豊富な戦力を誇る九州勢がV争いをリードする。主軸を担うのは地元の山口貴嗣だ。今期は選手になって初めてのA級陥落。01年以来、19年ぶりのA級戦だが、2月大宮ではオール連対で優勝するなど、格上の決め脚を披露している。地元の今シリーズは主役の座を譲れない。山口にとって心強いのは嘉永泰人、上野優太の熊本115期コンビだ。両者ともスピードタイプで、毎場所コンスタントにV争いを演じている。他にも九州では大野悟郎がV候補に挙げられる。
急成長を遂げた奥出良が強力九州勢に抵抗する。昨年の終盤戦から競走得点を一気に上げた。中部スジの三浦稔希が奥出のサポート役だ。
前期S級の実績が光る蓮井祐輝や三浦雄大、大崎和也の北日本勢も軽視できない。
地元は譲れない山口貴嗣
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山口貴嗣
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嘉永泰斗