地元戦で気合が入っている林大悟は持ち前の先行力で別線完封を狙う。
「久しぶりの小倉ですね。誘導ではいつも走っているイメージなんですけど(笑)。前回の初日は踏み合った結果なので。その後、2勝できたけど、前回は頭のキレが悪くて。その辺を修正しないと。体は良い感じなので。地元だし力を出し切って良いレースをしたいですね」
原田礼が番手を回る。
「前回の別府の前にアニサキスにやられて。それでも何とか3日間、3着でまとめられた。大悟について行けるかが問題。しかも先行一車なら尚更、自分の所が狙われかねないから注意しないと」
ベテランの矢口啓一郎は7車立てのレースに慣れてきた様子。
「今年に張ってようやく、7車立てのレースに慣れてきた感じがしますね。成績もまとまり出しているからあとは決勝に乗りたいですね」
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東日本勢と中四国勢の2分戦。過去12場所でバック数20本と徹底先行で鳴らす伊早坂駿一が主導権を譲らなさそうだ。
「自分にはやっぱり先行かなって気持ちが今は強い。まくりはレースになるとうまく車が進んでくれなくて、力を出せずに終わるのが凄い嫌で。ストレスも溜まりますし。先行なら力を出し切れればラインに貢献もできる。今回も初日から3日間、主導権を取りにいきます」
番手を回る古川尚耶は集中力を高める。
「伊早坂君とは何度も連係がある。大宮の準決では千切れましたね。だから注中してついていかないと。自分の調子もあまり良くない。昨年1年間ずっと張り詰めて頑張っていたのが12月ぐらいに緩んでしまって。せっかく1班になったのにこれではダメですよね。頑張らないと」
岡山勢は自力型が並び工藤文彦が番手になった。
「2月の平塚で落車したけど、落車するのも競輪人生のひとつですから。でも集中して走らないと大怪我に繋がるからそこは意識して。任せた以上は小玉君の好きに走ってもらう。注文は一切ないですね」
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伊藤颯馬は前場所の佐世保で準優勝。今年の入り1勝止まりだが、各地で強敵相手に真っ向勝負を挑んでおり、レース毎に存在感を高めている。
「前回の佐世保はG1組がいなかったから準優勝できただけ。練習はけっこうできましたね。バッチリの状態です。今期は1班の点数を取れるように頑張りたい」
合志正臣は1月の大宮記念で決勝進出と幸先良いスタートを切ったと思われたが、次場所の四日市初日に押し上げで失格。前回の高知では初日に落車とリズムを崩しただけに立て直したい所。
「落車も失格も仕方なくはないけど、それも競輪だから。弟子も頑張っているから自分もへこたれずに走っていきたい。伊藤颯君も強いのは知っているからまずはしっかりと付いていきたい」
河合佑弥はようやく復調してきた様子。
「ヤンググランプリの落車をずっと引きずっていたけど、やっと粘り込めるレースができるようになり、状態が戻ってきたかなと。ここまでもウエイトしたり練習はしてきた。少しでも上積みがあればいいんですけどね」
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望月一成は前回の別府で完全優勝。初日こそまくりだったが、準決勝、決勝は逃げ切りで3日間、バックを取る先行型として完璧なレース運びを披露した。
「優勝はもちろん嬉しいですけど、特別はことは何もしていないんですよね。あえていうなら車輪を換えたのと休みを少し多めに入れたぐらいですね。別府からここまで中5日なので、調整程度。そのままの調子を維持できていると思う。もちろん、先行で勝負していく。脇本(雄太)さんみたいなレースをしたいですね」
成田健児が番手を回るが、意外にもジカは初めてとなる。
「望月君の3番手は1度回ったことがあるけど、番手はないんですよね。ちなみに3番手を回ったときは付きバテしました。周りからはこんな良い目標と言われるけど、それがわかるのは結果次第。ちゃんと付いていければ良いんですけどね」
小川祐司は前回の別府初日に望月に敗れており、リベンジに燃える。
「初日にやられましたね。バックも取れるかなと思ったけど、取らせてもらえず。ただ1回戦ったことで、感覚的なものがわかったのは大きいですね。それに前回は復帰戦で呼吸も苦しかった。それも一場所走ったことでつかめたし、今回は大丈夫だと思う」
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3分戦でどのラインも甲乙付け難いが、青森コンビに期待したい。先頭を走る小原丈一郎は前回の別府で初日と最終日にホームとバックを取って逃げ粘っており、今回も迷わず先制攻撃しそうだ。
「最近は成績が下がって上がって、また下がってまたまた上がるって感じで維持ができないですね。1着もほとんどないですし。バックが取れているのでまだいいですけど。五日市さんともまだ決まったことがないので頑張りたいです」
番手を回る五日市誠は小原と過去2度連係して共倒れに終わっているだけに、今回は巧く手綱をリードしたい。
「最近は良いとは言えないですね。フレームだったり色々と変えて変化をつけていかないと浮上するきっかけは掴めそうにないですね。とりあえず初日は小原君に頑張ってもらいます」
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全日本選抜組が5名と好メンバーが揃ったS級初日特選。その中でも注目なのが、今年に入り急成長を遂げている松本貴治で全日本選抜では2勝を挙げている。
「全日本選抜を走って決勝に上がるのはもっとスピードの絶対値を上げないことには通用しないってわかった。これからはその辺も意識してやっていかないと。G1後でも中11日空いたのでしっかりと練習はしてきたから脚は大丈夫。お客さんの人気に応えられるように頑張りたい」
番手を回る池田憲昭は前回の別府で復帰して即、決勝に進出した。
「前回は復帰戦だったのもあって3日間、フワフワしていましたね。それも一場所走ったことで解消されると思う。練習とかは普通にやってきた。今回から新車を使います。悩むと寝れないので、新車だけしかもってきていない。練習での感じは良かったのでレースは楽しみ。それに今回は強い貴治がいますからね。彼とは相性が良いからそれも楽しみ」
ここがホームの園田匠は今年に入り未勝利ながら全日本選抜では決勝に進出。持ち前の強烈な差し脚が戻ってきている。
「中11日で練習はしっかりやれたけど、競走間隔が詰っている方が好きなので、空き過ぎかなって感じ。そこが少し不安な点ではある。でも今年まだ勝っていないからそんなことも言ってられない。地元戦で勝ちたい。展開に関係なく突っ込みたいですね」
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