オープニングレースは1番車の島川将貴(写真)に期待が集まる。前回の9月名古屋FIは準優勝。調子、成績とも右肩上がりだ。
「名古屋(の決勝)は自分から展開を悪くしちゃいましたね。でも、体的にはいいと思います。体のケアをしっかりするようになったのと以前はウエイトもやっていたんですが、最近は自転車に乗る練習がほぼ10割になって、良くなってます。1レース1番車は何回かあります。しっかり力を出し切ります。今回は決勝にいきたいですね」
佐々木則幸はケガから復帰2場所目。通算400勝にリーチをかけている。
「前回の復帰戦は地元(高知)で何とか決勝に乗ることができました。落車で手首を痛めたんですが、良くなってます。400勝は地元の決勝戦で決められれば良かったんですけどね。初日は島川君が強いんで、しっかり付いていきます。この4日間で1勝して達成できればいいですね」
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横山尚則(写真)は直前の地元取手FIで優出。それから中3日でも不安はない。
「前回の地元戦はしっかり走れたと思います。開催中にしっかり修正もできました。中3日で状態は変わらないですね。今年の前半は悪くて、(S級)1班の点数も取れなかったんですが、少しずつ良くなってます」
今野大輔は前回の9月大宮FIで今期初優出を果たした。今シリーズは新フレームで挑む。
「大宮は決勝に乗れたんで、うれしかったです。それから中20日空いたんで、いろいろやってきました。一番大きいのは自転車をチェンジしたことですね。練習の感じは良かったんですけど、ギア比も変えるので、あとは走ってみてどうかですね」
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川口聖二は8月弥彦FIで落車負傷。今シリーズは1カ月半ぶりに実戦を迎える。
「左鎖骨を骨折しました。手術して退院してから、やれることはやってきたつもりです。この1週間は普通にもがけるようにはなりました。でも、恐る恐るという感じはありますね。乗っている感じも違和感はあります。フレームは弥彦の落車で潰してしまったので、今回は新車です。頑張るだけですね」
嶋津拓弥はその8月弥彦FIで通算2度目のS級優勝を飾った。前回の西武園FIは勝ち上がりに失敗したが、状態面に問題はない。
「弥彦で優勝して、練習もやる気が出ています。西武園はダメでしたけど、調子はだいぶ良くなってます。初日はライン3車なんで頑張りたいですね。いいレースを見せられるように」
伊藤裕貴は8月名古屋オールスター、9月松阪の共同通信社杯と地元地区のビッグレースで大敗が続いた。
「ずっと良くなかったですね。練習はしっかりしてたんですけど、なにか出し切れてない感じがありました。練習で追い込んでやっているつもりが、追い込めてなかった。前回の共同を走って、そのことに気付くことができました。終わってからその辺りを意識して、練習で刺激を入れてきました。これで体もどんどん変わっていくと思います。今回はセッティングも大幅に換えます。それで良くなってくれれば」
小川賢人は9月西武園FIで今期初優出。7月の落車から立ち直ってきた。
「落車で骨折はしなかったけど、擦過傷と打ち身があって、良くなかったんですけど、体がだいぶ動くようになりました。調子は上がってますね。力を出し切れば結果がついてくると思えるようになりました」
山中秀将は本来のスピードが戻ってきた。今期初の初日予選スタートで取りこぼせない。
「6、7月と1カ月で3本走って、今月もこれが3本目。しんどいですけど、休んでられないですからね。ちょくちょくフレームやセッティングは変えているけど、大きく変わることはないし、一番は脚力の底上げをしないといけない。良くなるように、できる限りのことをしています。初日は細切れなんで、行けるところでしっかり仕掛けたいと思います」
阿部力也は今期に入って優出回数が増えるなど差し脚が切れている。
「最近は自力選手が本当にいいレースをしてくれるので、それで自分にチャンスが生まれているんだと思います。調子は悪くないし、徐々に脚力も上がっている感じもあります。初日は根本(哲吏)さんに任せます。連係はかなり久しぶりです」
飯野祐太(写真)は前回の別府FIの準決勝、決勝と売り出し中の嵯峨昇喜郎の番手を回った。
「準決勝、決勝と結局、(嵯峨を)抜けてないですからね。見極めが難しい。でも、これからが楽しみです。最近は成績的にはまとまっているんですが、1着を取れてないのが現状です。感覚的にももうちょっとほしいですね。中4日で練習はしっかりやってきました。自力でしっかり力を出し切ります」
小森貴大は8月岐阜FIで惨敗。その後、1本欠場して、今シリーズを迎える。
「特進してS級に上がった頃は勢いで走れていたんですけど、(6月四日市GIIIナイターで)落車してから良くないですね。岐阜のあとは腰痛が出て、地元戦を欠場しました。もう痛みはないし、練習もできてタイムも出てます。今回はしっかり自分のレースをしたいですね」
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中本匠栄(写真)は8月オールスターでGI初勝利を挙げると、続く同月富山記念では決勝に進出するなど好調が続いている。
「最近は落車もなく、ケガなく走れているのが大きいですね。仕掛けるところでしっかり仕掛けられています。久しぶりに今回は間隔が空いたんで、しっかり練習はできました。初日も流れに乗って、しっかり仕掛けたいと思います」
藤田竜矢は状態が上向いているが、向日町バンクに苦手意識を持っている。
「最近の自転車の進みはそんなに悪くないと思います。前回の取手は補充で走ったんですけど、感じは悪くなかったです。このバンクは先行有利でまくりが効かないんですよね。成績も悪いし、すごい苦手なイメージがありますけど、頑張るしかないですね」
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野原雅也は9月の地元福井FIで完全優勝を達成。続く同月共同通信社杯は不本意な結果に終わったが、悲観はしていない。
「鎖骨骨折から復帰してから練習の感じは徐々に良くなってます。共同は大きい着を取ってしまったんですけど、しっかりレースを作れて、やりたいレースはできました。終わってから疲労感があったので、前半は休んで、後半はしっかり練習してきました。仕掛けるタイミングが来たらしっかり仕掛けます」
中島将尊は前回の大宮FIでパッとしなかったが、ここに備えてしっかり準備してきた。
「大宮は良くなかったけど、終わってから間隔が空いたので、練習はしっかりやってきました。でも、一走しないと分かりませんね。向日町は去年、(8月FIシリーズで)決勝に乗ってます」
植原琢也(写真)は8月和歌山FIでS級初優勝を飾った。2度目の記念挑戦だが、気負いはない。
「和歌山で優勝できたのはうれしかったけど、あれは展開ですね。前回の大宮は力不足でボスに負けました。緊張はしないタイプなんで、記念でもしっかり走るだけですね。向日町は初めてです。初日はライン3車なので、しっかりラインで決まるように」
芦澤辰弘は低空飛行が続いているが、気持ちは切れていない。
「これが今の実力ですね。前向きに考えて、とにかく今はやれることを必死にやっている感じです。それで戻していければ」
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原田研太朗の脚力が一枚抜けている。急な追加参戦だが、豪脚発揮で期待に応えるか。
「練習は普通にやっていたんで、慌てて準備して来ました。開催中に疲れが取れていければ。前回(共同通信社杯)は初日をクリアできなくて…。(7月の)サマーナイトから新車を使っていたんですけど、ずっと違和感がありました。今回はその前に使っていた良かった頃のフレームに戻します。今回は追加なんですが、できる限りの走りをしたいと思います」
近藤夏樹はいまひとつ波に乗れない状況が続いている。
「調子はボチボチですね。もうちょっと成績を上げていきたいんですけど、みんな強くて、なかなか厳しいです。初日は細切れ戦なんで、上手く仕掛けたいですね」
稲垣裕之(写真)は3年ぶり3度目の地元記念制覇へ、できる限りの準備をしてきた。初日は南潤を目標にきっちり決める。
「前回(共同通信社杯)は展開もありましたけど、最終日はちょっと自分で失敗してしまいました。でも他の3走は自転車のセッティングを換えた中で、しっかり走れたと思います。南君はいつも頑張ってくれるし、番手でしっかり走ります」
南潤は8月オールスターの最終日に落車。前回の共同通信社杯は1度も確定板に上がれなかった。
「落車の影響はないです。最近はトップスピードを上げるような練習を増やして、確かにトップスピードは以前よりも上がったんですけど、持久力がだいぶ落ちていると共同を走って感じました。先行力は昔のほうが確実にありましたね。トップスピードと持久力のどちらも大事だけど、今後はレースで長くもがけるような練習を重点的にやっていこうと思ってます。今回はしっかり決勝に勝ち上がれるように。初日は稲垣さんの前で自信を持って先行して押し切りたいですね」
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郡司浩平(写真)は8月小田原記念、9月共同通信社杯と連続優勝。賞金ランキング7位で年末のグランプリ出場を狙える好位置につけている。
「(共同通信社杯の決勝は)かぶる前に行こうと。硬くならずに行けたのが良かったです。ケガをする前よりも強くなろうと思ってしっかり練習してきたし、それが結果に出たのがうれしいですね。(グランプリ出場争いは)そんなに意識しないで、一戦一戦、しっかり頑張りたいです。まだGIが二つあるし、まずはそこで優勝することを目指して。今回もしっかり走りたいと思います」
松浦悠士も賞金ランキングは8位。これからは一戦一戦が勝負になる。
「今年はずっと安定して、いい状態で走れています。最近もしっかり自分のレースができている。こういうレースを続けていれば、結果は付いてくると思ってます。今回もシリーズを通して、しっかり自分の状態を確かめて、決勝は勝てる戦法で優勝を狙いたいと思ってます」
村上義弘は万全の状態とは言えないが、誰よりも強い気持ちで地元記念を走り抜く。
「去年(の向日町記念)は直前に落車して、欠場したので、今年はそのぶんも。(共同通信社杯の準決勝は山本伸一の)落車を避けて、すぐ自力に切り替えられたので、体自体は動いていたと思います。練習は普通にやってきたので、その中で結果を出せれば」
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