降級組によるV争いは激戦ムードが漂う。S級実績を考えれば古屋琢晶が最上位とみるのが妥当だろう。18年の後期は落車3回とケガに苦しんだ。思うような戦果を挙げられなかったとはいえ、随所にパワフルな走りを披露した。久々のA級戦だが、3場所目となる今シリーズなら心配ないだろう。持ち味の自力勝負で混戦を断ち切る。百戦錬磨の藤原憲征が古屋のサポート役だ。
大西貴晃は前期S級戦は落車の影響もあって大敗続きだったが、A級戦ならスピード上位の存在だ。初戦となる地元の別府でしっかり結果を出して、流れに乗りたい。
守谷陽介、中石昌芳の中国勢も侮れない。守谷は調子、成績ともに右肩上がり。中石は前期3Vと勝負強さが光る。
篠原忍、金田健一郎の中近勢や中村弘之輔、棟方次郎の北日本勢、底力ある福島栄一の動向も見逃せない。
古屋琢晶が激戦に断
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古屋琢晶
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大西貴晃