東矢圭吾、野口大誠、田川翔琉、中村雅仁と圧倒的な戦力を誇る熊本勢が有利にレースを進める。中でも東矢は第121期生在所成績第4位の将来性豊かな新人。9月武雄で特別昇班を達成すると、1、2班戦でも10月富山131着、同月小倉121着と主役を演じている。自力攻撃の破壊力は最上位だし、同県の援軍も多く条件もいい。優勝に最も近い存在だ。最近の野口は決勝を外す場所が目立っていて、好調時のような脚勢ではないが、ここは展開の利を得られる可能性がある。そろそろ流れを変えたい。中村は8月別府、10月青森でVをゲットしていて差し脚好調。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。
中四国勢も駒数はそろっている。自力型が外田心斗、増田仁、そして追い込み型は高津晃治、小川巧。外田はまずまずの近況だが、増田はここに来て優参率が急上昇していて調子上向き。高津は10月武雄でVをものにしていて伸びがいい。小川もベテランならではの安定プレーを演じている。好連係を決めれば中四国勢が優勝をさらっても不思議ではない。
近畿勢は佐藤成人、内山貴裕と追い込み型は堅実だが、先導役の堀僚介は成績に波があるのが気になる。
山口聖矢、上田裕和の中部勢も軽視できない。
駒数そろった熊本勢
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東矢圭吾
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野口大誠