前回の防府FIを3連勝。完全VでS級初優勝を遂げた林大悟は、今シリーズで勢いを加速させたい。
「練習はガッツリしてきたので、感じが良ければいいですね。前回はS級初優勝でした。番手戦だったけど、優勝はうれしい」
窓場千加頼(写真)は直近の4場所、12走して7勝をマーク。FI戦で勝ち星を量産している。
「前回は成績通りピンピン(連勝)で勝ち上がれてすごく良かったと思う。このあとに向日町記念が入っているので、休まずに疲労がたまっている感じで今回は入ってきている。(松戸は)相性も悪くないですね」
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前回の岐阜FIでは261着と2連対。そこから中10日の末木浩二は、上昇ムードが漂う。
「前回の岐阜は悪くなかったですね。そのあとはしっかりトレーニングできたので、上積みはあると思います。松戸はいいイメージもあって走りやすいですね。7車立てより9車や8車の方が好きなので、しっかり動いていきたいです」
前回の西武園FIから1週間空いた小林大介だが、悪天候の影響もあり状態面を心配する。
「西武園は普通くらいの調子でした。自分は街道中心の練習なので、雨が影響して、あまりできなくて不安はありますね。状態は走ってみてかなと思います。(末木は)信頼がおけるしすべて任せていきます」
16年の当所オールスターでタイトルホルダーの仲間入りを果たした岩津裕介(写真)は、前回のオールスターを5441着。
「(前回の)オールスターは体調的には悪くなかったから、もうちょっと活躍したかった。自分としては物足りなかったですね。中4日はずっと雨だったので、外で乗れなかった。室内で軽く体を動かす感じでした」
柴田洋輔は前回の小田原FIを126着。今年の初勝利を初日に鈴木薫の番手から挙げた。
「前回の初日は久しぶりに前を抜けての1着で感じは悪くなかった。終わってから前半は休んで、後半はいつも通りここ(松戸)で練習した。松戸記念は立川、京王と変わらない緊張感があります」
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前回のオールスターでは23594着と5走をこなした渡邉雄太(写真)は、成績面以上に動きの良さが光っていた。
「前回は調子がいいかなって感じでした。終わってからは、雨が続いていて外で乗れなかった。でも、状態は前回と同じくらいだと思います。ここでの優勝はそんなにないと思うけど、(一昨年の)ダービーの決勝に乗っているのでいいのかなと」
前回の小松島FIを112着の西田雅志は、FIが続く近況を高いレベルでまとめている。
「前回の小松島は感触もセッティングも良くて、感じは変わらないですね。最近は前の選手が頑張ってくれて、自分は恵まれっぱなしです。ここまでは雨がすごくて外出が困難だったので、やれることをやってきた感じです」
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山口泰生は、前々回の小松島FIで昨年10月以来となる優勝。前回の西武園FIでも初日特選、準決をともに2着で、決勝にコマを進めている。
「前回はあまり感触は良くなかったですね。セッティングはとくに変えていないので体調ですかね。西武園が終わってからは雨が多かったんですけど、雨のなかでも関係なく(練習を)やってきました」
山口とタッグを組む吉田茂生は、FIながらも初日予選を3連勝中と期待も膨らむ。
「前回の岐阜は入る前が万全ではなかったので、今回は中10日で岐阜よりもいいなかとは思います。松戸バンクは流れが早くなるし、前の方にいたほうが有利なので、そこは考えて走りたい」
石井洋輝もいるが、このメンバーでは積極性が光る嘉永泰斗との同県連係で島田竜二が一次予選に臨む。
「2週間空いたんですけど、ほとんど雨で2日間くらいしか自転車には乗れなかったですね。松戸はあまり印象は良くないけど、中川(誠一郎)君とワンツーが決まっているイメージがあります。嘉永君とは何度か走って、ワンツーも決まっている」
藤原憲征は北日本の新鋭、石井を目標にイメージは悪くない松戸バンクの攻略に努める。
「前回は体は悪くなかったが、3日間重かったですね。バンクが重かったのかなとは思う。終わってからは、普通に練習してきました。松戸は巻き返せるバンクだし、好きですね。石井君とは初連係で、レースも見たことないのでドキドキしています」
オールスターでの2勝はインパクトのあった根田空史(写真)は、地元での記念に当然ながら期待も高まる。
「オールスターは感じ自体は良かった。調子は良かったけど、まだまだ組み立てがうまくいかなかった。そこだけですね。中4日でオールスターが長丁場で体力が落ちていたので、ケアしながらそこを補う練習をしてきた。今回から新車です。乗っている感覚は、前回のモノと同じです」
00年に高松宮記念杯を制覇した金子真也は、変わりゆく競輪の流れに対応するべく試行錯誤を重ねている。
「最近は現代競輪に対応するためにいろいろ試していて、前回くらいから板についてきた感じですね。調子はいつもと変わらないと思います」
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青野将大、嶋田誠也を相手に格上の存在の稲毛健太は、持ち前の機動力を発揮することができるかがポイントになりそうだ。
「オールスターは自分で先行した時に残れていたし、脚は問題なかった。終わってからは、ケア中心でやってきた。松戸は9車立てと7車立ての違いはあるけど、悪いイメージはない。最近は構えて飛ぶパターンが多いし、積極的にいった方が着はいいですね」
前回の小松島FIでは初日に落車に見舞われた松尾信太郎が、中2週以上空いて状態面はどうか。
「前回は小松島で落車してしまったんですけど、2日くらいたってから自転車には乗れたので体は問題ないです。ただ、自転車は新車だったんですけど、それがダメになってしまった。今回は練習用を持ってきました。セッティングを見直すいい機会にもなったし、モチベーションも問題ない」
オールスターは欠場を余儀なくされた野口裕史は、地元の記念シリーズにも慎重なコメント。
「(オールスターの欠場から)どれぐらい戻っているか…。もしかしたら時間が掛かるかもしれない。それでもレースは、いつも通りに走りたい」
大敗のオールスターを3走で終えた大槻寛徳が、気持ちをリセットして野口との連係に集中する。
「オールスターは不甲斐なかったですね。今回から気持ちを入れ替えて頑張るだけです。中6日あったのでしっかり練習してきました。地元の野口君とは初連係ですけど、レースを見て強いのはわかっている。しっかり付いていきます」
昨年の松戸記念を制した岩本俊介(写真)は、信頼の厚い中村浩士との地元連係でシリーズのスタートを切る。
「オールスターは、自分が(番手回りが増えていたのもあり)あまり動けていなくて、その中で変に結果が出ていた。そういう波を自分でつくっていた。終わってから、自分のせいだと腑に落ちた。そこからはしっかりと中村さんとかと練習して体のケアもした。練習はちゃんとやっている。気合を入れ直して走ります」
前々回の富山FIでの落車が尾を引いていたオールスターは7382着。一息だったが、そのなかで中村浩士は、徐々に状態を上げてきた。
「富山での落車が響いて、前回は芳しくなかった。でも、最終日に向けて良くなってきた感じでした。中4日で前回の疲れを取りながら、レースのなかで気になったところを松戸に入って復習してきました」
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一昨年10月の寬仁親王牌以来となる優出を果たした前回のオールスターでは2勝をマークした中川誠一郎(写真)。動きを見てもピリッとしたものがあった。
「オールスターが終わってから疲れが残っていて、ケアを中心にしてきた。けど、ちょっと疲れは残っているかなという感じです。松戸のイメージは悪くないですね。積極的なタイプが相手なので、自分も負けないように頑張ります」
今年はまだ未勝利の橋本強は、前回のオールスターを34653着。
「サマーナイトの時に比べれば、徐々に良くなっている感じです。だいぶ上がってきているかなとは思います。体力ある選手に比べれば自分はないので、(前回のあとは)ほぼケアを中心にここまできました」
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東京五輪から中ゼロで臨んだオールスターながらも、新田祐大(写真)は実戦のブランクと疲れを感じさせない走りで地元シリーズを奮闘した。
「オールスターは体調に問題なく、レースができた。5走で多かったけど、成功したところ、失敗したところを決勝に向けて日々修正しながらやっていた。決勝は結果、脇本(雄太)君が強かった。想定内の流れ方でレースの組み立ても思った通りだったが、力で勝負した時にかなわなかった」
オールスターでは最終日に意地を見せて人気に応えた松浦悠士が、シリーズを振り返る。
「オールスターは状態も良かったけど、人の動きをアテにして相手が思うような動きをしてくれなかった。レースの組み立てが、負けにつながったのかなと思います。オールスターが終わってからは家の近くも土砂崩れがあって、練習は軽めにしてきた感じです。松戸は大好きなバンクですね。ある程度、距離をモガけるようになって、得意になった。(初日も)先行を含めて何でもやっていきます」
黒沢征治はオールスターを32832着。未勝利ながらも、ラインに貢献して成長した姿をアピールした。
「オールスターは1つの油断が負けにつながった。だから、そこを意識して今回は走りたいですね。今年は上位陣とのレースが増えたんですけど、自分の競走である先行で勝ててない。そこが課題です」
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