前々回の取手記念では2勝をマークした朝倉智仁(写真)だが、一次予選で敗退。前回の佐世保FIの144着を踏まえてこう振り返る。
「取手記念は気合を入れすぎた。それだけですね。地元の記念で1着を2回取れたのはうれしいけど、初日で終わっちゃった。それは悔いが残ります。終わってからは、(先輩たちと)いろいろお話をさせてもらって、一からやり直そうと。練習というより気持ちをどこにもっていくかですね。前回のあとは(吉田)拓矢先輩とか吉田有希とかに引っ張ってもらって、死ぬ思いで練習をしてきました」
「前が抜けていないですよね」と、近況は勝ち星が遠ざかっている加藤圭一だが、成績をまとめている。
「前が頑張ってくれているし、自分も落車してないから前よりは良くなってます。体調も戻ってきている。(初日に連係する菅原大也は)連係も何回もあるし、バンクにいけば練習も一緒にやります」
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中西大(写真)は、前回の高松宮記念杯を7247着。2日目から新フレームに換えて好感触を得た。
「(前回は)先行できたのは、初日だけですね。(駆けたのが)切ってジャンからなので5着以内に入りたかった。けど、7着で力不足でした。2日目からはフレームを換えました。先行してないけど、(2日目は)外併走で我慢できている。(今回も)そのフレームで挑みます。いつもはワットバイクでしか練習してないけど。(前回のあとは)バンク練習を多めにやって久し振りに日を浴びたら疲れました(笑)」
前回の和歌山FIの最終日に落車に見舞われた中村昌弘は、そこから2週間以上空いた。
「(落車は)5日間くらい痛かったけど、もう怪我しているのも忘れました。練習も普通にやってきましたし大丈夫です。春くらいからずっと感じはいいんで、(今回も)悪くないと思います」
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昨年、当所記念に参戦して4792着だった佐々木堅次は、直近の競走得点も100点超えで洗練された印象だ。
「去年ここを走らせてもらって、それよりもいいと思います。最近はヨコをやったり、位置を取ったりもしている。駆ける態勢の時は先行をして、流れでできるようになってきた。(S級の流れに)慣れてきたのが大きいです。昔は(積極的に)駆けていかないとっていうのがあったけど、それじゃ生き残っていけない。去年に比べたら(脚力も)レベルアップしている」
前回の高松宮記念杯7992着でレベルの差を痛感させられた山岸佳太だが、コンディションそのものは悪くなさそうだ。
「(前回は)自分で思ってた感じで動けなくて、結構ガッカリして帰りました。そのあとは、(8月の)オールスター(出場)も決まったんで、1日だけ休んでキツめにやってきました。高松宮記念杯の前もそうだったけど、練習の感覚はだいぶ上がっている。それをレースに出せれば」
直近の3場所で初日を3連勝中の青柳靖起だが、FIシリーズだけに舞い上がることなく気を引き締める。
「(記念になると)FIと全然メンバーが違う。7車立てっていうのもあるし、一次予選でも50パーセントくらいの感じで飛ぶんじゃないかと。練習は荒井(崇博)さん、嘉永(泰斗)さんとかとモガかせてもらった。それで疲れがありますね。荒井さんはえげつないくらい強かった」
前回の高松宮記念杯を4727着の柏野智典は成績面以上の感触をつかんで先を見据える。
「(高松宮記念杯は)着以上に良かったです。GIを走ると何回かは引っ張られる感じがあるんですけど、そういうのが前回はあんまりなかった。このあと(地元の)サマーナイトフェスティバルがあるんで、しっかりと練習ができている。直前までキツめに練習をしてきました」
橋本智昭は、前々回の取手FIを117着、前回の伊東FIを151着。2場所で4勝の固め打ちと乗れている。
「(FIで好成績を収めているが)展開が動くので、9車立ての方がチャンスがあるかなっていう感じです。7車立てだと一本棒になってしまうんで、逃げるしかなくなってしまう。脚の状態は悪くない。あとは周りが強すぎるんで、(戦法の)幅を広げたい。そういう風にやってかないと」
前回の福井FIでの決勝では逃げた緒方将樹との連結を外した松川高大は、そこから中4日とタイトなスケジュール。
「(緒方に)付いていければ優勝のチャンスがあったんで、そこは追走を磨いていかないと。難しいところもありますけど、基本的には自力を出せるようにしています。(前回のあとは)軽めに練習してきました」
年頭にS級に昇級した地元の川口雄太(写真)は、前回の久留米FIを3連勝。S級初VがA級から数えて通算3度目の優勝になった。
「僕自身これといった武器がない。なので持っている(すべての)力で勝てたのかなと。チャレンジで優勝がなくて、(初優勝までに)デビューしてから4年半くらいかかった。優勝に縁がないのかなと思っていたので、S級に上がってすぐに優勝できて良かった。ここ(地元記念)に照準を合わせて、やれることはやった」
林慶次郎は自身のスタイルを変えずも、先行の幅を広げるためにこう口を開く。
「気持ちの持ち方ですかね。無理やり先行っていうよりも、カマシもっていう感じで、もうちょっと気持ちを楽に。でも、レースになると気持ちが入っちゃうんですよね(笑)。7月からはやっと(小倉の)バンクで練習もできるようになるので、練習のバリエーションが増やせます」
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竹内翼は今年すでに2度の優勝。競走得点もアップして、徐々に結果が出だしている。
「先行が前提にあるんですけど、位置取りだったりもできてきている。ちょっとずつですけど、そういうのができて優勝にもつながっているのかなと。(前回の)伊東も決勝に乗れて状態は変わりないので、そのまま(の流れで)いけたらと思います」
追加での配分になった久米良は、地元記念の重みをかみしめて気持ちを込める。
「(前回の高松宮記念杯は)得ることしかなかった。格上の選手ばっかりで、そこでなにが足りないかわかった。そこを補うことを考えてやってきました。(S級)1班でこの記念を走ることの難しさをわかっているので、追加であっても責任感を持って走ります」
前回の弥彦FIを142着。上々の手ごたえから中6日で川口聖二が、今シリーズを迎える。
「弥彦はすごい感触が良かったです。準決は野口(裕史)さんが強かったけど、もうちょっとなにかできたのかなと。でも、3日間を通して余裕はありました。そのあとは次の日を休んで、あとはずっと練習してました。日に日に良くなってきた感じがあります」
山賀雅仁は、前回の函館FIの初日特選で先行策を披露。好調を維持して、一次予選では鈴木陸来の番手を得た。
「(函館では)久し振りに逃げて、改善点も見つけられた。それで3着に残れているんで、その点は良かったかなと。調子は変わらずいいと思います」
原田研太朗(写真)が、前回の高松宮記念杯の1762着を振り返り、初日セットの上野雅彦との連係に集中する。
「(前回は)良かったところもあったし、悪かったところもある。そのあとはちょっと空いたんで、まとまった練習ができた。感じは悪くなかった。(小松島の)バンクが使えない時に、高松で上野君と練習させてもらった。いつか連係ができたらなっていうのがあったんで良かった」
前期はいまひとつだった小林大介は、緩やかではあるが上昇カーブを描いている。
「(前期は)苦しみながらだったけど、たぶん(S級)1班の点数を取れました。まだ完ぺきではないけど、一時期よりは良くなっている。練習はやっているけど、(体調的な)不安がないわけではない」
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嵯峨昇喜郎(写真)にようやく本来のスピードが戻ってきた。4月の青森GIIIを含めて、近況はコンスタントに決勝にコマを進めている。
「落車をしてないから徐々に(調子が)上がってきている。順調に練習もできているし、タイムも出てきている。(悪かった時期から)なんとか抜け出したい。(初日は)山崎(芳仁)さんとは久々だし緊張しますね」
高松宮記念杯を7267着。シリーズを通して自力だった山崎芳仁は自ちょう気味にこう言う
「GIで4日間自力だったけど、見ての通りあんまり良くなかった。年相応でした…。最近は練習を追い込みすぎた感じもあったので、今回は(疲れを)取って、メンテナンスを多めにやってきました」
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3場所前の岐阜、前回の高松と松戸GIIIを挟んでFIシリーズを2場所ともに完全V。犬伏湧也(写真)が、初めての地元記念を迎える。
「(小松島記念は)目標にしていたところでもあるんで、走れることはうれしい。精いっぱい頑張ります。(高松は)ここに向けていろいろやりたいことをやれたのが大きかった。新車だったりも使えたり、いろいろできました。(初日は)後ろが師匠(阿竹智史)ですし、中途半端なレースはせず、しっかりと行けるところから仕掛けたい」
一次予選から弟子の犬伏とのセットの阿竹智史は、前回の高松宮記念杯から中9日空いた。
「(前回は)そこまでコンディションが上がらずの4日間だった。そのあとは前半を追い込んで、後半はほぼ休み気味でやりました。(調子は)前回と変わってないかなと。(犬伏は)しっかり流れに乗って走ってくれたら大丈夫だと思います」
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中四国3車は、松浦悠士を先頭に連係。昨年の当所記念では準Vだった小倉竜二(写真)は3番手で地元記念のスタートを切る。
「(前回の高松宮記念杯は)まとめたっていう感じですね。最終日だけ気持ち良く回せたかなと。二次予選はコース取りに失敗した。脚は普通でした。そこからは中9日だったので、ケア中心にやってきました。(調子は)現状維持か少し上がっているかなと。太田君、犬伏(湧也)君はじめ若い子がいるんでスピードが出る。まずは付いていくこと。結果はそこまで考えていないですね」
眞杉匠は前回の高松宮記念杯を2413着。そこから状態が上がっているようだ。
「(前回は)体の感じが良くないなりに、(成績は)良かったかなと。高松宮記念杯に入る前から、んって感じがあった。季節の変わり目もあって、夏バテしていたのか…。前回よりは練習の感じが良くなっている。(初日は)車番が悪いけど、いつも通り自分のレースができれば」
全日本選抜、ダービー、前回の高松宮記念杯、今年のすべてのGIで佐藤慎太郎は決勝に進んで賞金を着実に積み重ねている。
「(前回は)絶好調ではないけど、決勝までいけている。気持ちでカバーしてるのと、前で頑張ってくれている選手のおかげですね。練習も予定通りできているけど、疲れが抜けるスピードが落ちている。(今年の)前半戦は気持ちを入れてレースができた。それで結果もついてきてくれた。例年に比べれば少しは気持ちに余裕がある。それでも気を引き締めていきたい」
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