ここ3場所、勝ち星のない坂井洋は、前回の高松宮記念杯が5658着。成績は一息の高松宮記念杯だったが、手応えは悪くない。
「徐々にモチベーションも上がっているし、出し切れるようになってきてるんで悪くない。(中9日で)しっかりと練習をしてきた。(今シリーズは)とにかく出し切って勝ち上がれるところまで勝ち上がっていきたい」
オープニングで同県の坂井の番手回りとなった金子幸央は、笑みを浮かべる。
「(坂井とは)初めてだし、(番手自体が)そんなにないですからね。まぁ、番手はそんに気にしてないんで大丈夫。(中6日で)全然問題ない。体調もいいです」
武雄、名古屋と直近の2場所はFIで初日予選を連勝中の蕗澤鴻太郎(写真)だが、優出からは遠ざかっている。
「(近況は)まずまずですけど、もうちょっと上げていきたい。FIでも決勝に乗れてないですし、今期はここからなんで弾みつけるためにも(決勝に)乗りたい。自分のパターンに入っちゃえばなんとかなるんですけど、ならなかった時の対処ですね。まだまだトップスピードが足りない。トップスピードがあれば、そのあとのタレ幅も少なくなってくると思う」
津村洸次郎は前回の青森FIの223着から中4日の強行軍。
「青森の次の日に帰ったんで実質は中3日ですね。ケアして疲れをとることを(中心にやってきた)。(配分が)詰まってた方がうれしいけど、遠出とかでさすがにキツい。ただ、これが終わったら空くんで頑張ります」
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小松島初体験となる坂本周作は、海に面した検車場で自転車を組み立てながらこう口を開く。
「小松島は初めてです。こんなに海が近いとは思っていなかった。風が強いみたいだけど、自分的にはみんなが脚を使ってくれるような環境は好きですね。それに暑い方が体も動いてくれる。ここまでは地元で誘導とかもあって、根を詰めた練習はできていない」
近況成績をまとめている渡部幸訓は、好調キープを宣言するだけにシャープな差し脚に期待ができそうだ。
「大きな怪我もないんで、体の調子はずっといい感じが続いている。あとは(この成績は)前の選手が頑張ってくれているおかげですね。ただ、前回は体が動いてなくて、それが疲れだったと思うのでケアを中心にやってきて、そのあと練習もしてきました」
上田尭弥(写真)は、2度目のGIとなった前回の高松宮記念杯を9495着。GI初勝利は8月のオールスターにお預けとなって、課題をあげる。
「(前回は)しっかり動けていたんですけど、まだまだ力の差があった。自分の足りない部分がわかったので、しっかりと練習ができました。(初日も)しっかりと動いて、ラインで決められるように」
弟、竜生(101期)のフレームで上々の成績を残している三谷政史は、一次予選で藤木裕とタッグを組む。
「(3場所前の)岸和田の最終日から(三谷)竜生の自転車でやっているけど、それが全然感じがいい。中6日で誘導もあったりして、ちょうどいい感じで(疲れが)抜けている。調子も上がってきている」
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昨年10月の落車の怪我で2月の全日本選抜に復帰した松坂洋平は、前回の松阪FIで昨年6月以来となるおよそ1年ぶりの優勝を遂げた。
「自力をそんなに出してなかったんで、調子自体はわからないですね。ただ、(そのあとは)普通に練習とケアをやってきました。ここは風が強いイメージがあるけど、僕は嫌いじゃない」
萩原孝之は、前回の高松宮記念杯2日目の二次予選で落車に見舞われ、途中欠場を余儀なくされた。
「(落車は)雨だったんで怪我も少なくて擦過傷だけでした。2日間くらい休んで、そのあとケアとかをして練習をしてきました。感触は悪くないです」
畑段嵐士に前を委ねる中井太祐は、中3日のローテーションでもコンディション面での問題はない。
「調整程度ですけど、中3日はとくに苦じゃない。ここは風が強いイメージがある。風は嫌ですけど、あんまり悪いイメージはないし、成績が悪いってことはない」
今年未勝利の柴田洋輔だが、直近の競走得点は104点超。大敗が少なく成績をまとめている。
「ここ数年はこんなもんなんですよね。もっと上げていかないとって思いはあるんですけど。(中3日でも)疲れはない。(目標の土屋壮登は前期のA級で)1着ばっかりで強いですね」
同地区の山田諒と別線を選択した神田龍(写真)は、師匠の萩原操との連係に力を込める。
「(初日は山田の)番手にいきたい気持ちもあるけど、後ろに師匠の(萩原)操さんがいるんで自分でやります。(近況の感じは)いいと思います。(近況バック数が減ってるのは)意識をしてとかじゃなくて、(自然に)減っていった感じです」
前回までは3場所前に投入した新車で試行錯誤していた小埜正義は、今シリーズからフレームを戻して活路を見出す。
「フレームを換えてガタガタになったんで戻します。自分ではやりきれなかったです。練習は普通にやってきました」
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昨年、地元記念を初制覇した原田研太朗(写真)は、一次予選からスタートを切る。前回の高松宮記念杯の3日目に落車失格。“新期一転”、地元から仕切り直しで連覇に挑む。
「(前回は)感触は最近のなかでは良かった方です。(3日目の落車で)打ち身とかがあったけど、休むよりも動かした方がいいかなと。怪我もそこまでではなかった。(バンクは)きれいになったんで走りやすい。(感覚は)前とそんなに変わりない。(地元記念連覇は)あんまり意識をせずに、一戦、一戦を精いっぱいですね」
五日市誠は、中6日で順調をアピールする。
「体調とかも変わりなく、練習もできた。(前の選手に)付いていくのは付いていけてるので、あとは差せるようになりたい。ただ、欲張りすぎて調子を崩したこともあるので、そこら辺は気をつけていきたい」
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前回の高知FIを3連勝。伊藤颯馬は完全VでS級初優勝を遂げたが、「ラッキーでした」と、逃げた町田太我の番手入った展開を振り返る。
「前に踏んだ結果、番手にはまれた。内容的には…。後ろの人のサポートがなかったら(優勝は厳しかった)。(そこから中4日で)練習は2日間くらいしかできなかった。体はあんまり疲れてないので、大丈夫だと思います」
前回の福井GIIIを1223着と上々の成績で終えた合志正臣だが、記念の今シリーズに気を引き締める。
「練習はやったんですけど、福井の時とは全然メンバーが違うんで、そこですよね。(前回も試行錯誤していたセッティングに関しては)全然さわってないので、今開催中にやっていこうかと思ってます。(伊藤とは)連係も結構あるし、相性もいいです」
佐々木悠葵(写真)は地元、前橋記念2149着のあとは、静岡、西武園とFIを6連勝の完全V。しかしながら、9車立て仕様で投入した新車だけに、今シリーズでの期待が膨らむ。
「(ここ2場所は)展開に恵まれました。(3場所前の前橋は)調子が悪かったんで、その時よりは全然いいです。体が固まっちゃってたのと、(前橋の)2日前くらいにサドルが割れちゃって、それも影響した。前橋ではスピードが上がって、それ以上踏めなくなった。だから、9車立て用に静岡からフレームを換えた。7車には向いてなかったけど、それで勝てたんで、9車立ての方が楽しみです」
吉本哲郎は弟子の町田太我でイメージを膨らませて、打倒、佐々木に燃える。
「直前の練習ではめちゃくちゃ仕上がってきた。相当感じが良かったですね。佐々木君と当たりそうな予感がしていた。(町田)太我と同等の強さだと思っているから、佐々木君は太我の倒し方でなんとかしたい」
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前々回の松山GIIIでグレード初優勝を飾った町田太我(写真)は、前回の高知FIを114着。決勝は佐々木悠葵に番手に入られて展開に泣いた格好だ。
「中4日で休みなしでしっかりと練習をやってきました。小松島は初めてです。海辺で風が強いって聞いたんですけど、風は得意なんで風があった方がいい。(初日は)地元のスターを付けているんで、しっかり自力で連れていけるように」
佐々木龍は、半年のA級ライフを経てS級にカムバック。A級では19勝をマークして5度の優勝を遂げた。
「(A級でも)S級を意識しながらやってましたけど、やっぱりS級とは違う。まったく別だと思ってるんで、しっかりと流れを見ていきたい。半年ぶりなんで、浦島太郎状態です(笑)」
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松浦悠士(写真)は前回の高松宮記念杯を6228着。決勝はチャンスメイクをしたものの、ラインを組んだ清水裕友を優勝に導くことはできなかった。
「小松崎(大地)さんと踏み合いになって、僕と(清水)裕友にはかなり苦しい展開になってしまった。体調面はまったく問題なかったんですけど、周りには疲れていると言われた。それもあって(高松宮記念杯のあとに)2、3日乗らずに過ごしたら、ダッシュとかが戻った。筋肉的な疲労だったのかもしれない。直前の感じがすごい良かったんで、上積みはあると思います」
松浦と別線の地元トリオ。阿竹智史、小倉竜二の前で戦う太田竜馬の走りが注目される。
「(前回は)脚の感じは悪くなかったんですけど、結果が伴ってなくてもうちょっとかなと。ただ、4日間を通して戦えているんで、良くなってきた手応えはある。(昨年の地元記念は)2着だったんで、今年はちゃんと優勝を狙っていく。優勝する気持ちで入っています」
関東でただひとり特選からスタートの武藤龍生は、松浦後位で村上博幸と競りの勝負を決断した。
「自分は(高松宮記念杯で2日目に)失格だったんで(同県の宿口陽一の優勝を)テレビで見てすごく勇気をもらった。自分のことのようにうれしかった。(初日は)しっかりと村上さんにあいさつをして、同期の松浦君の後ろで勝負したい。(同県には)平原(康多)さんもそうですし、若手では森田(優弥)、黒沢(征治)もいる。番手としてそこをしっかりと回れるように、自分も頑張らないと」
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