A級トップクラスの機動型がそろったが、115期の新鋭、佐々木悠葵に期待が集まりそうだ。昨年7月にデビューすると12月伊東で3場所連続の完全Vを達成して、チャレンジ戦を卒業した。1、2班戦初戦の同月川崎は優出を逃したが、続く同月前橋から4場所連続優勝を飾った。今シリーズも抜群のスピードで期待に応えよう。S降りの市川健太は自力で奮闘しているが、ここは関東連係で佐々木の番手を回る可能性が高い。
松尾透は地元ホームの意地を見せる。前期S級でもシャープな差し脚を武器に存在感を発揮。今期は1月小松島で優勝するなど、しっかり結果を残している。スジの目標が手薄でも自らの力で打開できる。
小林史也、篠塚光一の近畿勢も強力だ。小林は今年に入って4場所で準V2回と安定した戦いぶり。篠塚もレースさばき、差し脚ともにしっかりしている。中近連係で山口泰生まで加勢すればラインに厚みが増す。
1月松山で強豪相手に優勝を飾った佐藤佑一、広島に移籍した岡崎景介の走りにも注目だ。
勢いが違う佐々木悠葵
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佐々木悠葵
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松尾透