太田龍希(写真)が1レース1番車でGIII戦線に初登場。S級の特別昇級した後も積極的な姿勢で好走をしておりグレードレースでの競走にも注目が集まる。
「伊東は腰を痛めて欠場したけど、ケアをしてきたから大丈夫。高知は初めてだし、GIIIも9車立ても初。初日は8車立てですけど。S級でも思ったより走れている。バックを取るのを意識していて残れているので積極的なレースを続けていきたい。練習は大宮なので500バンクに苦手意識はない。丸いバンクと聞いてきた。主導権を取って力勝負したい」
三登誉哲は昨年末の広島記念で決勝に進出。今年は豊橋記念の初日にまくりを決めており、ツボに嵌った時の一発は魅力がある。
「調子は落ちていないし、自分の中では普通の状態ですね。セッティングとかはいじっていない。仕掛ける所を早くして変化をつけています。前回が終わってからは休まずに練習してきた。バンクで乗った感じは変わらず。細切れ戦なので、後手を踏まないようにしたい」
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競走得点上位の嵯峨昇喜郎は1本欠場し今回が復帰戦となり、状況を見極めたい。
「(京王閣の欠場は)体調不良でした。レースが詰まっていたし休めたとは思う。ただ、群馬に冬期移動していたけど、乗れると聞いて青森に戻ったら雪で乗れなくて室内練習になった。外で全然乗れていないからそれがどうなのか。500バンクの成績は良いと思う。主導権を取りたい」
橋本優己は記念デビューとなった和歌山で一次予選を突破。2勝の活躍をしていただけに、今回も見逃せない存在だ。
「9車立ては和歌山記念と今回で2回目です。9車だと流れが違いますね。自分はカマシ、まくりで人のスピードをもらってからが仕掛けるのが得意。和歌山ではみんなに『強かった』と言ってもらったけど、二次予選で戦った郡司(浩平)さんもこの前のGIを見たら、全く違った。やっぱり力が全然違うし、頑張っていこうと思った」
阿部将大(写真)が初のGIIIに挑む。A級時代は1着を量産してきただけに、初のグレードレースでいきなりの活躍も十分だ。
「(小倉で)S級初勝利はできたけど、それはまくりなので。逃げて勝ちたいっていうのはあります。GIIIが初めてで、9車も初めてですけど、こっちの方が走りやすいと先輩には言われてきました。犬伏(湧也)さんの活躍は見ているし強いけど、あの人に勝ったっていう自信をもっていければいいなと思います」
小原丈一郎は前回の京王閣4日制FIで決勝に進出。準決勝では野口裕史を破る先行策を見せており、調子は上向き。
「前回の京王閣は裏開催なのもあって成績が良かったのはたまたまです。高知は以前来たけど落車した(苦笑)。終わってからは良い練習ができたと思う。積極的なメンバーがそろって面白いですね。先行は一人しかできないから、しっかりと流れに沿って仕掛けていきたい」
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酒井雄多は前回の地元戦でS級初優勝こそ逃したものの、近況は成績が安定。師匠(成田和也)のGI決勝進出も力になっている。
「大宮記念(二次予選)で師匠(成田和也)と連係してから気持ちが上向き。前回は吉田(有希)君が強かったけど、自分の感じも悪くなかった。GI出場組がいない開催で頑張りたいですね。状態は変わっていないと思う」
白戸淳太郎は白星からは遠ざかっているものの、安定感のある走りは健在。
「自分の状態が、どうこうよりも着いていくことに集中しています。前の選手がよかったら、一緒にいい着を取れるようにしたいですね。2、3着は取れているけど、1着は最近ないんですよ」
昨年、追い込みメインの戦法に転身した田尾駿介。タテ脚に加えて、番手の技量を磨いており、高知の選手として飛躍を狙っている。
「ここに向けてできることはやってきた。(成績が安定しているのは)前の選手の頑張りと、スピードが付いたと思う。(佐々木)ノリさん、(山中)貴雄さんに近づいていけるように努力していきたい。地元なので、気持ちを入れていきます」
今岡徹二は昨年末から成績が急上昇。1月の和歌山記念では準決勝に進出している。
「調子は維持している。前回は(準決、最終日に)7、7をしているが、2回ともレースを動かしてのことだし、バックも取れている。和歌山記念の時は前々に踏んでハマったところで勝負ができていたし、今回も頑張りたい」
1月に地元の和歌山記念では準決勝に進出した南潤。二次予選では冷静な競走で石塚輪太郎とワンツーを決めた。
「落ち着いて力を出せればいいけど、作戦も読まれやすいので、そこは考えていきたい。33に比べると500バンクの方が直線的なので走りやすいし成績はいいと思う。フレームは前回から新しいのにしたけど、悪かったとかはないですね」
朝倉智仁は20年、21年の高知記念にも出場しており、高知のグレードレースには3回連続の出場となった。
「前回の成績は良くなかったけど、その後の練習の感じは悪くなかった。6レースなら丁度いいですね。高知はいつも呼んでくれるので、ありがたい。バンクは癖があるけど、好きなバンク。ここに向けて丁寧にやってきた。全日選をやっていたからバンクは昨日しか入っていないけど、師匠(横山尚則)と練習してきた。前回から新車で部品も全て新しくした。ここで微調整したいですね。今回は師匠に、尊敬する武田(豊樹)さんまでいるから初日から力を発揮したい」
番手回りも増えてきた稲毛健太(写真)。前回の準決ではしっかりと1着を取っており、ここも福永を目標に結果を出すか。
「福永君とは静岡FIの準決と決勝で連係した。500バンクはあまり悪いイメージはない。最近の中ではだいぶ良い感じになってきて、前回の岐阜よりも良いかなと思う」
福永大智は積極策で奮闘しているが、直線での末の粘りを課題にあげる。
「セッティングに迷走しています。良かった頃のポジションを出したいけど、定まっていないですね。積極的なレースはできているけど、逃げていっぱいになることが多くて残れていない。稲毛さんの援護は心強いし、しっかり動いて勝ち上がれるように」
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蒔田英彦は昨年体調を崩した時期は成績を落としたが、12月頃が復調ムード。今年に入り、自身でも手応えをつかんでいる。
「成績と点数が戻ってくるまでに4カ月くらいかかりましたね。今は完全に戻ったと思います。最近は逃げ切ったりもできているし、練習の感じは前よりもいいと思う」
片岡迪之は前回の小倉で完全優勝。戦法の幅が広く、戦況に応じて何でもこなせるだけに、成績は安定している。
「小倉の内容は良くなかったけど、結果、優勝できて良かった。初日、2日目は力が付いた実感があった。去年から取り組んでいるもののおかげで力がついたのかな。ここまでは普段通りに練習した。気になる部分があるから、レースまでには仕上げたい」
岩谷拓磨は初の長走路に参戦。地元の重鎮・佐々木則幸を連れているだけに、気合は十分だ。
「2月は小倉の準決はヘマをしたけど悪い感じはなかった。(GIIIは)立川も準決までいけて最終日に先行できたし、良い感じだったと思う。バック線を取るレースを意識していて、それでバックが増えて1着もついてきた。FI戦は決勝で勝てれば満点だけど、勝てていないから50点ですね。早めに仕掛けたら自然とバックが付いてくる。高知、500バンク、両方初めて。ウィナーズカップが宇都宮で、その前に高知で走れるのはありがたい。地元の(佐々木)ノリさんにどうなのか聞いてみる。自分はやることやって、あとはノリさんに助けてもらいます」
長年にわたり地元をけん引している佐々木則幸(写真)。地元のグレードレースは何度も経験してきただけに、今回は自然体で調整してきた。
「FI戦とかでも予選はクリアできているけど、復帰してから1着がなく納得していない。12月に復帰してからそれなりのレースができているけど、いいかと言われると、1着が取れていないし、いいとは言えない。ただ追走はしっかりやれている。前回の小倉が終わってから10日近くあったが、この歳だし、地元前でがつがつやっても疲れが残るからいつも通りやってきた。岩谷君はダッシュもいいし、強いのは知っている。レースも見ているので。4コーナーから抜けるように頑張りたい」
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近況は絶好調の岡崎智哉(写真)。GP王者古性優作からのアドバイスを取り入れて安定した力を身に付けた。
「好調どうこうではなくて、課題をクリアできて力がついた。昨年9月の西武園からフレームを換えて1個、上がりましたね。古性(優作)君と一緒に練習していて、言われるがままに練習をしている。近くで見てくれているし、上で走っていてあの強さ。いい選手が近くにいるし、わからないことも教えてくれますからね」
昨年の全日本選抜競輪直後のいわき平記念を制している鷲田佳史。冬場のバンクコンディションを得意としている。
「(昨年の)いわき平くらい、寒くなってくれるといいんですけどね。12月、1月、2月と寒い時期は得意。高知のバンクは難しいので、うまく走りたい」
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前回完全優勝の金子幸央(写真)。準決は菊池岳仁、決勝は小畑勝広の番手から1着を取っており、番手戦では好成績を収めている。
「前回の優勝はラインの力を感じた。年末から流れが非常にいい。最近は番手回りが増えて、前が頑張ってくれる。番手の仕事は初心者なので、少しずつ、ステップアップしていきたい。菊池君とは何度もあるし、非常に相性が良い。番手で役目を果たしたい」
史上初の早期卒業生としてデビューして2年が経った菊池岳仁。まだまだ伸び盛りの21歳だけに、今年はGIIIでのさらなる活躍にも期待が高まる。
「大宮記念が良かったので、高知も500バンクで走りやすいと思う。長野は雪で練習ができないので境川で練習しています。練習環境は変わったけど、状態は悪くないと思う。金子さんは連係が多いですね。前回の準決勝や、大宮記念の初日も連係しています」
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島川将貴(写真)は今シリーズの競走得点トップ選手だが、落車からの復帰戦となるだけに、状態は気掛かり。当地では昨年7月に行われた開設記念で3日目(5R選抜)にバンクレコードを更新するまくりを決めている。
「落車で、肋骨骨折、肺気胸に、肩の腱を痛めて、ウエイトトレーンングはあんまりできなかった。2月に入ってから自転車に乗り始めたので、まずは走ってみてですね。(高知は)走りにくいわりには成績が悪くないので、好きなバンクではあります」
当地でS級初優勝をしている中西大。前回の小倉を優勝して今節に臨んできているだけに、GIII初優勝も今回は狙っているか。
「前回は佐々木豪君が強かった。初日は追い付かなくて、悪い感じがしたけど、何とか残り2日間はごまかせた。小倉で回転が足りないことがわかったからそういう練習をやってきた。前回はバック線が取れず先行をできていない。風を切りたいですね。高知は繰り上がりでS級初優勝した場所。500バンクは苦手だけど、高知はいいと思っている」
武田豊樹は前々回の松戸で18年松山ウィナーズカップ以来、約4年ぶりの優勝。初日は野口裕史の番手を得た。
「野口君とは北海道出身で話したりはしたことがあるけど、連係は初めてです。すごいバック数ですし、魅力ある選手ですよね。(前々回は松戸で優勝)長かったですね。(18年)ウィナーズ以来だったのでFIでもうれしかった。高知は4連勝でGIIIの優勝もあるし、GIIの優勝もある」
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