前回の弥彦記念はあわやのシーンをつくり準Vの松井宏佑(写真)が、オールスターでGIデビューを果たす。
「初めてのビッグでも気負う感じはないですね。もともと緊張とかはそんなにしないので。あとは1週間前に腰をやっちゃって…。ケアをしてきましたけど。1(レース)1(番車)なんで、1着を狙っていいきます」
サマーナイトフェスティバルを含めてここ3場所で6勝を挙げている山本伸一の動きがいい。
「(最近の成績が)なんでいいのかわからない。レースに対する考え方、(戦法の)幅を広げるために、頭を切り替えた。それ以外は一緒ですね。(松井の)レースは見ているし、(ラインで力を合わせて)全員で粉砕します」
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松岡健介(写真)は5月の平塚記念で通算2度目のGIIIを制覇。その後も高いレベルで成績をまとめている。
「4月の川崎からフレームを換えて、そこからずっといい。1年前くらいに練習メニューを見直したけど、それよりも自転車ですね。稲毛(健太)とは(7月の)富山で2回連係してる。(ともにワンツーで)強いから、あとは仕掛けどころだけだと思います」
前回の静岡FIを585着の芦澤大輔だが、ダービー以来のGIシリーズに気持ちを入れる。
「自分のなかでは調子は上がっている。久々のGIだから頑張りたい。(GIを)テレビで見てばっかりじゃ(笑)。自分は(同県の)杉森(輝大)の後ろですよ」
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思惑通りの調整過程とはいかない様子の小松崎大地(写真)だが、直近の小倉FIを133着でコンディション自体に問題はなさそうだ。
「ちょっと途中でイレギュラーというか、計画的にできなかったところもあった。でも、直前の踏んだ感じは悪くなかった。あとは自力で自分の力を出すだけですね」
その小松崎の番手を回るのは和田圭。前回の西武園記念を2433着。決勝も平原康多ラインの3番手をソツなく追走して、人気ラインでの決着に貢献した。
「西武園のあとは地元が結構涼しかったんで、自分なりに練習はやってきました。だけど、GIだからっていうわけじゃなくて、いつも通りです。前回、セッティングも出たし、自転車に迷いもない。あとは信頼できる(小松崎)大地さんに任せてですね」
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徹底先行で着実に力をつけてきた野口裕史(写真)は、GIデビューのここも積極策に迷いはない。
「師匠(武井大介)には、しょぼいレースだけはするなって言われました。思い切りやるだけです。先行してどうやったら逃げ切れるかの練習はしてきたつもりです。(GIは)どこを走ってもキツいのはわかっている。自分の力を出すだけです。強い人と走れるのは楽しみ。先行してどれだけ通用するのか、どの程度か知りたい」
芦澤辰弘は、前回の弥彦FIを381着。前々回のサマーナイトフェスティバルも456着と一息の成績が続いた。
「(6月の)高松宮記念杯あたりは良かったんですけど。そのあとからダメになった。精神的なものもあるんですかね…。それで無理やり練習をして、オーバーワークの悪循環になった。だから、今回はケアをして休みながら調整をしてきました」
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神山拓弥は前回の立川FIを628着。決勝では、タッグを組んだ山崎賢人の仕掛けに離れた。
「(山崎は)吉田拓矢とかとも違うし、いままで付いたタイプと違いましたね。本当にフォームがきれいで、仕掛け(のアクション)がつかみづらい。なかなか機会がないかもしれないけど、また付いてみたいですね。自分は立川の前の大垣記念が疲れてて、体調を崩した。だから、立川のあとは体の具合をみながらやってきたんで、オーバーワークってことは全然ない」
後輩、山田久徳に前を委ねる稲垣裕之(写真)が、冷静な立ち回りで上位進出を目論んでいる。
「自力でも走ってるし、人の後ろでも走っている。だから(前回の岐阜FIの初日の)単騎でも問題はない。もちろん、まだまだっていうのもありますけど。フレーム選びから、それなりに考えてやってきた。(3場所前の)玉野から弥彦まではオーバーワークだったけど、(今回は)疲れをしっかり抜いてきた」
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前回の大垣記念から3週間近く空いた佐々木豪(写真)は、ゆとりのローテーションで自信を取り戻した。
「20日間、空いたんで、しっかり気持ちからつくり直してきました。それまでは気持ちが切れかけてた。どんな練習をしても、気持ちが大事ですから。ここに向けてやって、いい状態できてます。GIで周りのレベルは高いけど、自分も仕上がってる」
渡邉一成は、前回の玉野FIで昨年7月のサマーナイトフェスティバル以来の優勝。オールスターに弾みをつけた。
「前回は優勝ができたし、課題を残して終わるよりは良かったですね。思うようにレースを動かせているんで、今回もそういう風にできたらいい」
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松本貴治(写真)は3勝をマークした前々回の弥彦記念から自転車を換えて手応えをつかんでいる。
「弥彦で新車にしてすごく感じがいい。前回(小倉)より状態もいいと思う。去年のオールスターの一次予選も(渡部)哲男さんと一緒だった。その時は哲男さんが1着で、自分がダメだった。だから今回はしっかり(自分も)。この1年間で脚も上がってると思うんで」
静岡FIを461着の近藤隆司は、しり上がりに調子を上げて、最終日に勝ち星を挙げた。
「静岡は風が強かったのもあったけど、体が重かった。2日目はとくにここ最近では一番(体が重かった)。最終日になってようやく良くなってきた」
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山崎芳仁(写真)は、前回の平FIで昨年1月以来のV。地元優勝で加速をつけて、3度目のオールスター制覇に臨む。
「(7月の小松島記念の前に)腰を痛めていたけど、それもケアをして、もう不安なく走れている。前回も地元だったし、なんとか(優勝)っていう感じでした」
直近の3場所は優出を逃している阿竹智史の状態はどうか。
「地元の小松島記念が終ってから、首と腰の方の具合が良くない。とくに腰の方が…。だから、あまり力んで走らないように、気をつけている」
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吉田拓矢は前回の小倉FIを3連勝の完全Vにも、おごることなく気を引き締める。
「GIで勝たないと意味がないですから。(小倉から)結構、日にちが空いたし、いい練習ができました。夏バテ気味になったけど、それももう大丈夫。(3車のラインは)大きいんで、しっかりと仕掛けていきたい」
サマーナイトフェスティバルの初日に吉田とワンツーを決めた木暮安由(写真)も、前回の静岡FIを優勝。好ムードでGIを迎える。
「(吉田とは)だんだん相性が良くなってきてます。本当に強いですから。前回は体が重いなかで優勝できたんで自信になった。そこから中4日だったんで調整ですね」
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113期のルーキーチャンピオンで同期でただひとり記念を制覇している宮本隼輔(写真)が、初日の一次予選のトリを務める。
「(初GIでも)全然なにも変わらない。名古屋にしても初めてだけど、どこに行ってもクセがどうとかはないんで。(20走連続で最終バックを取っていて)初日もバックを取れればいいし、取れるように駆けるけど。取れなくても(問題はない)」
2月松戸FIでは宮本をくだして優勝を飾った岩本俊介が、こう口を開く。
「松戸は松井(宏佑)君の番手だった。自力では(宮本に)勝ったことがないんで、自力でも勝てるように。前回から空いたんで、バンクに多めに入って練習をやってきた」
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初のファン投票1位でドリームに選ばれた脇本雄太(写真)は、その重みを感じながら久々の実戦に気持ちを込める。
「(ファン投票1位ではなくてドリームに選ばれた時と)期待度が違いますから。内容と(結果の)両方を求められる。だから、難しいですね。(ナショナルチームでのトレーニングで)1回体をつくり直す機会があった。目標設定が(競技の10月の)アジア選手権なんで、上積みがどのくらいあるのか…。もちろん出るからには(優勝)っていうのがある」
平原康多は、新車を投入した前回の西武園記念を7111着で優勝。
「(新車は)大当たりっていうのは、これからでしょう。そうじゃないとこれで終わってしまうんで。(新車の)なにが違うって言ったら、スピードの乗りですね。そこが全然違う」
GIデビューだった昨年のオールスターで優出の山崎賢人は、ドリームから2度目のオールスターのスタートを切る。
「(前回の立川は)力不足でした。まだ物足りなさはあるけど、ここに向けていい刺激になった。そのあとは久しぶりにいい練習もできたし、ちゃんと疲れも抜いてきました」
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