前回の弥彦記念を2331着と4走すべて3着以内にまとめた坂井洋(写真)が、初出場のGIでオープニングの1番車を務める。
「1R1番車は予想外ですね、まさか自分が。でも、期待に応えられるように。いまはバックを取る競走を意識している。(前々回の)サマーナイトフェスティバルはセッティングをいじっちゃって、うまく連動してない感じがあったんで(そのあと)戻しました」
阿竹智史は、前回の高松FIで逃げた同県の島川将貴の番手から追い込み優勝。
「前回は若い子が頑張ってくれた。3日間全部突っ張り先行になるとはね。中4日なので無理をせずに、疲れをとってきました」
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サマーナイトフェスティバルのあとは弥彦記念、川崎FIの7車立てをともに優出した小松崎大地(写真)が振り返る。
「(7車立ては)まだ探り探りですね。走りなれているぶん、9車立ての方がいいし、競輪はライン戦だって思っている。疲れもなく、(コンディションは)問題ない」
前回の地元、玉野FIを714着から岩津裕介は、中8日で今シリーズを迎える。
「7車立てだとまた流れが違いますよね、(自力選手の)ペースも違う。(サマーナイトフェスティバルの落車の怪我は)もう影響がないと思います。体調的にも大丈夫です」
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今期は弥彦記念、西武園FIと連続で決勝に進出している渡邉一成(写真)は、仕上がりも良さそうだ。
「弥彦(決勝は)は完全に郡司(浩平)君に力負けですね。(西武園の決勝は)3分戦での2段駆けだと、7車立てはキツいなって思いました。そのあとは雨が続いてたんで、のらりくらりやった。後半の1週間は、天気が良かったんで、最後の方はちゃんと(練習が)できた。(仕上がりは)いいと思いますよ」
西武園FIの決勝でも渡邉と連係した和田圭は、安定した成績を残している。
「細切れですしね、(渡邉)一成さんが仕掛けてくれると思うし、チャンスがありそう。自分の感じは抜群にいい」
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前々回の福井記念では落車で途中欠場を余儀なくされた稲川翔(写真)だが、前回の向日町FIでは711着で優勝を遂げた。
「やりたいことがいい方に出れば、まだ伸びシロはある。自転車に合った体づくりとかをしっかりすればですね。(脇本雄太の番手)そういう位置を回るためにも、ちゃんとしていかないと」
高橋晋也は地元、平のサマーナイトフェスティバルからおよそ1カ月ぶりのレース。
「GIはこれが2回目です。山崎(芳仁)さんが後ろだと安心して駆けられるし、走りやすい。直前はプレオリンピックで(競技の)全種目に出て、勉強になることばかりだった。(競技)大会の経験は数回しかないので、競輪と違って全員の動きを気にしないといけない。駆け引きとかも激しかった。ナショナルチームに参加してちょうど1年。力はついてきています」
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優出した昨年のオールスターでは新田祐大の優勝に貢献した菅田壱道(写真)が、また同じ名古屋の舞台に戻ってきた。
「なによりも(初日は)大槻(寛徳)さんと一緒っていうのが。大槻さんと相性がすごくいいので、それが大きい。直前は雨で乗れなくて不安があるかなっていうのがあったけど、それ以上に疲れが出たんで抜く感じでした」
前回、玉野FIの準決では展開にも泣かされた渡部哲男は、腰痛もあって最終日は欠場の選択をした。
「腰が痛かったんで欠場させてもらいました。体調を整えるのが優先っていうのもあったし、(腰を)ケアしていまは大丈夫です」
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1カ月半ぶりの実戦になる南潤(写真)は、今年初のGIシリーズを迎える。
「和歌山で選手がコロナになってしまったので、濃厚接触者で2週間自宅待機をしていた。練習にも行けないので、自宅にワットバイクがあるのでそれをやっていた。PCR検査を受けて陰性だったので、一昨日、昨日はバンクに入って乗ってきました」
黒沢征治は、前回の西武園初日に1位入線も失格の憂き目。
「前回はフォームは悪くなかったけど、掛かっていなかった。自分が掛かっていれば、(藤田竜矢の)落車もなかったと思う。あと2走したかった。しっかり練習して平原(康多)さんたちと一緒にやってきた。トップスピードを上げる練習をしてきたし悪くないと思う」
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111期、37歳の皿屋豊(写真)は、力をつけて今シリーズにGIデビューを果たす。
「地元2人に任されたし、先行でいければ。いつも以上に調整してきました。金子(貴志)さんとは、前回(の連係で)後方になって失敗してしまったので、今回は頑張りたい。初めてのGIで入口から雰囲気が違うし戸惑っているところもある。緊張もしているけど、しっかりアピールできるように」
昨年のダービー以来となるGIに、地元の山内卓也が気持ちを入れる。
「ここ(の出場)が決まってから、練習はかなり集中してやっていた。成績をそこまで上がってないけど、感触はすごくいい。あとはレース勘が心配なんで、しっかりと集中したい」
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6月の高松宮記念杯ではGI初出場で初勝利を挙げた森田優弥(写真)は、今シリーズが2度目のGI。
「いつも通り練習して感触はいい。名古屋は初めてですね。GIは2回目。平原(康多)さんたちと一緒に練習してきた。仕上がりは、いつも通りですね」
高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルが未勝利に終わっていた渡邉雄太だが、続く前回の岐阜FIを連勝で決勝に進んだ。
「前回の決勝は仕方ない。調子はいいと思うので、2週間くらい普通に練習してきた。名古屋は簗田(一輝)君に先行してもらって、記念優勝したところ。相性はいいと思う」
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前回の高知FIは414着。3日間すべて積極策で最終バックを取り切った島川将貴(写真)は、成績以上のインパクトを残した。
「いままでは7車立てで走りやすさもあってのこの成績。今回は9車なので、そのあたりがどうか。GIとかGIIは初日に変なレースをしてしまうことが多いので、いつも通りに走れれば。(競走得点の)110点は過去最高。(初日は)しっかり(ラインの)3人で決められるように」
小林泰正は、前々回の函館FIで今年初優勝も、前回の高松FIでは島川に先着を許した。
「前回の初日にまったく同じ自力型(島川、松川高大)で戦った。島川君にコテンパンにやられました。9車立てなら流れも変わるしやり返したい。レースが詰まっているので調整程度。状態は悪くないと思う。ライン3車はありがたいし、厚みを生かして攻めたい。(正規での配分の)GIは2回目。前回(のGI)は失格だったので、力を出して走り切りたい」
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前々回のサマーナイトフェスティバルでビッグ初出場の寺崎浩平(写真)が、初日一次予選のトリを飾る。
「自分はチャレンジャーなんで出し切るだけ。このメンバーならプレッシャーもそんなにないし、気負いもない。(最近はいままで以上に)ラインの重要性っていうのを感じるんで、ラインを生かした走りをしたい」
FIでの直近の2場所で成績をまとめている岡村潤は、松坂洋平の番手から一次予選突破を目論む。
「ここに来る前は静岡が開催していて使えなかったので、CSCで練習をしてきた。自分のなかではちゃんと練習ができたんで、いい緊張感で臨めると思います」
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2年連続でファン投票1位に選出された脇本雄太(写真)は、昨年と違い単騎でドリームレースを迎える。
「単騎で人気に応えるのは難しいけど、応えられるように。去年と違って今年はひとりなんで厳しい戦いにはなる。正直、2年連続(ファン投票1位に)選ばれるとは思っていなくて、ビックリしたところはある。それだけ僕に対して期待してくれたっていうことで、本当にうれしく思います」
前回の弥彦記念決勝では渡邉一成を突っ張って先行した郡司浩平は、練習でも手応えをつかんでいる。
「かなり力がついてきているっていう感じがある。(踏める)距離も長くなったと思います。それで(戦法の)幅が広がりますね。相手にもそういうイメージがつけられれば、(相手に)焦りも出てくるでしょうし。ドリームは初なんですけど、こうやってファンの方の支持を得てこういう舞台で走れるのはすごい幸せなことだと思います」
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