今シリーズのV候補は125期の弓矢輪太郎。直近4カ月の勝率は脅威の8割超えで、本格デビュー後はすでに優勝5回の実力者だ。9月松阪と、11月熊本では特別昇班のかかる開催だったが、いずれも決勝で2着と惜しい結果に終わっている。早々に上のクラスに上がってもおかしくないだけに、今シリーズは結果は当然ながら、内容にもこだわってライバル達に実力の違いを見せつけるか。
その弓矢の当面のライバルとなりそうなのは同期の船山真生。こちらも本格デビュー後は優勝4回と遜色ない好成績を残している。直近4カ月でも勝率は8割弱の成績。逃げ、まくりとバランス良く使いこなしており、数字の面からも器用さがうかがえる。
125期の上記両者が突出している印象だが、割って入るなら中村翔平か。変幻自在な攻めと前々戦を身上としており、混戦にはめっぽう強いタイプ。経験の浅い若手の隙を素早く付けば、一波乱起こす可能性も大いにある。その他にも松本昂大や與古田龍門もルーキー対決には気合十分で臨むはずだろう。また、タテ脚に定評のある坂元洋行や、しぶとい梶應弘樹などベテラン勢も多数登場する予定となっている。
勢い抜群の弓矢輪が中心
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弓矢輪太郎
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船山真生