特別昇班は果たせなかったが、レインボーカップ・チャレンジファイナルに参戦した梶原海斗を中心視した。在所時は記録会の200mFDで、トップのタイムを叩き出した快速の持ち主。本格デビュー後は3V、準V5回と、常に優勝争いを賑わしている。スピードにものを言わせて他をねじ伏せよう。
出口謙一郎も差はない。本格デビュー後は4V、準V2回、決勝3着3回。決勝ではほとんど確定板を外していない。鋭い出脚を効かした自力攻撃で主導権を握れば押し切り十分。
決勝を外す場所も散見する石川航大だが、12月小松島では2V目を3連勝で達成していて、最近の動きはいい。機動力を遺憾なく発揮できれば好勝負に持ち込める。
堀越翔己はどう出るか。10月武雄で同県堀川敬の逃げに乗って初Vをものにすると、12月豊橋は堀川敬を連れて積極的に駆けて、堀川をVに導いた。梶原海との地元連係には注目したい。
11月四日市では児玉虎、村上翔らを相手に逃げ切りで初Vをゲットした宮道良輔、まだV経験はないものの、先行力にはなかなかのものがある徳永泰粋らも侮れない。
先輩期では小出慎也に食指が動く。11月松戸、12月豊橋と予選を連勝するなど、1、2班戦で善戦していた。展開がもつれるようだと浮上してきそうだ。
スピード光る梶原海斗
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梶原海斗
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出口謙一郎