S降りの実力者が多く、Vの行方は混沌としているが、115期の新鋭、伊藤颯馬の勢いを重視した。デビューから4場所でチャレンジ戦をクリア。1、2班戦はここまで11場所で優勝2回、準V3回の好成績だ。当地は11月のミッドナイトで準V。今シリーズはしっかり勝ち切る。同じく九州で機動型の橋本瑠偉は113期在校1位の素質が開花し始めている。伊藤と2人で並べるようなら強力だ。
中野雄喜はS降りの意地を見せる。初のS級挑戦となった前期は秋頃から成績が急上昇したが、最終戦の12月防府で落車。しっかり立て直して再スタートを切る。経験豊富な北川紋部がガード役だ。中近連係で点数上位のベテラン水谷良和まで加わるようならラインの厚みが増す。
桶谷明誉、福島栄一の中四国の追い込み陣も目標次第で戦える状態だ。
東日本の遠征勢も1月取手で完全Vを飾った小林圭介に、小島雅章、赤井学と実力者が控えている。
伊藤颯馬の勢いを重視
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伊藤颯馬
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中野雄喜