9月から短期登録される外国勢からモートンとハンセンの2名が参戦。まだガールズケイリンでの経験がなく未知数ではあるが、ガールズのレース形態なら過去の短期登録選手と同様に早い段階から対応できるだろう。モートンは今年の世界選手権でスプリント、チームスプリントで銀メダルを獲得した実力者。ハンセンもロンドン、リオと2大会連続でオリンピックに出場しているだけに力はあるだろう。
外国勢に対抗するなら石井寛子か。強豪相手に決勝進出したガールズケイリンフェスティバルをはさんで、3場所連続完全優勝。ガールズ屈指のスピードで7割を超える勝率を残している。海外の女子選手を相手に、そのスピードがどこまで通用するか。
荒牧聖未、山原さくらも石井に次ぐ存在だ。荒牧も石井に負けないスピードの持ち主。優勝こそ多くはないが、巧みなレース運びとスピードで成績は安定している。山原は他のメンバーにない機動力がある。長い距離を踏める強みを生かせばチャンスはある。小坂知子、野口のぞみは上位陣にどこまで食い込めるか。