追加参戦となった北津留翼が地元ホームで主役を務める。昨年11月小倉競輪祭で準優勝。その鮮烈な走りは記憶に新しい。その後も好調を持続。大会連覇を狙った1月立川記念は準決勝で敗退したものの、2連対としっかり存在感を示した。仕掛けどころを熟知しているホームなら負けられない。爆発的なパワーでファンの期待に応えよう。
鈴木竜士はヤンググランプリを制し、苦しんだ17年を最高の形で締めくくった。ヤンググンランプリは吉田拓の番手戦だったが、12月別府記念を1281着と鈴木自身の状態も上がっている。抜群のダッシュ力を持つだけに、ここというタイミングで行ってしまえば押し切り可能だ。
層の厚さなら、和田健太郎、萩原孝之、勝瀬卓也と実力派マーカーがそろった南関勢だ。軸は記念で優参が続く格上の和田。当然、組み合わせ次第で鈴木の番手主張も考えられるし、真船圭をまくって優勝した8月松戸のようなタテ脚勝負も考えられる。貫禄示すか。
東口善朋、山内卓也の中近勢の動向にも注目。特に東口は1月和歌山で記念初優勝と波に乗っている。