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検車場レポート

  • 9/2 Wed.  (前検日)
  • 9/3 Thu.  (1日目)
  • 9/4 Fri.  (2日目)
  • 9/5 Sat.  (3日目)

1R

選手の写真です。
高橋和也選手
 オープニングレースに1番車で登場するのは、前々回の富山FIで優勝を飾った高橋和也(写真)だ。
 「福井記念も富山記念も1レース1番車でした…(苦笑)。ちょっと朝が早いですね。前々回(富山FI)は良かったけど、前回(大垣FI)は思ったより動けず、消極的なレースになってしまいました。今期はここまで流れも良かったし、脚自体は悪くないと思います」
 酒井拳蔵は前回の大垣FI初日に、5月広島FIで復帰後初白星を挙げた。
 「状態は悪くないんですけど、レース的には良くないですね。行けるところでしっかり行くってことを心掛けて走りたいと思っています。力でねじ伏せるっていうレースができてないんで、それができるようにしたいです」

2R

選手の写真です。
取鳥雄吾選手
 7月高松FIで今期3V目をゲットした取鳥雄吾(写真)は、オールスターでも後半戦で2連対を果たした。
 「前回(小倉FIで417着)は、甘さが出てしまいました。調子自体はずっと良いです。今までは自信しかなくて、脚がなかったんですけど、最近はその脚がちょっと付いてきたかなって思います」
 その好調な取鳥を目標にするのが橋本強だ。
 「(取鳥)雄吾とは何回も連係してるけど、最近は調子が良さそうなんで、あのダッシュにちぎれんように頑張ります。(自分自身は)オールスターから(中16日で)日にちが空いていたので、練習はしっかりやってきました」

3R

選手の写真です。
皿屋豊選手
 皿屋豊(写真)は、GI初出走のオールスターで5273着。強敵相手に2度、確定板入りを果たした。
 「なかなか思うようにはいかなかったですけど、徐々に力は付いてきているのかなと思います。オールスターのあとすぐに福井だったんで、疲れはあったんですけど、そこは取って来れました。調子は良いと思います」
 前期まで京都登録だった田頭寛之は、結婚を機に千葉へ移籍。前回、補充の松戸記念では3日目の選抜戦でS級初勝利をつかんだ。
 「この流れをムダにしないように走りたいです。やってきたことは間違いじゃなかったので、この戦法(先行)で今後も頑張っていきたいです。(元ホームバンクでの記念は)僕が勝手に舞い上がっていますね(笑)。もしかしたら、いつも以上の力が出るかもしれないんで頑張りたいです」

4R

 オールスターは499着だった稲毛健太だが、今回は立て直せているようだ。
 「オールスターの前は2日間しか練習ができなかったので、レース勘だけですね。7車立ては福井記念しか走ってないけど、悪くはなかったと思います。今回は普通に練習してこれたので、前回(オールスター)よりは気持ち的にも、感じ的にも良いと思います」 
 前々回の川崎FIは決勝2着だった大石剣士だが、前回の静岡FIは151着と準決勝で敗れてしまった。
 「前回は地元戦で優勝を狙いすぎでダメでした。この後は地元(伊東)で共同通信社杯があるので、積極的な気持ちを忘れずに走って、今回で勢いをつけたいですね。ここまでに練習もしっかりできたし、休養も取れました」

5R

選手の写真です。
森田優弥選手
 オールスターは一次予選で敗退となった森田優弥(写真)。その敗因をこう分析する。
 「オールスターは楽しかったんですけど、調整ミスでした。(前々回の)玉野FIはやり過ぎて疲れていたので、オールスターは緩めて行ったんですけど、緩め過ぎてしまって力が入らなかったです。今回は普通に練習をして、いつも通りにやってきました。先行で頑張りたいです」
 小林大介は、サマーナイトから3場所連続で森田と連係している。今回ももちろん森田に付けて1着を目指す。
 「森田君には9車立てでも、7車立てでも付いているけど、7車立てになると森田君のスピードがさらに生かされるので、まずはしっかり付いて行くことに集中しないといけないですね。(自分自身は)毎年、夏場は苦手なんですけど、今年は考えながら順調にこれているかなと思います」

6R

選手の写真です。
元砂勇雪選手
 7月福井FIで約5カ月ぶりに優出した元砂勇雪(写真)は、続く富山記念でも決勝にコマを進めた。
 「(好調の原因は)4月の終わりくらいから、有酸素トレーニングを始めたことですかね。左肩の亜脱臼でモガけなかったので、そういう練習を始めました。最初のころより数値も上がっているし、レースでも道中が楽になったと思います。久々の全国あっ旋なんで、行けることろまで頑張りたいです」
 7月別府FIで落車した森山智徳は、徐々に調子を取り戻している。
 「落車の後は感じが悪かったけど、前回(高知FI)で戻ってきた感じがあって、最終日は1着を取れました。今回も仕掛けられれば、大丈夫かなと思います。高知からは中4日だったんで、休んで軽く練習してきました」

7R

 オールスターは未勝利に終わった三谷竜生だが、続く大垣FIは準決勝を1着で突破。今回は初日から力の違いを見せたい。
 「オールスターは自分が思っていたよりダメだったので、意識してまたしっかり練習していかないといけないなって思いました。大垣はむちゃくちゃ良いって感じではなかったんですけど、最終日は失敗してしまったので、そこを考えてミスしないようにしないと。練習はいつも通りしてきました」
 6月松阪FIの落車から欠場が続いていた西岡正一は、今回が復帰2戦目となる。
 「7車立ての競輪は難しいですね。自分のラインが2車で、そこそこ脚がある自力が3番手に入っちゃうと、脚を溜めてまくられてしまう。その分、自分が仕事をするなりしないとダメですね。初日は(三谷)竜生にお任せです」

8R

選手の写真です。
畑段嵐士選手
 オールスターでGI初出場を果たした寺崎浩平は、続く福井FIを無傷で優出。しかし、決勝は渡邉一成に突っ張られて7着に敗れた。
 「作戦通りの前が取れなくて、想定外の展開になりました。結局、合わされてしまったので悔いの残るレースでした。(オールスターは)予選は良い走りができたんじゃないかなと思います。準決勝と最終日はいろんな人にアドバイスをもらったので、同じことをしないようにしないと。ここまで先行にこだわってこなかったけど、先行もできてこそ、まくりが生きてくるので、その時の後ろ攻めが課題ですね。今回は実りのある4日間にしたい」
 畑段嵐士(写真)は追加で地元記念に参戦。初連係の寺崎に付けて白星スタートを狙う。
 「オールスターを走って徐々に上向いてきたのかなと思います。今回の追加は8月28日に来ました。元々、日程的に空いていたので練習はできています。(寺崎に)付いたことはないけど、レースを見ていたら離れている人もいるので、ちぎれないように頑張ります」

9R

選手の写真です。
村上義弘選手
 オールスターは落車で途中欠場となった平原康多だが、前回の松戸記念は6112着で準V。体調面にも不安はないようだ。
 「松戸の初日は自転車とのマッチが悪かったけど、日に日に修正できました。その時の状態の最高に良いところまで持っていきたかったので、それはできたかなと思います。練習もできていますし、体に違和感もないです」
 佐藤慎太郎は前回の小田原記念の決勝で落車。中2日で今シリーズを迎えるが、状態面はどうか。
 「全身打撲。痛みとかは取れているんで大丈夫です。中2日なんで、違うフレームを持ってきました。今回は、今まで使っていたフレームのベースとなっていたもの。オールスターまでは調子が良かったけど、落車してゼロになったので、また積み上げていきたいです」
 地元の村上義弘(写真)は、近畿地区から唯一、初日特選スタート。欠場となった地元勢の分までファンに熱い走りを届けたい。
 「(オールスターは準決勝で)落車もあったんで、なんとも言えないですけど、できる限りのことはやってきました。(初日特選は)なんとか自分で活路を見出していきたい。この大会は70周年で、僕が初めて平安賞を獲ったのが20年前。今年はメモリアルなんで頑張りたいです」

1R

選手の写真です。
門田凌選手
 打鐘手前で先頭に立った門田凌(写真)に酒井拳蔵はすぐさま反撃に出るが、中井護が踏み出しで離れてしまい、最終1コーナーで門田が酒井の番手にはまる。室井健一のけん制もあって高橋和也の車の出は悪く、2センターから踏み込んだ門田が復帰戦で白星スタートを切った。
 「(酒井を)本当は出させん形の方が良かったけど、そんなに上手くはいかんかったですね。(番手にはまってからは)後ろを見てタイミングで行こうと思ったら、(酒井)拳蔵も脚を溜めとる感じでガクッとバックを踏む感じになりました。(キーンベック病からの)復帰戦で1着が取れたのは良かったんですけど、思ったよりキツかったんで、ちょっとずつ戻していかんと」
 番手の室井健一も今回が復帰戦だったが、きっちり門田に続いて四国ワンツーが決まった。
 「僕は前(門田)次第でした。(門田に付いている感じは)普段通りですね。欠場する前くらいには戻っています。久々に走ったけん、明日(2日目)に疲れが残るかもしれん(笑)」

2R

選手の写真です。
竹内智彦選手
 赤板過ぎで先頭に立った小川賢人を、1センターで取鳥雄吾が押さえて先行態勢に入る。徐々に踏み上げる取鳥に対して、最終1コーナー6番手から佐藤博紀が仕掛けるが、橋本強のブロックで落車。橋本も失速して取鳥から離れると、竹内智彦(写真)が自ら踏み上げて取鳥を追い、ゴール手前で交わした。
 「暑いですね。宮城が涼しかったから余計に。前受けから脚を使わずに佐藤君らしいレースをするのが作戦だった。良いスピードでしたね。落車のところは橋本君がもってくると思っていたし、見えていた。落車を避けてからはまくれちゃうと思ったけど、取鳥君に合わされました。踏み直された。1着は取れているので調子は良いと思います」
 取鳥雄吾は最終バック手前から援軍を失う形になったが、懸命に踏み直して2着に粘った。
 「後ろ攻めから切ったところで先行しようと思っていたから、小川さんが(佐藤を)切ってくれて良い形でしたね。でもキツかった。風が若干ある。バンクの感じ的に押さえ先行は厳しいかも。カマシが効きそうですね。橋本さんが引っかかっていたから、後ろから誰か来ると思ったら竹内さんが来ました。合わせ切れなかったですけど、調子は良いです。明日(2日目)は1着を取る」

3R

選手の写真です。
皿屋豊選手
 皿屋豊(写真)にフタをした田頭寛之は、打鐘の2センターで才迫開を叩いて主導権を握る。皿屋は冷静に5番手で脚を溜めると、最終2コーナーから一気に仕掛けて豪快に前団をまくり切った。
 「(フタをされたが)田頭君は行くタイプなので、そこは落ち着いていました。5番手だし、3、4コーナーとホームは向い風だったんで、そこまでカカらないだろうと思って。踏み出した感じは一歩目から届く感じでした。今回の仕上がりなら戦えるなっていうのがあったんで、2日目以降も集中して走ります」
 皿屋の踏み出しに車間が空いた近藤龍徳だが、なんとか食い下がって2着に入った。
 「完全にちぎれました。皿屋さんを追いかけただけです。今日(初日)走った感じはイマイチ。ピリッとしないです。セッティングはいじらないけど、気持ちを修正します」

4R

 赤板過ぎに前団を切った上野優太に対し、大石剣士は稲毛健太を下げさせて中団を確保。そして、大石はすぐさま打鐘で巻き返す。一気に叩いてペース駆けに持ち込むと、最終ホームから反撃に出た稲毛健太を完璧に合わせて逃げ切った。
 「出てからはほぼ流さずに踏んだ。後ろが見えていなくて、気にせずに駆けました。稲毛さんが見えたけど、合わせる感じではなくて、徐々に踏み上げる感じで自分でペースで踏んでいた感じですね。感触は結構良かったですね。タイムも良いし。向日町は初めてだけど、走りやすかった。風も気にならず」
 白戸淳太郎は大石の加速に口が空きかけ、上野にからまれるも番手を守り切った。
 「大石君があんなに強くなっているとは…。口が空いても大石君は出切ってから流すから追いつけると思ったのに、全然、流している感じがなくてきつかった。上野君にからまれたけど、意地で付いていった感じですね。4日分を出し切りました。調子は悪くないけど、力がないですね」

5R

選手の写真です。
久米良選手
 森田優弥を押さえた滝本泰行が、打鐘の2センターから踏み上げて先行勝負に出る。6番手まで下げた森田は、最終2コーナー手前からスパート。同時に中団の松岡篤哉も仕掛ける。久米良(写真)はバックで大きく車を振って松岡をけん制すると、その勢いのまま自力に転じてまくり出し、別線を合わせ切って白星をゲットした。
 「タッキー(滝本)のお陰です。森田が来たら、行かせて3番手でも良いやろって話していたんですけどね。(松岡に)もっていった時に(滝本の番手に)戻りたかったけど、車輪がかかってたので、ごめんと思いながら踏ませてもらいました」
 最終バックで久米の後ろに切り替えた有賀高士が2着に突っ込んだ。
 「滝本君がガンガン踏んでくれたお陰で(森田が)構えたから、あとは(松岡の)まくりに付いていくことだけを考えていました。前走(松坂FI)の最終日の2着も、コース取りだけでだった。脚の感じは底の状態から、あとは上がっていくだけなので」

6R

 後攻めの桐山敬太郎が赤板で上昇。桐山は、元砂勇雪の外に車を併せ込んで中団位置を奪おうとするが、元砂も引かない。体をぶつけ合ってやり合う2人に対し、正攻法の森山智徳は打鐘2センターで誘導を切り、そのままペースを上げて先行勝負に出る。紫原政文の好援護も受けて軽快な踏み直しで押し切った。
 「前受けからいこうと思っていた。中団がごちゃついたので、ヨシヨシと思いながら誘導を使わせてもらった。そこからはペースで駆けようと。カカりは良かったと思うし、巧く駆けられたと思う。最後まで踏めました。脚を使わずに練習みたいな感じだったけど、この1着は自信になりますね」
 紫原政文は、3番手を守り切った元砂のまくり追い込みを2センターで好ブロック。森山としっかりワンツーを決めた。
 「最後は直線が短かったですね。元砂君をもっていったときに桐山君が内にくると思ったら案の定、内に来ていたから直線で内を締めながら走った。直前のレースの有賀(高士)さんの2着で気合が入った。今回は正念場と思っているので、準決勝にはいきたいですね」

7R

選手の写真です。
高原仁志選手
 赤板の2コーナー手前で宗崎世連が阿部大樹を押さえて主導権を握る。前受けから6番手に下げた三谷竜生は、打鐘の2センターからスパートして宗崎を飲み込むが、番手の西岡正一が高原仁志(写真)のけん制で離れる。高原は最終1センターで三谷にスイッチすると、最後は直線で鋭く追い込んで白星を挙げた。
 「(宗崎が)先手を取ってくれたんで、展開に恵まれました。(西岡をけん制したあとに)宗崎を迎え入れたら、次は3コーナーの上りで出ていかんといけんことになるから、そこは踏ませてもらいました。ダービー王(三谷)にスイッチして抜けているんで悪くないと思います」
 高原を追いかけた単騎の石田洋秀の後ろから、阿部大樹が伸びて2着に入った。
 「展開は予想通りになったんですけど、三谷さん任せになっているのは悔しいですね。最後も、もうワンテンポ早く行けたら良かったんですけど、自信がなくて行けなかったです。体と自転車には問題ないですね」

8R

選手の写真です。
寺崎浩平選手
 前受けの寺崎浩平(写真)を曽我圭佑が赤板過ぎに押さえると、寺崎は下げて4番手。一本棒の打鐘から寺崎は一気のカマシで反撃に出た。抵抗する曽我を最終ホーム手前でねじ伏せた寺崎には畑段が懸命に続き、曽我以下はあっと言う間に置き去りに。寺崎はゴール前で詰め寄る畑段も4分の1輪退けて逃げ切った。
 「前受けの作戦でした。2分戦でライン3車だったし、早めに出切ろうと思っていた。得意パターンでしたね。畑段さんをつけてギリギリだったけど、差されずに1着取れたので、自信になる。脚も仕上がっている。オールスターに比べると暑くないのでコンディションは問題ないですね。一走して手応えがありましたね」
 畑段嵐士は踏み出しで少し口が空くも付け直してゴール前で迫った。
 「ゴール前はキツかったですね。追いつくまでに脚を使っていたのでしんどかった。寺崎君は4コーナーぐらいからいい加速をしていた。3コーナーで失敗して口が空いてしまった。明日(予選2)はまた頑張りたい」

9R

選手の写真です。
佐藤慎太郎選手
 最後方から動いて先頭に立った村上義弘を、赤板の2コーナーで山田英明が押さえる。5番手の平原康多は打鐘から巻き返すと、最終ホームで山田を叩いて主導権を奪取。最後はピタリと続いた佐藤慎太郎(写真)がきっちり抜け出して初日特選を制した。
 「(平原が)思い切って行ってくれたので、ありがたかったですし、自分も仕事をしないといけないなと。もうちょっと引き付けられたら良かったですけど、周りを見る余裕が今日(初日)はちょっとなかったですね。落車のダメージは大丈夫そうです」
 逃げ粘った平原康多が2着でラインワンツーが決まった。
 「前々回(オールスター)の落車ですごい良くなかったんですけど、走るたびに良くなっていると思います。もうちょっとモガき切りたかったですけど、(山田が)飛び付きそうだったので。徐々に良い状態に近づいていますね」

1R

選手の写真です。
酒井拳蔵選手
 赤板の2コーナーで森山智徳が酒井拳蔵(写真)を押さえて主導権。皿屋豊は最終ホームから反撃に出るが、森山も懸命に踏み上げて皿屋を合わせる。酒井は2コーナーで皿屋の後ろに追い上げると、直線で森山と皿屋の間のコースを鋭く突き抜けた。
 「外枠だったけど7車だし、(残り)2周で一回切ったら、もう一回チャンスがあるやろうと思っていました。いつもの皿屋さんなら行くって思ったところより先に行こうと思って動きかけたんですけど、ちょうど同じタイミングで森山さんが駆けたんで、3番手に戻りました。初日と2日目の内容が違いすぎるので調子が良いのかは分からないですね」
 皿屋を合わせ切った森山智徳が2着に逃げ粘った。
 「先行するつもりはなかったんですけどね(笑)。皿屋さんを待ってたんですけど、来んねと思って(打鐘の)2センターくらいで腹をくくりました。こんなに先行して明日(3日目)から大丈夫かな…。まあでも、ケアする時間はいっぱいあるんで」

2R

選手の写真です。
三谷竜生選手
 赤板の1コーナーでハナに立った門田凌を、打鐘の2センターで松岡篤哉が叩いて先制。前との車間を空けた三谷竜生(写真)は最終1センター5番手からスパートすると、豪快に前団を飲み込んだ。
 「このメンバーなら前受けした方が、やりやすいかなと思った。脚のピッチが合ったところでいこうと思っていた。もう少し脚は欲しいが、1着取れたので問題ない。練習はしっかりしてきたからその疲れがあると思うけど、開催中に抜けて良くなっていくと思う」
 松岡マークの近藤龍徳は、後続をけん制しながら3コーナーで前へ踏み込んで3着に入った。
 「良いところがないですね。門田君が来たのは分かったけど、三谷さんが来たのは見えてなかった。自転車の流れが悪いですね。修正できていない。それに体も重たいです」

3R

選手の写真です。
竹内智彦選手
 5番手から上昇してきた松岡貴久を、才迫開が赤板で突っ張る。松岡は一車下げて、前反祐一郎と外併走で打鐘。才迫が徐々に踏み上げると、3番手内の竹内智彦(写真)は外の中村良二を飛ばして松岡後位にスイッチ。2センターから一気に踏みこんで、直線で逃げる才迫をとらえた。
 「(才迫の突っ張りは)想定内でした。それが一番堅いでしょ。バックくらいから踏みたかったけど、我慢していました。(松岡)貴久も後ろから見ていて脚に来てるなって感じだったし、才迫が前を取れば勝機はあるなと思っていました」
 外併走を凌いだ松岡貴久は3着でゴールした。
 「厳しい番組でしたね。誘導員を切らせたあとは、(才迫)開の攻め方次第でした。開もできるだけ駆けたくない感じだったし、(前反を)キメたくてもキメられず脚を使ってしまいました」

4R

 赤板過ぎに取鳥雄吾が鈴木裕を突っ張って主導権をキープする。5番手に戻った鈴木は反撃のタイミングをつかめず、取鳥の先行で最終ホームを通過。2コーナーから強引にまくった鈴木は3番手まで。取鳥が逃げ切りで、勝ち星を挙げた。
 「突っ張りは得意じゃないけど、鈴木さんを突っ張っちゃえば、もう誰も来ないですから。わがまま言って突っ張らせてもらった。それにバンクが重たいからカマシでもタイムが出ていない。バンクコンディションが悪いんでしょうね。踏めているけど、苦しいですね。調整しないと。でも、調子は良いですよ」
 取鳥に1輪差まで迫った室井健一が、2着で中四国ワンツー。
 「予想通りの感じやったね。追走は問題ないけど、抜きにいったらあかんね。抜けるんちゃうかと思ったけど、強いね、前が。連日、前が頑張ってくれている。あと少し何かが足らんけど」

5R

選手の写真です。
畑段嵐士選手
 打鐘の2センターで5番手の田頭寛之が内に切り込み、スピードを上げない滝本泰行をすくって主導権を奪取する。番手にはまった滝本は最終2コーナーからすぐさま巻き返して先頭に立つが、その外を大槻寛徳がまくって迫り、その後ろに切り替えていた地元の畑段嵐士(写真)が鋭く伸びて白星を挙げた。
 「落ち着いてはなかったけど、余裕はありました。内は追い込み屋がいっぱいいたし、詰まるのは嫌なので、外を踏んで力を出しきろうと思いました。手応えはないですけど、初日よりは今日(2日目)って感じで上向いているとは思います」
 滝本の番手から伸びた池田良が2着に入った。
 「タッキー(滝本)が落ち着いて仕掛けてくれて展開は良くなったんで、1着を取らないといけなかったです。でも、最近はずっと調子が悪かったけど、ちょっとずつ見えてきたのかなと思います」

6R

選手の写真です。
山田英明選手
 桐山敬太郎が赤板2コーナー手前で飛び出すと、山田英明(写真)は4番手で態勢を整えて打鐘の2センターから反撃に出る。懸命に合わせる桐山を最終ホーム過ぎにとらえた山田が、ラインの2人を連れて逃げ切った。
 「紫原さんにはかわいがってもらっていたし、相談とかもしていて尊敬する先輩。だから決まって良かった。明日(準決)からは上位陣との戦いだから気持ちを切り替えないといけないですね。(2日目は)自分が飛び付くときのことを考えて、やられたら嫌な走りをしようと思っていた」
 山田のスピードに食らいついた紫原政文が2着に流れ込んだ。
 「えらい山田君が気を遣ってくれたね。飛び付かせないように行ってくれたのは、うれしかったですね。特別(GI)で戦う選手は違いますね。記念の準決勝は去年の久留米以来ですかね」

7R

選手の写真です。
大石剣士選手
 赤板の2コーナー手前で宗崎世連が高橋和也を押さえて先行態勢に入る。6番手の大石剣士(写真)は打鐘の3コーナーから反撃に出ると、最終ホームで一気に宗崎を叩いて先頭に。きっちり続いた佐藤慎太郎の絶好の展開かと思われたが、大石は直線でも懸命に踏み直して力強く押し切った。
 「まさか逃げ切れるとは思ってなかったですね。(佐藤と)2人で決まれば良いなと思っていました。SSを付けるのが初めてだったし、チャンピオンなので緊張しました。最近の状態からは変わってないけど、力は付いてきているのかなとは思います」
 佐藤慎太郎は大石を交わせず2着でゴールした。
 「(大石が)思った以上に強かったですね。まだ踏み上がっていく感じでした。きっちり交わさないといけなかったんで、お客さんには申し訳ない。絶好調ではないけど、悪くはないと思います」

8R

 前受けの森田優弥は赤板で曽我圭佑を出させるが、1センターで九州勢をすくって主導権を奪う。隊列を一本棒にして森田が逃げると、番手の平原康多は後続をけん制して最後はきっちり抜け出した。
 「先行の形になったら、自分がどれだけ頑張れるかと思っていた。やれることは最大限やろうと思っていたので。(森田と)初連係じゃないから、どんな風にスピードが上がるのかとかもつかめている。よく一緒に練習したりもするので。頑張りに応えられたと思う」
 森田優弥は先行策で持ち味を発揮して2着に粘った。
 「全て平原さんのお陰です。勝ち上がりとかは意識せずに行くとこで仕掛けようと思っていたけど、平原さんが後ろで緊張もあって、どうやって先行するんだっけって感じに少しなった。完全に曽我さんが内を見ていなかったので、(内に)行きました。修正するところは色々とありますね。体的には問題ないです」

9R

選手の写真です。
寺崎浩平選手
 赤板で上野優太を出させて3番手に下げた寺崎浩平(写真)は、打鐘手前から一気にスパートして上野を叩く。近畿ライン3車で出切って最終回へ入ると、その後も寺崎がハイペースで逃げて番手の村上義弘を振り切った。
 「正直、後半はキツくて末が甘くなるかと思ったけど、踏み直せたので良かったと思います。カカリも悪くなかったし、ペースに入れてからもゴールまで踏めました。福井記念は準決勝で失敗しているけど、最近は流れも良いので、今回は自分のタイミングでしっかり仕掛けたいです」
 村上義弘は寺崎に迫るも2着でゴールした。
 「(最終)バックの感じと2センターで踏み直した感じで、抜くのは厳しいなと思いました。ファンが生で見てくれているので、なんとかファンの前に立ちたいと思っておもいっきり抜きに行きましたけど…。まだチャンスはありますし、あと2日、微調整をして準決勝、決勝とつなげたいです」

7R

選手の写真です。
畑段嵐士選手
選手の写真です。
山田英明選手
 後ろ攻めの酒井拳蔵は、中団の森田優弥にフタをしてから山田英明を一気に叩いて先行態勢に入る。6番手になった森田は最終ホームから巻き返すが、1センターの山田のブロックで失速。三谷竜生は2コーナーから番手まくりに出て後続を振り切るも、バックで斜行して酒井を落車させてしまい、三谷に迫った地元の畑段嵐士(写真)が1着に繰り上がった。
 「(酒井)拳蔵が主導権を取るって言ってくれたので。ただ、三谷先輩が失格なのは残念です。(自分の状態は)日に日に練習の疲れが抜けて、良くはなっていると思います。(地元で)決勝に上がれて良かったです」
 山田英明(写真)は森田を止めたあと、最終2コーナーから畑段の内を踏んだが、酒井の落車もあってコースがなく、畑段の後ろに付け直して2着に入った。
 「(最終)ホームで仕掛けたかったけど、脚と気持ちが折り合わなかったです。余裕がなかったですね。森田君をブロックしたら詰まっちゃったんで、このバンクでバックを踏んだらどうしようもないんで内に行きました。(3走して)苦しいですけど、今自分ができることをして戦っていこうと思っているので、決勝に備えて調整します」

8R

選手の写真です。
取鳥雄吾選手
選手の写真です。
高原仁志選手
 打鐘で先頭に立った平原康多を、取鳥雄吾(写真)が2センターで一気に叩いて先制。ハイスピードで逃げる取鳥に対して、最終1センターから反撃に出た森山智徳は不発。脚を溜めた平原は4コーナーから踏み出したが、バックから内に進路を取った松岡貴久に飛ばされて伸びを欠き、逃げた取鳥が後続を振り切って決勝進出を決めた。
 「めちゃめちゃ苦しかったです。(初手の位置は)中団でも良いかなと思ったけど、平原さんに脚を使わせたかったので前受けにしました。すごい先行屋みたいなレースをしていますね(笑)。すんなり出させてもらえたのは大きかったです。調子は良い。結果が付いてきている」
 番手の高原仁志(写真)が続いて、中四国ワンツーが決まった。
 「取鳥君がよく頑張ってくれた。それに尽きる。取鳥君の持ち味を出してくれて、行けるところでよく行ってくれました。後ろに平原君が入っているのが分かったので、気が気ではなかったですね。取鳥君は上手く踏み直していた。最後は3、4着に沈んだかと思いました」

9R

選手の写真です。
鈴木裕選手
選手の写真です。
近藤龍徳選手
 赤板手前から動いた大石剣士が、前受けの寺崎浩平を押さえて主導権。5番手に下げた寺崎は打鐘から踏み出すと、最終1コーナーで大石を叩いて先頭に躍り出る。大石が力尽きたと見た鈴木裕(写真)は2コーナーから自力に転じてまくり出し、直線で一気に前団を飲み込んだ。
 「ジャンでキツかったんで、寺崎が来るとは思わなかったです。(寺崎に)行かれてからは、大石を入れようと思ったけど、スピード差があり過ぎたので切り替えました。大石の頑張りがあって脚を使わずに切り替えられたから、1着を取って応えようと思いました。3コーナーで踏んだら伸びがすごかったので、仕上がっていると思います」
 目標の皿屋が鈴木に乗る展開になった近藤龍徳(写真)は、最終2センターから内のコースを踏んで2着に突っ込んだ。
 「(皿屋が)もし俺がダメなら、タツは内に行ってくれていいからって言ってくれて、躊躇なく入っていけました。でも3日間、良くないですね。良いところが何もない。オールスターが100なら、今回は20くらい。分からないものですね」