地元のトップバッターは染谷幸喜(写真)だ。7月弥彦、8月函館とGIII開催では予選をクリアできていないだけに、地元のここで壁を突破したい。
「地元だし初日が大事。早い時間帯のほうが好きだし、遅い時間帯は苦手なので1Rで良かった。地元記念で結果を出して、自分をアピールしたい。ここまでにやりたい練習はできました」
佐藤幸治は7月に7車立になってからは初日の確定板を一度も外していない。
「決勝に乗れてないのはアレだけど、感じは悪くない。前よりはしっかり動けてるので。7車は何とも言えないですね。周りのタイムもいいので、意外と苦戦してるかも。ただ自力はやりやすいかなと思うし、けっこう松戸も好きなので」
//= nl2br($race['content']) ?>
4月武雄、6月取手と記念では予選スタートが続いている山崎芳仁(写真)だが、いずれも初日は1着でクリアしている。
「オールスターから中4日は2日間だけ練習して、あとは調整しました。松戸は33のなかでは直線が長いし、走りやすいと思う。初日は三浦(翔大)君が前で頑張りたいと言うので任せて。僕は番手で頑張りたい。彼とは冬季移動で来たときに沖縄でたまに練習したりしてた。練習は強いですね」
今期は3場所で6勝と乗れている鹿内翔が北日本3番手を固める。
「1着も取れてるので、脚の感じもいいと思う。前回の静岡が終わってから、伊豆でそのまま4日いました。マッサージをしたり、同期の二藤(元太)さんと一緒に練習させてもらって仕上げて来たつもり。松戸のイメージは良くないですね。成績が良くない。33が苦手だけど、そのなかでもここは良くないので。でも初日は前に付いていくだけですね」
//= nl2br($race['content']) ?>
オールスター最終日は逃げて1位入線も失格の憂き目にあった朝倉智仁は気を取り直して7車のGIIIに挑む。
「失格で落ち込んでたけど、1日休んで3日練習して来ました。初のGIで緊張感はあったけど、意外に戦えましたね。(7月)川崎の落車でフレームがほぼ全損したので、オールスターは新車だったけど悪くなかった。今回もそれを使います。松戸はデビュー戦で走ってるし、近いので何回か練習でも来てます」
自粛明けはスランプが続いている松本貴治は前回、オールスターの初日にも落車してしまった。
「落車は問題ない。体調も崩してないので、(不調の)原因がこれといってあるわけじゃないんですけどね…。練習の感じも変わってないので、なんでやろうな?って感じです。そろそろしっかり走れるようにしたいし、今回は積極的に逃げて、気持ちをいい感じにしたい。しっかり仕掛けてってことを意識したい。オールスターのあとにセッティングを変えて、練習でタイムがよかった。それが上がって来る要因になれば」
蒔田英彦(写真)にとって松戸は地元でもあり、4年前にS級初優勝を飾ったゲンのいいバンク。今回の記念開催でも期待できそうだ。
「今がキャリアハイの点数(105点オーバー)なんで。(決勝に乗った6月)小田原から流れも向いてますね。今回も暑いなか朝練とか夕方練とかだけど、練習はしてきました。この2日間は、まず(準決勝進出のボーダーになりそうな)7点を目標に。初日からしっかり頑張ります」
井上昌己は自力自在に点数上位の意地を見せる。
「オールスターは大きい着が目立ったし、イマイチだった。練習もしっかりできたし、体調は問題ない。松戸は流れるイメージがある。今回は九州が少ないし、自力の心構えで来ました。初日は加倉(正義)さんと決まるように」
//= nl2br($race['content']) ?>
オールスターは初日に落車してしまった山田久徳(写真)だが、その後2走は3着2着と影響を感じさせない走りを見せた。
「オールスターはコケてもそこそこ走れた。それなりに走れて、タイムも良かったんで。終わってからは練習も休まず、治療も入れながらやってきました。今回はナショナルチームを相手にどう対抗するか。近畿勢もあまりいないので、どうしのぐかですね。7車は(7月)富山で走って走りやすかった。でも初日は藤井(栄二)君がいるので。連係は何回かあるし、33なんでいつもどおり主導権を握ってくれれば」
藤井栄二は今期初戦の7月福井で完全優勝。7車も向いていそうなだけに、今開催も楽しみだ。
「9車より駆け引きが少ない感じはする。走りやすいけど、福井はみんな手探りで始まった7車がうまくいった感じ。富山記念の準決勝でもまだまだ力が足りないなと思いました。上を目指したいなって気持ちは出てるし、まだ記念の決勝はないので自分のレースをしながら結果を出したい。体調も問題ないし、33は好きです」
//= nl2br($race['content']) ?>
坂井洋はオールスター初日に落車したが、2走目でうれしいGI初勝利を挙げた。
「追加の連絡は一昨日。さすがに来ないかなと思ったけど、来た瞬間『行きます』と。追加は断ることはないんで、いつもどおりにしっかり出し切れればいいんじゃないかと思う。33は2回目で、前回(6月)伊東でイメージが良くなかったので。今回は悪いイメージを変えたいなと思う。オールスターで落車したけど、体は大丈夫でした。自転車が壊れたので2走目からは諸橋(愛)さんのフレームを借りてたけど、今回は吉澤(純平)さんの自転車を使います。(昨年12月の)小倉で使ったけど、来る前も問題なく走れたので」
7月松戸、8月オールスターと落車が続いている木暮安由だが、ここは好目標を得たチャンスを生かしたい。
「落車が続いてたんで、流れを変えたいなと思う。自転車は直したので大丈夫。ここまではケアと練習と半々で来ました。松戸は前橋と似てるので走りやすいと思う。坂井君にはいつもの競走をしてもらって、僕も頑張りたい。連係は2回目だと思います」
サマーナイトは大敗続きだった岩本俊介(写真)だったが、オールスターではシリーズ1勝の結果以上の動きの良さだった。
「(オールスターの後半2走は)連日、3着かなと思ったら、4着だったけど、開催をとおして思ったようにレースはできた。今度は自分も残れるようにですね。(サマーナイトとは別人のような動き)そこは生身の人間なんで。僕が知りたいです。疲れは大丈夫。7車ははじめてだけど、(レースが)淡白なのは合ってると思う」
好目標を得た山賀雅仁は、まず追走に専念する。
「(オールスターは1走目で落車して途中欠場)前回、初めてのフレームが1走しないで壊れたので、前のフレームを持ってきた。体は全く痛くないかと言ったらアレだけど、練習は普通にできた。正直、走ってみないと何とも言えないですけど。初日は岩本君の番手なので、しっかり付いていけばいいと思うので。まずはそこだけ集中して」
//= nl2br($race['content']) ?>
予選のメインは新山響平(写真)だ。逃げて2連対したオールスターの走りは力強かった。
「でも、初日いいところ(オリオン賞)からのスタートで、勝ち上がれなかったですからね。準決勝では力が足りないなと思った。すごい調子は良かったし、踏んでる感じも脇本さんに対抗できる感じだった。落ち着いて仕掛けられれば良かったけど、落ち着いてなかったですね。ある程度の結果は出たし、またここから戦法を煮詰めて結果が出せれば」
内藤宣彦は初日から頼もしい目標を得た。
「(新山の)アタマ鉄板のレースですね。オールスターはイマイチでした。タイムがすごくて、みんな強すぎですよ。年頭から好調を維持してたけど、オールスターで波の谷間が来た気がする。オールスター前に腰痛も気になってたので、厳しいかなとは思ってたけど。前回が不甲斐なかったので、4日間普通に練習は休んでないです。今回はオールスターよりはマシになってると思う」
//= nl2br($race['content']) ?>
特選はS班の平原康多、清水裕友が単騎での戦いに。鈴木裕のラインが3車だが、先行力という点では深谷知広にチャンスがありそうだ。
「手ごたえは徐々につかんできつつある。最近はコンスタントに日本の競輪を走れてるのが大きいですね。これからが楽しみ。(競技では)スプリントしかやってないので、競輪の形、大人数で走る感覚を忘れないように。僕はチャレンジも9車だったし、7車は国際競輪というか競技だけ。他の人のレースを見たりしたけど、いつでもまくれると思ってると痛い目を見てる感じなので、7車が有利に働くように考えたい。お客さんも入るし、楽しみですね」
鈴木裕(写真)はオールスターで2勝を挙げるなど、ムード良く地元記念を迎えられた。
「オールスターの感触はすごく良かったと思う。調子はたぶんデビューしてから一番いいですね。だから成績もいい。今までは調子がいいとすぐ壊しちゃう感じだったけど、ここ1年は1日に1回追い込む練習にしてるから壊れることもない。初日も今までどおり自分のできるレースをしたいと思う。何かしら頑張って1着取りたいです」
オールスターではドリームレースで落車。二次予選で敗れ、シリーズを途中欠場した平原康多の状態も気がかりだ。
「無事とはいかないけどね。自転車は壊れてることなかったので、今回も同じものを持ってきました。(落車もあって、オールスターの二次予選は)きれいに脚が回ってない感じがした。ここだと思ったところで行って負けてるんでね。自分のなかで出場するかどうかを決めるラインがあって、3日ぐらい前の練習で、そのラインは大丈夫かなと思ったので出場を決めました」
//= nl2br($race['content']) ?>