勝は先行策で魅せた清水裕友は、一定の手ごたえを感じながら、こう振り返る。
「(青森は)今年のなかでは動けていた方かなと。(決勝は)初手がまったく予想外でパニックったけど、長い間誘導もいたし、あそこから(中野慎詞を)出させるのはキツいかなと思ってああなりました。仕上がりはわからないけど、練習もケアもしっかりとやってきた」
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昨年は地元の岐阜でビッグ最速Vの記録を塗り替えた山口拳矢(写真)は、前回の岐阜記念を9137着。昨年に続いて同じ中部地区での開催で、名古屋との相性もいい。
「(状態は)年始に比べたら全然戻ってるんですけど、まだまだ良かった時の動きにはっていうのがあります。フレームとのかみ合いもあるのかと。このフレームでは、もうこれ以上はっていう感じです。(名古屋は4場所走って、すべて優勝)そのイメージがあるんでいいですね。連覇できるように」
*守澤太志は青森記念を欠場して、2週間以上空いた。
「体調を崩して欠場したんで、できればもうちょっと時間が欲しかったです。でも、できることをやってきた。(名古屋は)高速バンクなのでキツい。自力選手が強くてタイムが出てくると、さらにキツくなりますね」
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前回の川崎FIでは、3日間バックを取ってオール2着の深谷知広(写真)。初日、2日目は先行策、最終日はまくりですべてラインの番手選手に交わされた。
「(前々回の小田原記念の逃げ切りも含めて)先行しての結果なんで、すごく評価できると思います。(前回は)仕上がりの悪さを感じていた。そこを含めてしっかりと主導権を取れた。(後ろに)抜かれるのは仕方ないですね。(名古屋は)もともと地元の競輪場なんで気合が入ると思います」
宿口陽一は前回、平原康多と同配分だった富山記念が9337着。
「(富山記念での平原のアドバイスを)そのまま継続してやっている感じです。ただ、1週間前にウエートトレーニングで腰を痛めた。けど、練習自体はできた。休まずにやってきました。(仕上がりは)富山以上のはずなんですけど」
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前回の青森記念は初のグレード戦だった中野慎詞(写真)は、無傷の3連勝で決勝に進出。決勝は9着に敗れて連勝も30で止まったが、インパクトを残した。初めてのビッグでも何ら見劣りするこはない。
「連勝に関してはもともと意識はしてなかった。いつかは負けるっていうのはわかっていた。それが青森記念の決勝だった。なにもできなくて、なにもさせてもらえなかった。それがすごく悔しいかった。(記念で)9車立てを早くから経験できた。まだまだわかり切ってない、完ぺきではないけど、どういう感じなのかはつかめた」
地元からは笠松信幸と2人だけの出場となった吉田敏洋は、一次予選で中野の番手回りを選択した。
「いまの状態では大きなことは言えないけど、失礼にならないようにスーパールーキー(中野)の後ろに。(前回から中8日で)いま自分ができることはしっかりとやってきた。復帰してからは一番練習ができたと思います。愛知は同じ年の笠松と2人だけ。一緒に出られる名古屋でのビッグは最後かもしれないし、悔いが残らないように。この2、3カ月はそうやって過ごしてきた」
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古性優作(写真)は、優出した前回のオールスター21214着からおよそ1カ月ぶりの実戦。今年は同地区の脇本雄太と4つのタイトルを2冠ずつ分け合っている。
「(オールスターのあとは)高松宮記念杯の前に痛めた、股関節の痛みを治したかった。でも、もう(痛みは)治らないって決めて、練習をした感じです。(股関節の痛みを)気にするのをやめた。オールスターよりはいいかなと思います」
今年4度のFI優勝がある*渡邉雄太は、前回の名古屋FIの713着。そこから2週間以上空いた今シリーズも、直前の練習で手ごたえをつかんで上々のムード。18年には当所で記念初Vを遂げて、バンクのイメージも悪くない。
「深谷(知広)さんたちと練習をしてきました。自分も一番タイム(自己ベスト)が出た。今年はGIで決勝に乗れているわけじゃないけど、FIで優勝ができている。悪い時でも下(どん底)まで落ちないで、下(ベースの力)が上がったかなと。ここは記念優勝もできているし、いいのかなと思います」
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郡司浩平(写真)は、オールスターでの落車のあとも小田原記念、青森記念の8走で3勝、2着4回、3着1回。優勝こそないがハイパフォーマンスは健在だ。
「決勝戦でレベルが高くなると、力不足というか、力のなさを感じます。少しずつもっと脚をつけられたらと思います。(前回の青森記念からは)中3日だったので、そこまでガッツリやってきてはないけど、調整はしてきました。(レースのなかで)行きたいところで動けているので、そこら辺は自分でも評価できるのかなと。(初日は)眞杉(匠)君の後ろにいきたい。先行選手として男気あるレースをしているし、強いので付いてみたかった選手の1人です」
徐々に調子を戻している眞杉匠にとって名古屋は、今年3月に記念初制覇を遂げた縁起の良い思い出のバンク。
「(前回の)岐阜が終わったあと、日に日に良くなっていると思います。(練習量も)ちょっとずつ増やしていってます。(名古屋は)ゲンのいいバンクなので、その流れで走れたらいいなと思ってます」
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1112着の岐阜記念のあともトレーニングに勤しんだ平原康多(写真)は、先を見据えながらもしっかりと結果を残している。
「いつも通りというか、少し強度を上げた練習ができたかなと。それが徐々に体になじんできた。(吉澤)純平とは富山記念で3回ラインを組みました。いつも頑張ってくれる」
一昨年10月の寬仁親王牌以来のビッグになる坂本亮馬は、現状のなかでなんとか競走得点を戻してきた。
「練習ができなかったり、怪我が治らなかったりで…。ヒザと腰が悪くなって、開催中に走れなくなることもあった。けど、いまはケアに時間を充てて、それも少なくなった。脚力は落ちたけど、その分レースには集中できている。自分の使える武器を最大限に使ってやっている。それでももっとミスを減らせればっていうのがある。その積み重ねでどこまでやれるかですね」
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自力で奮闘して富山、岐阜と記念を連覇している松浦悠士(写真)だが、新車とのマッチングに慎重なコメントをする。
「(今週の)月曜日にキツい練習をして、そのダメージが残っている。フレームが新車でその不安がある。岐阜の2日目に(発走直後に)コケたんで、今回は換えた方がいいかなと。それで初日に(セッティングを)合わせ切れるか。そこが良くないので不安。練習でのダメージとフレームが心配ですね」
初日は栃木の3人とは別線で単騎を選択した木暮安由は、前回の松戸で新車を投入した。
「(オールスターでの落車は)軽傷だったんですけど、いざ松戸を走ってみたら新車がかみ合ってなかった。落車の影響もちょっとあったかなと思います。そのあとは練習はしっかりやってきました。セッティングも今日(前検日)出たんで、あとはレースで結果を出すだけです」
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S級での連勝記録を20に更新中の脇本雄太(写真)は、一戦、一戦を大事にしながら、勝ち星を積み重ねていっている。
「連勝記録とかを意識するのではなく、目の前の一戦の1着を取りにいくスタイルでと思ってます。(ナショナルチームでの練習同様に)基本的には(練習では)カーボンフレームに乗っています。そこは変えずにと思ってます。競技大会に出たり連戦の疲れもあったんで、少し休んでから練習を始めました」
組み立て面でも進境を見せている岩本俊介は、状態面でも好調を維持しているようだ。
「一生懸命練習をしてきた。ずっと積んできたもので、(いい状態が)続いているのかなと。いまもそんな感じです。(初日は脇本以外にも)自力選手がいるんで、自分もしっかりと自力として機能したい」
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