実力互角で狙いは絞りにくいが、勢いを重視して新鋭の昼田達哉を中心視した。10月~12月の7場所は2V、準V2回。先行基本の自力攻撃で別線をねじ伏せている。好スパートを決めて優勝をものにしよう。
松本憲斗、河崎正晴の熊本コンビを重視する手もある。最近の松本は12月高知で完全Vを達成するなど、勝ち星が多いように自力攻撃が冴えているし、河崎は12月奈良で1、2班戦の初Vを3連勝で飾ると、その後も同月大垣、同月小倉は連勝で決勝に乗っている。前後は流動的ながら、年齢が若い河崎が前で戦うか。好連係を決めれば熊本ワンツーは十分だ。
塩崎隼秀、篠原龍馬の四国コンビも好勝負が見込める。塩崎は第121期生在所成績トップの好素材。まだ安定感は今ひとつながら、8月高知、10月小松島で3連勝している。仕掛けがツボにはまれば首位に躍り出ても不思議ではない。前期のS級では苦戦を強いられた篠原だが、A級戦なら話は別だ。塩崎次第では連に浮上してこよう。
11月豊橋、同月和歌山を連覇している北川大五郎も軽視できない。好位置占めてのまくりに持ち込めれば勝ち負けになる。四宮哲郎がマークして近畿ワンツーを目差す。
昼田達を指名も激戦
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昼田達哉
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松本憲斗