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まつど競輪

MATSUDO KEIRIN

31#

検車場レポート

  • 10/2 Wed.  (前検日)
  • 10/5 Sat.  (1日目)
  • 10/6 Sun.  (2日目)
  • 10/7 Mon.  (3日目)

1R

選手の写真です。
矢口大樹選手
 今期、1年ぶりにS級に返り咲いた矢口大樹(写真)が、地元シリーズの先陣を切る。
 「(S級の今期は)自分のやりたい積極的なレースが、継続してできている。順調にきているのかなと思っています。(1レースの1番車で)期待されている面もあると思うので、選ばれたからにはいい着を取れるように頑張りたい」
 3場所前の青森記念のオープニングでも近藤龍徳とタッグを組んだ高久保雄介が、33バンクの松戸に舞台を移して再タッグで初日突破を目論む。
 「久しぶりの33バンクですけど、仕掛けどころを逃さないようにしたい。最近はレースが続いていて、あんまり練習ができてない。今回も1週間空いてやってきたけど、練習は足りない。でも、調子はいいと思います」

2R

 8月オールスター、9月共同通信社杯で連続の落車に見舞われた阿竹智史は、前回の小倉FIで復帰。316着とまずまずの成績を残した。
 「前回はいっぱい、いっぱいでした。感覚がどうっていうより、もういっぱい、いっぱいで…。体はしんどかったけど、あとは気持ちでなんとかでした。(状態的には前回より)マシになっていると思います」
 菊地圭尚は同地区の早坂秀悟とのメンバーを見て、「名コンビでしょ」と笑みを浮かべる。
 「前までは体が全然いうことをきかなかった。それがだいぶ前向きになってきた。まだ競走の読みがなってないけど、脚とか(仕掛ける)タイミングとかは良くなってきた。自分が自力でやるつもりだったけど、(番組を見て早坂と)一緒なら任せますよ」

3R

選手の写真です。
北津留翼選手
 ここ4場所で6勝をマークしている北津留翼(写真)だが、前回の弥彦FIでも911着と勝ち上がりには失敗している。
 「脚は変わらないと思うんですけど…。展開がつかみきれてない。練習を多めにやってるんで初日に疲れが残っているのか、日に日に良くなっていく感じなんですよね」
 前回の共同通信社杯が、正規配分でのビッグ初出場だった武藤龍生は、4785着。思うような立ち回りができずに終わった。
 「(共同通信社杯を走って)すごく思うところがあります。うまく地に足がついてないような感じもあった。悔しいけど、悔しがるだけじゃダメだし、自分のなかにいろいろわいてくるものもある。まずはいまの自分にできることをしっかりやって、また(ビッグに)出られるように」

4R

選手の写真です。
桐山敬太郎選手
 前回の弥彦FIを935着の桐山敬太郎(写真)は、成績以上に状態が良さそうだ。
 「ここ最近は内容もいいし、自分でも着以上に感触はいい。“ちゃんと戦える”かなって思います。記念ですからね、あとは結果が欲しい」
 前回の函館FI2日目に落車失格を喫した大西祐が、反省の振り返りで神妙に口を開く。
 「後ろ2人を巻き込んでしまったし、自分が前を見てしっかり走ってたらなんてことはなかった。熱くなってしまった…。もっとシンプルに自分に合った走りをします。33バンクだしワンチャンスを狙っていきます」

5R

 前回の高知FIでは初日予選を白星スタートの渡邉豪大だが、不安を口にする。
 「(前々回の)共同通信社杯の前に腰を痛めてしまって、感じが良くないんですよ。だから、考えて走れらないと。練習はしているんですけど、ウエートトレーニングができてない。2週間くらい重いのも持ってない。それで自転車に乗っても前回は重く感じた」
 「なんの不安もなく走れる状態」と、筒井敦史は、近況勝ち星が遠ざかってはいるものの、手応え“あり”の顔をする。
 「(セッティングは)だいたい出ている。あとはもうちょっといいところがないかって、ハンドルを2、3個持ってはきた。練習もしっかりしているし、正解に近いところも出ていると思う」

6R

選手の写真です。
竹内雄作選手
 地元、岐阜記念を8345着で終えた竹内雄作(写真)は、長野県松本市の高地で乗り込んで追加配分の今シリーズに臨む。
 「高地でやってきたんで、体への負荷もかかるんで、そこら辺のケアもやってきました。前回の準決がいまの力ですね。逃げるだけになっちゃっている。いい時と比べると、半周(モガける距離が)足りない感じがする」
 今期S級にステージを上げた吉田智哉は、今期の勝ち星(6勝)はすべてまくりの決まり手。
 「全然ダメっていう感じではないし、(S級は)まくりなら通用するかなっていうのがある。スピードなら勝負できるかなと。スピードをもらって仕掛けられるんで、S級の方が走りやすいですね」

7R

 8月西武園記念と9月福井FIで連続落車に見舞われた小林泰正は、前回の函館FIを欠場して今節が復帰戦となる。
 「福井の落車は、右膝の筋挫傷と右手小指の打撲でした。まだ完全ではないですけど、乗った感じは、ほぼほぼ大丈夫です。2週間くらいは練習できました。地元の(寛仁)親王牌の前に一場所走っておきたいっていうのもあったし、痛みはもうないのでしっかり走ります」
 その小林と初めて連係するのが神山拓弥だ。
 「(小林の)レースは見ていますけど、すごい地脚タイプですよね。僕的にもダッシュ系より、地脚系の方が付いて行くのに得意なので。でも、毎回ですけど初日は緊張しますね。1回走っちゃえば変わってくるんですけど。最近は状態も良いから頑張りたいです」

8R

 昨年の今大会が、S級に上がって初めての記念シリーズだった野口裕史。今年は落ち着いた様子で競輪場入りした。
 「去年はすごい緊張して、前検日に喋ることもできなかったんですけど、今年はまだ、そんなに緊張してないですね。レースも、1年経って成長していれば良いですね。直前はワットバイクを使ったりして、長めに踏む練習を多めにやってきました。(連係する近藤隆司とは)一緒に練習をしているので、2人で決めたいです」
 近藤隆司は、前回の共同通信社杯を欠場している。状態面はどうか。
 「ウエイトで腰を痛めてしまって休養していました。今は良くなっています。(野口とは)決勝で2回連係していて、2回とも優勝させてもらっています。今回は久々のレースだし、必死に付いて行きます」

9R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 前回の向日町記念が追加参戦だった原田研太朗(写真)は、中2日で今シリーズを迎える。
 「軽く自転車に乗って、疲れを取ってきました。向日町から今年の前半に使っていたフレームに戻しました。感覚は今の方が良いと思います。(新ルールになって)33バンクが初めてなんですけど、周りに聞いたらそこまで変わらないって言っていました。次は寛仁親王牌ですし、今回で短走路の良いイメージを付けたいです」
 佐藤博紀は8月向日町FIで優出して以降、FI戦で準決敗退が続いている。
 「練習は問題なくやっているんですけど、前回まで競走が詰まっていたので、今回(中12日)はゆっくりしてから練習しました。連続で走っている方が、感覚的には良いんですけどね。最近はやることをやれるようにはなってきているので、良くはなってきていると思います」

10R

選手の写真です。
海老根恵太選手
 青森の新鋭・嵯峨昇喜郎は、9月西武園FIと前回の別府FIを共に112着。持ち味のスピードで存在感を放っている。
 「S級はスピードが全然違いますね。でも、その分スピードをもらえるので、そこは楽です。A級は自分でスピードを上げていかないといけなかったので。(直前は)競輪学校で新人訓練があったので若干、疲れはありますけど練習はできました」
 地元の海老根恵太(写真)は、9月青森記念で2勝をマーク。続く高知FIでは準決勝で敗れたが、初日特選を制している。
 「状態はそんなに良いとは思えないんですけど、地元なのでそこは気持ちで。(今年の)前半はケガをして競走を走れてなくて、最近はレースが詰まっている。詰まると良くないんですけど、そんなことは言ってられないのでしっかり頑張ります」

11R

 今年の地元記念は追加あっ旋の根田空史だが、問題はなさそうだ。
 「日曜日(9月29日)に追加の電話がありました。マッサージの予約も入れていたし、準備はできています。(前々回の)福井から副鼻腔炎で、しんどかったんですけど、1カ月かかってやっと治りました。33は得意な方だし、最近は松戸で練習しているのでバンクにも慣れています。地元記念ですけど、積極的にいつも通り走ります」
 同じく地元の小埜正義は、前回の9月平で213着。オール確定板入りを果たした。
 「共同通信社杯の2日目に、(落車した小倉竜二の)車輪に足が入ってしまって、親指の爪が割れてしまいました。(共同通信社杯が)終わってからはシューズがはけなくて、スニーカーで練習をしていたんですけど、前回の平は意外と成績が良かったですね。最近は番手戦が増えてきて、みんな乗り味が違うから付いて行くのも大変ですけど、対策はやってきたつもりです」

12R

選手の写真です。
中村浩士選手
 中村浩士(写真)は、前々回の久留米FIで今年2V目を達成。今年も千葉勢の軸として地元記念を盛り上げる。
 「ここまで段取りはしてきたので、あとはファンの声援に応えたいですね。直前は台風の影響でバンクが使えなかったんですけど、自分たちには街道練習もあるし、室内トレーニングもあるので問題なかったです。今年こそ、地元勢で(優勝を)獲りたいです」
 8月玉野FIで優勝した渡邉一成は、その後もオールスターや共同通信社杯で決勝に進出。トップレベルで安定した成績を残している。
 「最近は前々に攻めるレースをして行きたいと思っています。共同(通信社杯)の決勝は、まだ甘いところがあったので、そういうところをなくしていきたいですね。この後は中3日で寛仁親王牌なので、ここ(松戸)の前にしっかり練習をしておかないとっていうのがあったので、しっかり練習してきました」
 共同通信社杯の最終日に落車するなど、近況は流れが悪い渡邉雄太だが、今回は同地区の先輩にフレームを借りて新たな気持ちでシリーズに臨む。
 「(8月に郡司浩平のところへ)練習に行くって言っていたんですけど、共同通信社杯で落車してしまって、行けなくて、今回は郡司さんのフレームを借りてきました。落車でフレームがダメになったわけではないんですけど、転び過ぎてたっていうのもあるので。体はなんともなかったので、普通に練習はしてきました。33バンクは、新ルールになってから走ってないので、走ってみてからですね」

1R

選手の写真です。
久木原洋選手
 高久保雄介が前受けの久木原洋(写真)を押さえた上を、矢口大樹が赤板で叩いて先制。中団の高久保は最終ホームから反撃に出るが、さらにその外を久木原もまくる。好回転で前団に迫った久木原は、2センターで一気に高久保を抜き去ってオープニングレースを制した。
 「(2日間の中止順延で)僕はイレギュラーな時ほど強いんですよ(笑)。本当は高久保を突っ張るつもりでいたけど、気付いた時には来ちゃってました。1、2年は走りっぱなしが続いたけど、今回の長期欠場(中85日)で結構、練習はできていたし、1着はうれしいです」
 久木原には先着を許したが、二藤元太からの再三のブロックを乗り越えてまくった高久保雄介が2着に入った。
 「(最終ホームで)緩んだ感じだったし、すかさず踏めました。まくった時に(二藤に)もってこられたけど、感じも悪くなかったし、我慢すれば乗り越えられるなと思いました。調子も悪くないですね」

2R

 青板の2センターでハナに立った原口昌平は、7番手から仕掛けてきた早坂秀悟を見て、一気にスピードを上げる。しかし、西川親幸が離れてしまい、番手に早坂が入って打鐘を迎える。4番手外まで追い上げた阿竹智史は、最終ホームからさらに加速。バックで原口をとらえると、そのまま後続を振り切って白星スタートを切った。
 「今日(一次予選)は組み立て一本ですね。周回中、良い並びになったなって思いました。風が強くてキツかったですね。(早坂が)番手から出る前に行こうと思って仕掛けました。ただ、自分で行けるところからしっかり行けてるし、悪くないと思います」
 阿竹マークの山中貴雄が2着で四国ワンツーが決まった。
 「(阿竹が)踏んだり、止めたりでめちゃくちゃキツかったです。まだ、2場所前(共同通信社杯で999着)の成績が心に残っていたんので、今日(一次予選)は千切れなくて良かった」

3R

 中団から先に動いた北津留翼を齋藤友幸が突っ張る。北津留が外に浮くと、長島大介は抜かりなく4番手をキープする。北津留は後方からの立て直してを強いられ、齋藤が逃げる。車間を空けた長島が、最終ホーム過ぎから仕掛ける。長島はスピードがいまひとつも、なんとか前団をとらえた。
 「あそこから行って、気持ち的には(最終)バックを取っちゃうつもりだったんですけど。いろいろ変えてみたのが…。(まくりが)出なくてビックリしました。(今回)フレームは戻したんですけど、クツが新しいんですよね。戻した方がいいのか考えます」
 長島の余力を判断しながら短い直線で詰めた武藤龍生は、半車輪差の2着。
 「すごいってわけじゃないけど、自分は余裕がありました。(長島は)モタついた感じがあったけど、やっぱりGIで戦ってる人だから脚力が違いますね」

4R

選手の写真です。
桐山敬太郎選手
 蕗澤鴻太郎の当日欠場で8車立て。スローに落としていた大西祐が、徐々にペースを上げて先行策。一本棒の6番手の桐山敬太郎(写真)は、打鐘の2センターから巻き返す。桐山は最終ホームで柿澤大貴をキメながら、3番手の志村太賀の内を縫ってトリッキーな立ち回りでまくり切った。
 「(順延で)2日間空いて体が重くて、普段より2倍疲れた感じがした。でも、長い距離を踏もうと思っていたし、(初日が)いい刺激になった」
 併走もあったが、桐山の動きにきっちり続いた萩原孝之が2着。
 「桐山も合わされていたし、(その動きに)付いていくのがキツかった。集中していきましたよ。ここ最近で一番疲れたんじゃないかな(笑)。(ラインで)ワンツーが決まったんで良かった」

5R

選手の写真です。
取鳥雄吾選手
 4番手で赤板を通過した猪俣康一は、スピードを上げない渡邉豪大を2コーナーですくって先頭に立つ。そこを、取鳥雄吾(写真)が打鐘の2センターで叩いて主導権。中四国ライン3番手の吉川嘉斗まできっちり続くと、取鳥はその後も快調に逃げて、力強く押し切った。
 「打鐘ですごいキツかったです。猪俣さんに踏まれていたら、終わってました。セッティングは出てないですね…。寛仁親王牌までに形になれば良いなと思っていたので、この後ちょっと触ります。まあでも、1着だったんで二次予選以降もしっかり頑張ります」
 取鳥を巧追した筒井敦史が2着に続いた。
 「きっちり。完ぺきですね。俺はセッティングがもう一息。(取鳥もセッティングが出てなかったと聞いて)それを全く抜けなかった俺は…。(取鳥は)スピードも出ていたし、粘りも良かったと思いますけどね。でも、(取鳥)雄吾はもっと上のレベルを目指しているから、俺ももっと詰めよれんと上位では戦えんってことですね」

6R

 竹内雄作に併せ込んだ酒井雄多が、再度踏み込んで主導権を握る。しかしながら、フタをされた竹内の巻き返しも早く、打鐘で叩いて主導権を奪取する。竹内に柴崎俊光まで続くが、倉野隆太郎は付け切れない。後方に置かれた吉田智哉が巻き返すと、いったん3番手に入って小休止してまくりを打つ。竹内との踏み合いを制した吉田が、ゴール前で抜け出した。
 「まさかあんな展開になるとは思ってなかったです。自分だけ赤板まで脚を使っていなかった。あのまま(最終ホームで休まずに)行ったら柴崎さんに止めらると思ったのでタイミングをズラそうと思って、1回待ちました。余裕もあったし、まくれて良かった。栗田(貴徳)さんにはアマチュアの時からお世話になっていたので一緒に勝ち上がれて良かった」
 持ち前の先行力を披露して力の違いを見せた竹内雄作だったが、2着を悔やむ。
 「出切るのに結構踏まされてキツかった。でも、あそこは出切らないといけないので外で回しながらだった。それでもうひと加速できなかった。いつもなら(最終)バックで踏み上げられるけど、キツくて来たのに合わせて踏んだけど間に合わなかった。初日はいつも重いけど、1周半であれではマズい。できる限り修正する」

7R

 小林泰正が当日欠場で8車立て。前受けから6番手まで下げた松岡篤哉は赤板2コーナーから踏み込むが、合わせて徳永哲人も出て抵抗する。最終1センターで松岡が出切り、後ろはもつれる。神山拓弥の猛追を振り切った松岡が1着。
 「あのタイミングで行けてるし、反応はオッケーです。ただ、そのあとが重い。悪くないんですけど、(2日間)休んだぶんだと。これで刺激も入ると思うし、もうちょっと修正してですね」
 最終2コーナー手前で徳永に大きく張られた鈴木幸紀が、松岡に遅れる。小林の欠場で目標を失った神山拓弥だったが、自らまくって2着に入った。
 「これをしのげたのは大きい。あの隊列なら(松岡の仕掛けに)合わせて出て、番手と思ってたんですけど、(徳永が)突っ張っていたんで。(最終)2コーナーは危なかったけど、自分で踏んでいけた」

8R

選手の写真です。
高橋清太郎選手
 青板のバックでハナに立った中村弘之輔は、2センターから仕掛けてきた野口裕史に合わせて踏み上げて、一気にスピードが上がる。野口は赤板のバックで中村を力でねじ伏せたが、次は才迫が2センターから反撃開始。一方、中国ライン3番手の高橋清太郎(写真)は前の石田洋秀が才迫から離れると、最終2コーナーから自らまくり出す。野口を2センターで抜き去った才迫に、好スピードで詰めよると、ゴール手前で才迫を交わして勝利。3連単が58万円を超える高配当を出した。
 「才迫君が仕掛けていたんですけど、石田さんが内に降りていたので、外を行くしかないと思いました。行けるところまでと思ったんですけど、まさかですね(笑)。今回は師匠(筒井敦史)もいるのでこれで、満足せずに頑張りたいです」
 冷静にまくり上げた才迫開は、近藤隆司の強烈なブロックを乗り越えて2着でゴールした。
 「(中村)弘之輔さんが強かったですね。あれだけ(野口に)抵抗してくれたので、展開が向きました。すんなり出られていたら、終わっていたと思う。今日(一次予選)は3分戦だったので、他の人の力を借りるじゃないけど、巧く考えて走れました」

9R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 前受けの佐藤博紀は、青板のバックで原田研太朗(写真)を突っ張る。原田が車を下げると、次は2センターから隅田洋介が仕掛けて先行態勢に。中団を確保した佐藤は最終ホームから反撃に出るが、柴田洋輔のけん制でスピードが鈍る。7番手で脚を溜めていた原田は、2コーナーから踏み出すと、豪快に前団を飲み込んで白星を挙げた。
 「(初手で佐藤が)前を取ったので、突っ張りもあるかなとは思いました。それで踏み合いになったら隅田さんが飛んでくるし、1回下げようと。体は軽いけど、踏み出しはイマイチですね。ここに入る前に結構、詰めて練習していたから、(順延になって)体は休めました」
 佐藤が不発と見るや、番手の内藤宣彦は佐藤の内を踏んで、内から川口満宏、内藤、佐藤、大坪功一の4車併走になる。それでも大坪は、なんとか原田に食い下がって2着に続いた。
 「3コーナーのところがキツかったですね。内に内藤さんもいたし、危なかった。(原田と)7、8番手になって、力勝負になるだろうとは思っていました。まあ、なんとか一番人気に応えられたので良かったです。(2日間順延したが)体は楽ですし、精神的にもリフレッシュになりました」

10R

 後ろ攻めから動いた北川大五郎は、3番手の嵯峨昇喜郎にフタをしてから、赤板で瀬戸栄作を叩いて主導権を握る。4番手に単騎の塚本大樹が続き、嵯峨も5番手に乗って打鐘。逃げる北川に対し、嵯峨は4コーナー手前からスパート。ライン3番手の小野裕次まで連れて一気に前団を飲み込むと、そのまま後続を寄せ付けることなく押し切った。
 「焦りがありましたね。まくりだと後ろが離れる恐れがあると思ったので。ラインで決めるために、先行できなかったぶん早めに仕掛けようと思っていました。2日間順延して気持ちが切れかけたけど、しっかりと入れ直せました」
 地元の海老根恵太は、しっかり嵯峨に続いて2着を確保した。
 「まずはラインで決まってなにより。嵯峨君は踏み出しが良いと聞いていたから、緊張しました。最後は差せるかと思ったけど、踏み直されましたね」

11R

選手の写真です。
根田空史選手
 赤板から力任せに巻き返した根田空史(写真)が、日当泰之を叩いて主導権を握る。根田に遅れかけた小埜正義だったが、打鐘の2センターで追いついて、川口直人まで続く。根田のペースに別線はクギ付け。小埜を振り切った根田が、逃げ切りで人気に応えた。
 「緩んだら行こうと思ってた。(仕掛けてから出切って)後ろ(の小埜)が追いついたのもわかりました。内容も良かったし、(地元の記念で)いいステートが切れた。2日順延したような感覚もなかった。前検日の指定練習が重かったんで、日に日にっていう感じだと思います」
 「余裕もって踏み込んだですけど、ドリフトしちゃって…」と、小埜正義は汗をぬぐう。一瞬、離れかけただけに、ライン3車での上位独占には胸をなで下ろす。
 「自分がまくっている感じだった。力をふり絞りました。(根田は)すごかったです。自分は(2日間の順延で)脚よりも呼吸系の方がキツかった」

12R

選手の写真です。
井上昌己選手
 前受けの渡邉一成は、7番手から動いてきた渡邉雄太を突っ張り気味に踏み込むが、渡邉雄が強引に渡邉一を切って先頭に立つ。そこを、2センターから仕掛けた三谷竜生が一気に叩いて先制。結局、8番手に置かれた渡邉一だったが、最終1コーナーから反撃に出る。中団から合わせて踏んだ渡邉雄の上を豪快にまくり切ると、最後は番手の井上昌己(写真)がシャープに抜け出した。
 「(渡邉)一成は、さすがというか強すぎ(苦笑)。付いているだけなのに、自力でやっているみたいにキツかったです。抜けたのはたまたまですよ。年1回くらいしか、連係できるチャンスはないけど、決まって良かったです」
 単騎の吉田拓矢は、渡邉一ラインにスイッチすると、ゴール前で鋭い伸びを披露して2着に食い込んだ。
 「(渡邉)一成さんよりも前にいて仕掛けたかったけど、ペースも上がっていてムリでした。最後はスイッチして、どこまで行けるかって感じで踏んだけど、伸びてはいるので良いと思う」
 8番手から前団をまくり切った渡邉一成だったが、ゴール寸前で3着に沈んだ。
 「結果8、9番手になった時点でダメですけど、最後もまくり切って吉田君に食われているので…。セッティングを変えて、4コーナーからの伸びが足りなかったので巧く修正します。組み立ての部分もしっかりと考えて明日(二次予選)以降も戦いたい」

6R

選手の写真です。
小林令選手
 青板のバックで先頭に立った渡邉豪大だったが、栗田貴徳にすくわれて車を下げる。そこを日当泰之が叩いて先行態勢に入り、合わせて出た小林令(写真)が3番手を確保。後方になった渡邉は打鐘の2センターから追い上げて、最終バックからさらに加速するが、なかなか車は進まない。2センターで3番手の小林は、前の渡辺を内からどかして4コーナーを回り、直線で鋭く伸びて白星を挙げた。
 「一次予選で、早いペースのレースを走っていたので、今日(二次予選)は余裕がありました。脚に芯が通った感じですね。アップ中から軽くて、いけそうな気がしていました。でも、まくれるほどの余裕はなかったし最後は外を追い込むか、空けば内だと思っていたら空きました」
 小林に続いて直線で中を割った佐藤真一がしぶとく2着に入線した。
 「危ないよ(笑)。あとちょっとで3着になるところでした。小林君は前々に攻めてくれたけど、外を踏むと思っていたら中だった。でも昨日(一次予選が)、キツいレースだったからそれが今日(二次予選)に生きてるね」

7R

選手の写真です。
近藤隆司選手
 7番手まで下げた矢口大樹が、赤板の1センターから巻き返す。打鐘の4コーナーで矢口が徳永哲人を叩き切り、近藤隆司(写真)は続くが小野裕次はさばかれる。徳永が内をすくい、外から柿澤大貴がまくり上げる。内、外からの猛襲に近藤は、前に踏んで番手まくりを打つ。柿澤を合わせた近藤が、地元で勝ち切った。
 「みんな(矢口の)番手狙いみたいなところもあったけど、スピード差があったから交わせた。(最終)ホームで矢口に付け直した時に内外を来られて、外だけだったらなんかできたかもしれないけど。危なかったですね。初日よりサドルを少しいじって、新しいシューズともマッチしてきた。履き続ければもっとしっくりくるんで、それが楽しみです」
 柿澤が合わされると安部達也は、最終バックで近藤後位にスイッチして流れ込んだ。
 「(準決進出は)めっちゃデカいです。柿澤の好判断もあったし、そのあとは近藤が前に踏んだんで、俺はまっすぐ走った感じです。近藤が踏まなきゃ、柿澤もいいところまで行けてたと思うんですけど」

8R

選手の写真です。
柴崎俊光選手
 上昇した野口裕史を前受けの早坂秀悟が突っ張って、残り2周半からペースが上がる。外に浮いた野口は再三再四、踏み込むが、早坂も主導権を譲らない。両者のバトルで脚を溜めていた猪俣康一は、打鐘の4コーナーから仕掛ける。浮いている野口の内をすり抜けた猪俣がまくり切る。番手で願ってもない展開になった柴崎俊光(写真)が、勝機をモノにした。
 「展開一本で恵まれました。(早坂と野口の踏み合いは)ある程度想定していた展開でした。(準決進出が)2着権利で最後は抜きすぎてしまった感じだけど、猪俣さんが残ってくれて良かった」
 柴崎がゴール前で抜け出し、2着争いは内から猪俣康一、中野彰人、柴田洋輔で横一線。僅差で粘り込んだ猪俣が2着で準決にコマを進めた。
 「(早坂)秀悟は全ツッパするとは思わなかったですね。ペースが上がってキツかったですけど、中野まで付いてくれてたし、後ろに迷惑は掛けられないなと。脚は悪くないので、こういうチャンスを逃さなければもっと成績は上がってくると思う」

9R

選手の写真です。
根田空史選手
 7番手から動いた取鳥雄吾は中団の根田空史(写真)にフタをしてから、赤板で松岡篤哉を叩いて主導権を握る。根田は後方でタイミングを計ると、2コーナー手前からスパート。番手の中村浩士が離れてしまうほどのダッシュで取鳥を一気に抜き去ると、その後もスピードは落ちることなく、連勝で準決勝進出を決めた。
 「出切ってからは完全に流している感じでした。タイム的にも練習の1周半みたいだったし、体が勝手に動いていますね。準決勝からが勝負なので、しっかりケアをして備えたいです。体的にも少し楽になって、バンクも昨日(一次予選)より軽く感じました」
 中村浩士は、根田から離れながらも懸命に追いかけたが、直線で萩原孝之に交わされて3着でゴールした。
 「根田が強かったです。カッカッカって踏み上がっていく感じじゃなくて、ブーンって踏み上がっていく感じでした。頼もしい限りです。(中心順延もあって)気を使ったり、難しい部分はありますけど、明日(準決勝)からは目を覚まして頑張ります」

10R

選手の写真です。
南修二選手
 赤板手前でハナに立た三谷竜生がスピードを上げずに後続を警戒していると、才迫開が1センターから仕掛けて三谷を叩く。さらに、その上を最終ホームで吉田拓矢が叩いて主導権を奪取。後方になった桐山敬太郎は、打鐘の2センターから巻き返していたが、最終バックで車は止まる。その外を三谷もまくるが、2センターから海老根恵太も踏み込んで外々を回される展開に。しかし、三谷後位の南修二(写真)は、2センターから海老根の内のコースに進路を取り、直線で鋭く突き抜けた。
 「展開は悪くなったが、もう一度、仕掛けた三谷はさすが。(三谷が最終3コーナーで)乗り越えていければ良かったですけど、止まったので、バックを踏まずにそのまままっすぐ踏んだだけ。(三谷と)一緒に勝ち上がれて良かった」
 最終的に主導権を握った吉田拓矢が2着に粘った。
 「(打鐘で)3車併走の上をいくところはしんどかったです。フレームを換えていて、昨日(初日特選)は分からなかったけど、今日(二次予選)の走りで、溜めがないのが分かったので戻します。こういうレースをしてGIまでに手応えを得たいです」

11R

選手の写真です。
原田研太朗選手
 原田研太朗(写真)が押さえた上を渡邉一成が赤板で出て先頭に立つ。地元の伊勢崎彰大を連れた渡邉は、後続を一本棒にして別線が反撃しづらい絶妙なペースをつくり出す。7番手の長島大介は動けず、最終ホームを通過。4番手を手に入れた原田が2コーナー手前からまくる。渡邉も懸命に合わせるが、原田のスピードが良く、初日に続き連勝のゴール。
 「いったん(渡邉)一成さんのところでフタをしようか迷ったんですけど、前まで行った方がいいのかなっていうのがあって出ました。一成さんもキツそうでしたけど、まくれたのは自信になりますね」
 渡邉の先行を利した伊勢崎彰大は、原田を止められずも2着に追い込んだ。
 「一成のガツンっていうカマシを期待していたけど、それ以上に行ってくれた。(地元勢は)根田(空史)たちも勝ち上がっていたし、自分も決勝までは負けられない気持ちでした。(今シリーズは)平常心がテーマだったけど無理だね、もうドキドキしちゃって(笑)」
 ケレン味のない先行で魅せた渡邉一成だったが、さすがに最後は失速して4着。
 「僕には(先行した距離が)長かったですね。道中も長島のことを気にしていて、ハラケン(原田)の存在を無視していたところもあった。(原田のまくりに)慌てて踏んでしまった」

12R

選手の写真です。
吉田智哉選手
 渡邉雄太が3番手の嵯峨昇喜郎にフタをしていると、単騎の竹内雄作が赤板から動いて打鐘で吉田智哉を叩いて逃げる。吉田は絶好のポジションにはまったが、後ろの筒井敦史が嵯峨と渡邉にすくわれて、2センターから後退。3番手に嵯峨、渡邉は外に浮いた状態で最終回へ入る。番手でタイミングを計った吉田は、最終2コーナーから発進。吉田後位の嵯峨は冷静に吉田に乗って、ゴール手前で吉田を交わした。
 「想定外でしたね。でも自分も下げられないので。本当は渡邉さんが切った上を叩いて駆けるか、竹内さんが単騎でもカマしてくれば受けてもいいかなって感じで思っていました。まくりに行ったら、吉田さんに踏まれたので一回戻ってからもう一度踏みました。(決まり手に)差しが付いてしまったのは嫌ですけど、なんとか内藤さんと勝ち上がれたので」
 初日に続き竹内をまくった吉田智哉(写真)が2着。初めて記念の準決勝へコマを進めた。
 「自分だけ放置されて…。でも、前々には踏もうと思ったら良い位置に入れました。あれが3番手ならまくれてなかったと思います。それくらいカカっていました。後ろに嵯峨君が入ったのが分かって、自分が先に仕掛けないとチャンスはないと思って仕掛けたらまくれました」

10R

選手の写真です。
渡邉一成選手
選手の写真です。
中村浩士選手
 青板の3コーナーでハナに立った長島大介を、単騎の取鳥雄吾が*渡邉一成(写真)の動きを警戒しながら押さえて打鐘を迎える。前受けから下げた渡邉は、取鳥を追いかけるように踏み込んで、最終1コーナーで主導権を奪取。しかし、番手で競っていた南修二と中村浩士は両者とも打鐘手前で離れていて、取鳥が番手にはまる展開に。それでも渡邉はペース良く逃げて、1着で決勝進出を決めた。
 「前に出る時に、取鳥君に踏まされてキツかったです。1着ですけど、レース内容は取鳥君に完敗ですね。日に日に上向いてはいますけど、連日課題はあります」
 南の強烈なけん制で渡邉から離れた中村浩士(写真)だったが、最終バック5番手から内に進路を取り、2着に突っ込んで窮地を脱した。
 「競りをしのぐために集中していましたが、南くんに一発強烈なのをもらってしまいました。参りましたけど、巻き上げるしかないと。必死だったけど、最後は内が空くと思っていたので」
 単騎の取鳥雄吾は、攻めるレースで3着に入った。
 「渡邉さんから切ってほしそうな雰囲気を感じたので、切りました。番手に入ってからは、渡邉さんが流していて、いつか誰かが来るだろうと焦っていたので、いっぱいでした。単騎で(相手に)無視されていたのが大きかったですね。前々に行こうと思ったのが良かったです」

11R

選手の写真です。
小埜正義選手
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原田研太朗選手
 原田研太朗が押さえたところを飛び出した近藤隆司が、ハイペースで駆けて赤板を迎える。4番手の原田、6番手の吉田拓矢はそれぞれ車間が空いてレースが流れる。逃げる近藤の余力を確かめた小埜正義(写真)は、別線の反撃が来る前に最終2コーナー手前から番手まくりを打って勝ち切った。
 「番手まくりはしたくなかったけど、(近藤が)流さないで踏んだから腹をくくりました。誰か来てても、来てなくても(最終)2コーナーからと思って踏みました。二藤(元太)も乗ったし、とにかく(近藤が)すごかった」
 「おそらく近藤さんが駆けるだろうっていうのはあったけど、番手まくりまでは…。それで車間が空きすぎた」とは、原田研太朗(写真)。吉田に内を来られたが、南関勢に迫るまくりで2着に届いた。
 「吉田君が内から来てたけど、自分も仕掛けないとっていう気持ちだった。その前は追いつくのにいっぱいだったけど、ペースで徐々に追い上げた感じですね」
 地元勢の後ろを固めた二藤元太は、原田をけん制しながら直線で懸命に踏んで3着で記念初優出を遂げた。
 「(近藤)隆司と小埜さんのおかげで、自分を連れていってもらいました。余裕があるっていうわけじゃなかったけど、そのまま黙って見過ごすよりはと思って、(最終3)コーナーの入り口で(原田をけん制した)。2日間の順延で体が楽になったし、感じは悪くないですね」

12R

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伊勢崎彰大選手
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三谷竜生選手
 根田空史にフタをしてからハナに立った嵯峨昇喜郎を、三谷竜生が赤板の1センター過ぎで押さえる。そこを吉田智哉が叩いて主導権。すかさず反撃に出た根田は、最終2コーナー手前で吉田を抜き去るが、バックから三谷もまくり出す。根田マークの伊勢崎彰大(写真)は、迫る三谷に合わせて踏み込んで、そのまま鋭く抜け出した。
 「もちろん根田と決めたかったし、残したかった。でも、最後の最後で自分の勝ちたい気持ちが勝ってしまいました。気持ちは入っていたけど、技量不足な部分もありましたね。でも、まずは決勝っていう気持ちでいたので」
 伊勢崎に張られて外々を踏まされた三谷竜生(写真)だったが、しぶとく2着に突っ込んだ。
 「伊勢崎さんを乗り越えられてないので、なんとも言えないですね。でも、根田君が逃げている中で仕掛けられたし、ハンドルとサドルを変えて自転車の進みは良くなったと思います」
 3着には最終2センターから、内のコースを踏んだ内藤宣彦が入った。
 「意外と余裕もあったし、脚も溜まっていましたね。展開的には苦しかったけど、コースが見えたし、突っ込めました」


〈ブロックセブン前検〉

 今期はFI戦で優勝が1回と、準優勝が2回ある島川将貴。着実に力を付けて、随所に好走を見せている。
 「(今節が)中止順延になって、もしかすると開催中止もあるのかなって思って、ずっと練習していました。このあとは寛仁親王牌もあるし、そこに向けてスピード練習を多めにやりました。ちょっと疲れはありますけど、いつもとほぼ変わらずです。7車立てですけど、仕掛けどころを逃さないように。そこだけ気を付けて走ります」
 地元の染谷幸喜は、今期がS級初挑戦。前回の小田原FIでは429着と、S級初優出を果たした。
 「小田原の時は、(前々回の弥彦FIでの)落車の影響があったんですけど、展開が向いたっていうのもあって決勝に上がれました。S級に上がってすぐのころは、ピリピリ感に飲まれていたんですけど、だんだん慣れてきましたね。せっかく地元で呼んでもらったので、地元代表という気持ちでしっかり走ります」
 8月当所の4日制を含めて、FI戦は4場所連続で優出している河野通孝。今回は染谷を目標にして勝機をつかむ。
 「染谷君とは何度か一緒に練習したことがあるので、強いのは知っています。(前回の平からは)いつも通りずっと練習していました。(バンクを使えない日があって)普段は街道練習には行かないけど、街道練習で違う刺激も入れられました」