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小倉競輪

KOKURA KEIRIN

81#

FⅠ楽天Kドリームス杯

6.26Wed 27Thu 28Fri

次回開催

F2

7/1 ・2 ・3

検車場レポート

  • 6/25 Tue.  (前検日)
  • 6/26 Wed.  (1日目)
  • 6/27 Thu.  (2日目)

4R

選手の写真です。
渡邊健選手
 近況の点数トップは渡邊健だ。白星こそ少ないが安定した成績を残している。
 「一時期はすごく調子が悪かったけど、そこは脱した感じですね。練習はずっとしていたけど、吹っ切って練習するようになった。怪我をしていないのも大きいけど、調整とかを気にすることなく練習をするようになりました」
 中部の先頭を走るのは松岡晋乃介。来期はS級に戻るだけに今は積極的な走りをしている。
 「自分で言うのもあれですけど、成績のムラがすごいですね。展開が向いたときは決勝に乗れたりするんですけどね。来期はS級に戻るし、今は積極的に仕掛けることを意識してレースをしている。来期に向けてって感じですね。小倉は好きなバンクなので積極的にいきたい」

5R

選手の写真です。
山本浩成選手
 地元の山本浩成が中心。得意のまくりで別線を一気にのみ込んでくれそうだ。
 「今期最終戦が地元、ホームバンクなのでやるしかないですね。状態に関しては前回の松山と変わらない感じですね。とりあえず決勝にはいきたいのでまずは初日ですね」
 末廣快理は積極策で逆転を狙う。
 「自分の中では最近はパッとしない。なので色々と作り直している最中ですね。やっと練習の感触が良くなってきた感じです。前回の福井よりも仕上がってはいると思う」

8R

 元砂勇雪は地元G3で準優勝して競輪祭の切符を手にした。近況は充実している。
 「今の点数は持ちすぎかなって思うけど、キャリアハイは自力でやっていたときに107点ぐらいもっていた。落車することがなくなったのと持病の痛風が1年半ぐらい出ていないのが大きいと思う。貴志君は前回も連係したし、5月の小田原からずっと一緒。最近は残せていないことが多いから今回は残したいですね。いつも頑張ってくれるので」
 貴志修己は積極策を貫いている。
 「前回は復帰戦ということもあって痛い部分とかもあったけど、日に日に調子が良くなっていく感じがあった。元砂さんと前回、決めることができなかったので今回こそ頑張りたいですね」

9R

選手の写真です。
山口敦也選手
 山口敦也は前回の大垣決勝で落車失格。断トツの点数を持つだけに状態が気がかりだ。
 「せっかく調子が上がっていたときに落車してしまったので残念ですね。体もフレームも大丈夫でした。終わってからケアもしたけどいつも通りですね。メンバー的にも青柳君と決めるチャンスですね。西田さんと3人で頑張りたい」
 小堺浩二は青柳靖起を苦手としている様子。
 「中0日での参戦なので正直キツいですね。最近は脚どうこうよりも展開で勝っている。流れだけでの1着ですね。悪くはないと思うけど、青柳君は苦手なタイプ。ダッシュタイプと戦うのが苦手なんですよね」

10R

選手の写真です。
久米康平選手
 久米康平は白星が減っているが、内容は悪くなく、本人も悲観していない。
 「成績以上に思い切っていけているしレースは作れていると思います。ずっとスピード面を求めすぎていた部分があったから今は長期スパンで全体的な底上げをしていきたいと思っている。初日から仕掛けところを逃さずいくことを意識したい」
 番手を回る隅田洋介は追走に専念する様子。
 「小倉で復帰したときに久米君と一緒だったんですけど、そのときにめちゃくちゃ早く仕掛けてくれたのに自分が離れてしまった。たぶんその時以来の連係だと思うので追走に集中していきたい」

11R

選手の写真です。
渡辺十夢選手
 渡辺十夢は前回の青森で2勝を挙げるなど白星が増えている。
 「負け戦でもまとめられるようになってきたし安定してきましたね。良くなっている原因は正直、全くわからない。ただ周回中から口が空いたりすることがなくなった。でも練習とかフレームとか変えたりしていないんですよね。落車がなければ積み上がっていくと思うのでそれですかね」
 中釜章成は前回の高松で準優勝とF1戦では気を吐いている。
 「前々回の前橋がダメダメすぎましたね。終わってから高松の間が空いて、岸和田でG1が開催されていたので、その間は和歌山に行ったりサイクルスポーツセンターに行って練習した。いつもと違う刺激をもらいましたね。今は点数とか気にせずに走っている。やれることをやっている感じです。予選のメインを走らせてもらえるので頑張りたい」

12R

選手の写真です。
福永大智選手
 福永大智は地元のG1に参戦して得たものがあった様子。
 「地元の岸和田G1を走らせてもらって改めて感じましたけど、G1をいっぱい走らないと強くならないですね。それは痛感しました。それに強い気持ちでレースを走らないといけないなって今回から新車を使ってみます。一応、前回のフレームも持ってきています。新車は急に届いたので乗っていないけど、セッティングとかは前回のモノと一緒。レースを走ってみないと良いかどうかは分からないですからね」
 瓜生崇智は単騎で総力戦を決意した。
 「どっかにジカでいこうかな。前回の優勝に関しては恵まれた。小倉は連覇中なので3連覇目指して頑張りたい。中3日だったのでケアだけですね。なので上積みはないですよ。前回の準決でジカ競りして取り切って2着に入れたのが大きいと思う。それで状態が上向いているなって思った。今回は九州の自力型が少ないから、そういう勝負もしていかないといけないかもしれない」
 岩津裕介はG1で精細を欠いたが何とか立て直してきた様子。
 「前回はやれるかなって思って開催に入ったんですけど、日毎に体調も悪くなっていって、感覚とレースがズレていった。終わってから原因を探しながら練習をしました。やることやったので良い方向に向いてくれれば。感覚は良かったので」

4R

選手の写真です。
松岡晋乃介選手
 前受けした松岡晋乃介が5番手まで車を下げる。中団の中村翔平が先まくりも力強い仕掛けでのみ込んだ。
 「前受けできたので突っ張っても良かった。全引きする予定はなかったんですけど。しちゃいました。中村さんの出が良くて、逆に自分の出が悪かった。小野さんが付いてきていたらヤバかったと思う。4コーナーで仕掛けるか、ちゃんと突っ張れば良かった」
 藤田洋平は庇いながらも最後伸びて3着。
 「川本君を残したくてギリギリまで待った感じですね。彼が踏んでから彼と違うコースを踏もうと。久しぶりのレースだったけど、感じ的には大丈夫。ただ緊張はしましたね。でもスタートしたらいつも通りでした。いつか三ツ石さんと連係したい」

5R

選手の写真です。
三ツ石康洋選手
 山本浩成が鐘過ぎにカマすと裸に。末廣快理が車間が空きつつ嵌るも詰めるので一杯になり、三ツ石康洋のまくりが届いた。
 「ここのバンクを考慮して1センターから仕掛けました。別線が踏んでいたのが大きいですね。中団中団を脚を使わずに回れたのが大きい」
 山本浩成はカマしで3着に粘った。
 「今日はカマシで勝負しようと決めていた。出切る時にひとりなのは分かっていました。3着になったけど粘れたほうだと思う。一周半駆けたので。状態としてはいつも通りかな」

6R

選手の写真です。
藤田勝也選手
 脇本勇希が突っ張り先行。ペースで駆けると藤田勝也が好展開を生かした。
 「お任せしていた。突っ張ったので気合を入れました。上手に駆けてくれた。津村君の巻き返しが早かったので焦った。山口君の動きだけみていたけど、余裕はあった。ワンツースリーまで決まったので良かった」
 脇本勇希は別線を完封も笑顔はない。
 「津村さんの仕掛けが見えていなくて。気が付いたらヨコに見えて慌てて踏んだ。コーナーで合わせれて良かった。ちょっと疲れているかも。力があまり入らない。日に日に良くなると思う。小倉は最高のバンクなので自信を持って走れている」

9R

選手の写真です。
青柳靖起選手
 小堺浩二が併走から叩いて先制。青柳靖起は強烈まくりでのみ込み振り切った。
 「1周ぐらいしか踏んでないので。ここまで中3日で、1日はウエイト、中日は完全に休んで、最後の日は小倉バンクで練習なのでほとんど練習はしていない。そのおかげか疲れは抜けているのかなと。レースは内が空いてていきたかったけど一人になるのが嫌だったし、小堺さんも締めこむ感じじゃなかったから叩くのかなと。小堺さんが仕掛けてからは待っても自転車は出ないだろうと思って2コーナーまでにどこまで進むのかと思って走った。最後はタレんかったので抜かれんかなと。一走した感じは悪くなかったです」
 落車明けの山口敦也は迫るまで。
 「車輪が柔らかいですね。ドリフトしている感じで踏み込むときに力が抜けている感じがする。青柳君は後カカりでどうかなと思ったけど、いってくれてよかった。体の方は大丈夫ですね」

10R

選手の写真です。
隅田洋介選手
 正攻法に構えた久米康平が突っ張り。中団から福元啓太が最終ホームで踏み上げるとバックで久米の前へ出る。しかし裸となり嵌った久米が抜き返すと最後は隅田洋介が交わした。
 「余裕はあるっちゃあったけど、キツかったですね。今回から優勝しまくっていたときのフレームに戻したけど、やっぱり良いですね。セッティングも前検日にいじってやっと納得できる感じになった。最近の中では一番良い感じ。バックを踏まずに久米君を迎え入れられたのが大きい」
 久米はレース内容を反省する。
 「まくりを合わせようと思えばもうひとひねりしたら合わせられたけど、後ろもいなかったし。福元君も出切ってからペースが落ちて、下げるのに時間がかかったけど、うまくニュートラルに入れて入ることができた。軽いけど嫌な軽さ。なのでギヤ盤を換えようかなと。ギヤ盤で硬くしたほうが反応が良いかなと思う」

11R

選手の写真です。
中釜章成選手
 前受けから下げた中釜章成は5番手で脚を溜める。中団から吉川希望がまくり出るも進まず、その上を中釜が豪快捲りで後続を千切った。
 「めちゃくちゃ岡崎さんがかかっていた。2センターぐらいで仕掛けられれば良かったけど、岡崎さんが死ぬほどかかっていったのでいけなかった。中2日でケアして練習もしてきたけど、やっぱり疲れがある感じがする。体の反応がイマイチですね」
 岡崎景介は逃げて2着に粘った。
 「出るときに結構、踏んだのでキツかった。早く出た方が流せると思ったので。最後はかなりタレたけど、最後、もう1回踏んだ。中釜君のスピードが凄かった。四日市でフレームを換えてセッティングも変えてかなり良い感じ」

12R

選手の写真です。
瓜生崇智選手
 スタート合戦を制して前受けした福永大智が最終ホームで巻き返してきた谷口遼平を強引に合わせ切る。総力戦の岩津裕介がまくりそれを止めに行った神田紘輔の張った内を瓜生崇智が逃さず掬って最後は突き抜けた。
 「レース前は不安もあったけど、流れを見て動けた。内に入ったところは神田さんも仕事するだろうと思って狙っていた。疲れは少しある。地元地区で自分のスタイルもあるから準決勝は福永君にジカで勝負にいく」
 福永大智は谷口に一瞬出られるも執念で合わせ切った走りは見事の一言。
 「スタートがみんな速くてびっくりした。誘導に追いつきそうになった。谷口さんが仕掛けてきたところはもう少し踏むのが遅かったら無理だったと思う。何とかでした。新フレームでクランクを以前より少し短くしてその影響か、ダッシュの部分がガツンと入らない。徐々に踏み上がっていく感じで。それもあって、綺麗に合わせることができなかった。自転車とのリズムがまだつかめていない。こればかりは乗り続けて馴染ませていくしかないですね」
 神田紘輔は内を掬われて反省の弁。
 「仕事をしたら瓜生君はくるだろうなとは思っていた。ただ岩津さんも仕掛けてきたしあそは止めないとなと。それにしても福永君が強かった。スタートもホームのところ危なかったですね。セッティングを少し修正したい」

3R

選手の写真です。
守谷陽介選手
 後ろ攻めの山崎駿哉が叩いてペース駆け。番手の守谷陽介が的確な援護から差してワンツーを決めた。
 「山崎君がお手本のようなレースをしてくれたね。最近の若い選手は前受けからカマシまくりが多いからそういう選手たちに見てもらいたいレース。突っ張りや押さえ先行は最近の選手はほとんどしないですからね。あそこまで駆けてくれたのでやることはやろうと。山崎君が成長しているのを感じた。10月から低酸素トレーニングを初めてかなり調子が上がっている。S級に復帰できそうなぐらいまで状態が上がっているので。小倉はやっぱり相性が抜群ですね」
 山崎駿哉はラインを上位独占に導いた。
 「突っ張られるかと思ったけど、落ち着いて駆けられた。展開としては良かったですね。ただもう少し踏み上がりの部分、最初のスピードをガツンと上げられるようにしたい。その辺が今の課題ですね。終わってから隅田さんに相談しました。決勝も同じ展開ならその辺を意識して走りたい」

4R

選手の写真です。
末廣快理選手
 三ツ石康洋が鐘過ぎに内を掬うと末廣快理がホームを目掛けて一気のカマシ。そのまま軽快なペースで逃げ切った。
 「指定練習から脚が軽かったし、久しぶりに力が入るレースができた。形としてはベストな展開でした。最近は前が取れなかったり、後ろ攻めでも出さされることがおおくて。自分としては先行でもまくりでも面倒な選手になりたい。いつも初日が重くてそこから日毎に軽くなっていく。決勝に向けてもケア次第でまだ軽くなると思う。山本浩成君には初日も悔しい負け方をしたし、久留米でもやられて勝てていない。そろそろ勝ちたいし、決勝こそは。今期最終戦なのでしっかりと稼いで帰りたい。それと今の点数が93点なので失格だけはしないように」
 渡邊健がピタリと続きワンツー。
 「仕掛けるところもよかったし末廣君のおかげですね。展開が良かった。ついていっただけなので。状態も問題ない」
 三ツ石は叩かれると3番手に入り流れ込み。
 「今日の徳島はみんな3着やね。あの展開なら内にいって思い切り先行しようと。ただ自分もレースも低速だったから、あれなら後ろで脚を溜めている末廣君の展開になっちゃうよね。やりづらいレースでしたね。初日が良かった分、悪くなっていく感じかな」

5R

選手の写真です。
山本浩成選手
 前受けから下げた山本浩成は最終ホーム目掛けて一気の仕掛け。好スピードで出切ると後ろは離れて裸逃げになるも押し切った。
 「突っ張れなかったらあそこで仕掛けるつもりだった。もう少し楽に出切れると思って初速はゆっくりいって途中から踏み上げる感じでいったけど、合わされそうになって全力で踏んだ。一人よりも誰かに付いてもらったほうがやりやすいので三ツ石さんが付いてくれるのはかなり嬉しい」
 松岡晋乃介は叩かれるも山本を追い駆けて2着。
 「ペースでいっちゃいましたね。山本君のダッシュが良いのはわかっていたから早めにピッチを上げておくべきでした。もう少し合わせるぐらいではまっていればラインにもチャンスがあったかも。現状ではこれが一杯ですね」

10R

選手の写真です。
岩津裕介選手
 最終ホームで中団の青柳靖起が隙を突いてカマス。一気に出切るも最後は叩かれた久米康平の番手から岩津裕介が鋭く伸びた。
 「どこも主導権を取りたい感じになるだろうなと。久米君が後手を踏まなかったらチャンスはあるだろうなと。今日は脚より久米君のおかげ。あの展開で中釜君がくると思っていて、早いなと思ったら青柳君で。青柳君が良いレースをしましたね。踏んだ感じは前回より良い」
 青柳靖起は連日、動き良い走りで決勝進出。
 「中釜さんにカマされたら6、7着かなと。あそこで仕掛ければ、3、4、5着はあるかなと。ホームで中釜君が絶対に来ると思っていたので。なのでホームで一杯だったけど、叩きにいった。前々に攻めた結果ですね。いつもは待っていかれるので」

11R

選手の写真です。
谷口遼平選手
 別線に警戒されて後方に置かれた谷口遼平が最終1コーナーから反撃開始。中団から隅田洋介が、逃げる脇本勇希の番手から渡辺十夢が応戦するも力でのみ込込んだ。
 「最後は抜かれたかと。脇本君がグイグイと踏んでいって鐘過ぎで仕掛けるつもりが全開で踏まれていけなかった。隅田さんは仕掛けないので自分から仕掛けようと。構えてもしんどくなるだけなので。検車の人に初日が終わってからフレームのゆがみを修正してもらって今日の方が良かった」
 柴崎淳は谷口に迫り2着。
 「感触は悪くないけど、連動性がないんですよね。その中でよくあそこまで追い込んだと思いますよ。3着ではヤバいと思いましたし。110点レーサーに迫れましたからね。余裕はないです」

12R

選手の写真です。
福永大智選手
 福永大智が一度突っ張るも岡崎景介が打鐘めがけて一気に叩く。叩かれた福永は3番手で態勢を整えると強烈まくりで仕留めた。
 「後ろが競りであのレースは申し訳ないですね。構えるつもりはなかったんですけど、思ったより早くこられたし、岡崎さんにうまく駆けられてしまった。そこからも仕掛けにくいピッチで踏まれた。今日はあまり自転車が進まず。初日が終わってからへんないじりをしてしまった。サンとかもいじって。戻す方向で良くしたい。脚は普通」
 貴志修己が瓜生崇智に競り勝ち続いた。
 「少し口が空いてしまったしバランスを崩してしまった。反省ですね。レースのペースが速くなったのは良かった。セッティングを修正したけど自力じゃないので何とも。少しいじると思う。体を休めて決勝も頑張りたい」