前回の地元、取手記念を2812着。二次予選敗退の吉田有希(写真)だったが、最終日はラインの佐藤慎太郎とワンツーでシリーズ3連対。初めてのGIは、オープニングを務める。
「119期は僕だけなので、119期の代表じゃないけど、そういう気持ちで来ました。(3月にウィナーズカップを経験してビッグは)自分の力を最大限に発揮しないと3着以内に入れないなって。詰めの甘さじゃないけど、気持ちの弱さっていうのがある。(前回は)結果的に着が取れたけど、レースの内容は良くなかった。自分では点数がつけられない。そのあと練習は兄(拓矢)とやってきました。一時期の調子を崩していた時よりはいいと思います」
5月ダービーでの落車失格から、函館記念、全プロ記念、松阪FIと勝ち星のない小松崎大地だが、状態は悪くなさそうだ。
「前回(松阪)が終わってから、ここまでは計画的に練習してきました。感触的には悪くないと思います。吉田君とは過去に何度か対戦していますね。(昨年は2日目の青龍賞に勝ち上がっているが)まずはしっかり勝ち上がれるようにですね。ラインで決められるように頑張りたい」
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嘉永泰斗(写真)は、前回の武雄FIを3連勝の完全V。果敢に風を切った青柳靖起の番手からチャンスをモノにして、今年2度目の優勝を遂げた。
「(前回は)感触的には日に日に良くなった感じです。(ビッグでも)手ごたえは感じているんで、自分のやることをしっかりとやって勝ち上がれたらと。(練習は)いつも通りにやって、いい状態にもってこられたと思います」
ダービーは4走すべてが3着以内だった小川真太郎だけに、今シリーズも期待は膨らむ。
「4月の小松島から(使っている)フレームがだいぶ体にもなじんできましたね。競走間隔が空いて練習もできましたし、少しゆっくりできた。状態的にはダービーの時と比べるとそこまでかなっていうのはあるんですけど、悪くはないと思う。(初日は)相手も強いので自力自在になんでもやって勝ち上がれるように」
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前回の全プロ記念では48着も成績以上に動きが光っていた渡邉雄太(写真)は、上々の仕上がりに笑みを浮かべる。
「(前回は)積極的に動けたかなと思います。調子もいいですね。深谷(知広)さんたちと一緒に練習をして、自分も仕上がっているかなと。(練習での)タイムも出ている」
坂井洋は、前回の富山FIの初日に落車の憂き目。そこから中6日とスケジュール的には厳しいなかでGIに挑む。
「富山で落車して背中と首を打って、右半身の打撲と擦過傷もありました。退院した次の日は軽くローラーに乗って、地べたを乗ったのは2日間ですね。でも、体に刺激だけは入れておきかったので、ウエートトレーニングだけはしっかりとやっていました。状態的には走ってみないとなんとも言えないですね」
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昨年の高松宮記念杯は4835着の神田紘輔(写真)だけに、今年も地元のここに照準を合わせてきた。
「(前回の全プロ記念では)セッティングを大幅に変えてダメだったんで、元に戻してきた。いままで以上に仕上がってると思います。せっかく地元で1年に1回(GIが)あるので、ここに向けて頑張ってきている。結果を出せるように」
落車明けだった前回の和歌山FIが新車だった稲垣裕之は、状態も前回よりアップしているようだ。
「前回の和歌山から新車を投入して、走りながら微調整を続けて日に日に良くなってきた感じですね。直前も少しいじって、前回の最終日よりも良くなったと思います。前回は落車のダメージがまだ残っていたんですけど、今回は体のケアもできたので間に合ったかなっていう感じです」
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和田真久留(写真)は、前回の取手記念を4走すべて自力で奮闘。最終日はまくりで勝ち星を挙げてシリーズを締めた。
「久し振りに4日間、自力だった。なんとも言えなかったけど、最終日に(自力の)感覚が戻ったかなと。後ろを回る場合も難しい。迷惑を掛けてしまったらいけないですから。GIなので練習と休養のバランスをみてやってきた。前回よりもいいと思います」
近況勝ち星を順調に積み重ねている隅田洋介は、同県の長島大介に委ねて一次予選突破を目論む。
「長島君はいつも頑張ってくれるので信頼して任せます。普段の練習は別ですけど、青森GIII(国際自転車トラック競技支援)を勝たせてもらったし、相性はいいですね。今回は初めてのGIですけど、調整とか練習は普段通りにしてきました。あまりイレ込んでも失敗すると思った。(長島と)うまく2人で決められるように頑張りたいっすね」
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前回の広島FIを3連勝の完全V。町田太我(写真)は3日間バックを取る積極的な走りで勢いをつけて大舞台に臨む。
「(前回の広島は)地元がすごく得意なので、感触はすごく良かった。いいキッカケになりました。そこからはいつも通りの感じでやって、感触が良かったので楽しみです。(いままでの)GIは手ごたえが全然ないので、今回でつかめるようにしたい」
松本貴治は前回の玉野FIで腰痛により2日目以降を欠場。2週間近く空いてコンディションはどうか。
「玉野を欠場して、そのあとの練習はめちゃめちゃ良かった時もあったんですけど、直前でめっちゃ悪かった。なんだかわからないですね。スピードが出てないし、自転車にうまく伝わっていない」
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全プロ記念を12着。初日を逃げ切り、最終日はまくりで吉澤純平とワンツーと軽快な動きを見せた眞杉匠(写真)が、再度、吉澤とのタッグ。
「今回に向けてしっかりと練習で追い込みつつも、調整もしました。(前回は)疲れもあったけど、そのなかで自分のレースをして1、2着に来られたのはいいかなと。去年(の高松宮記念杯)は2日目で失格になったんで、その分も頑張れたらと。(初日は)相手も強いけど、いつも通り自分のレースができれば」
吉澤純平は前回の取手記念を1331着。通算4度目のGIII制覇で弾みをつけた。
「地元記念を優勝できて、いい流れで今回のGIを迎えられますね。(3場所前の)大垣から昔のフレームに乗り換えて感じもいいですし、いまは関東の若手に勢いがあるので恵まれることも多くなっていますね。自力で動くレースは減ってきていますけど、その分、番手での経験を積ませてもらっている」
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直近の4場所の13走でバックを取れなかったのは一度だけ。積極的な走りが際立っている石原颯(写真)は、5度目のGIにリラックスムード。
「だんだんと感触は良くなってきていますし、結果も良くなってきていますね。でも、直前に練習した感じはあまり良くなかったので、それがどう出るかだと。(初日は)主導権はしっかりと取りたいですけど、地元の岡崎(智哉)さんがどうでるかで変わりそうですね。簡単には駆けさせてもらえないと思う」
3車の九州勢は中本匠栄が番手を務めて、北津留翼に前を委ねる。
「北津留さんは強いので、しっかりとついて行くことだけ考えて走ります。北津留さんと一緒の時は変に自分が考えず、北津留さんの踏み込むタイミングに合わせられればって感じです。ここ最近はワンツーも決まっていると思いますし、上がり10秒台くらいのまくりにも離れず付いていけていると思います」
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ダービー9393着、全プロ記念24着と勝ち星のない新山響平(写真)だが、前回の全プロ記念での走りは悲観するような内容ではなかった。
「(全プロ記念は)展開が向いて自分のペースでいけたんで、少しいい結果になった。でも、最終日も3着までには粘り込みたかった。そのあとはナショナルチームでみっちりやってきた。疲労はあるけど、感覚的には悪くないかなと」
ようやくセッティングに答えを出した森田優弥は、新山が相手の初日に気を引き締める。
「ここ最近はセッティングをいろいろと試していたんですけど、直前にバシッと一番いい感じのセッティングが出たので楽しみですね。新山さんとの対戦はたしか去年の競輪祭以来なのでかなり久々ですね。こっちが2車で相手は4車なのでかなりキツいですけど、負けないように頑張りたい」
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地元のここに向けてトレーニングを積み重ねてきた稲川翔(写真)にとって、まずは自分との闘い。力を発揮することを念頭に置く。
「今年に入ってここを目がけてやってきたのは間違いない。やってきたことを100パーセント出したい。気負わずにいい精神状態で臨めるように。(前回からは)やりたいことをすべてやってきた」
三谷竜生は、前回の取手記念を1113着。3連勝の勝ち上がりで動きの良さをアピールした。
「練習での感覚も良くなってきているなかで、しっかりレースでも結果がついてきていますね。前回の取手も良かったですし。中7日だったので普通にしっかり練習をしてここまできました。近畿のGIなので気持ちも入りますし、しっかりと結果を求めて頑張りたい」
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昨年の高松宮記念杯で初タイトルを獲得した宿口陽一(写真)が、そこからの1年を振り返る。近況はらしさも戻ってきて、関東ライン3番手でも展開次第ではチャンスがありそうだ。
「(高松宮記念杯を)獲ったあとの半年間は自分のなかでもいいレースができてたし、納得のできるレースが多かった。今年に入ってからいいレースが少なすぎる。(1年間)ここまで早かったです。(前回の決勝は地元勢と)別線って決めた時から力勝負しようって思ってた。結果まくれなかったけど、前々にいく気持ちも出てきているし、自力っていうのも出てきている。状態は上向いてきています。取手が終わってあと平原(康多)さんと一緒に練習させてもらってハンドルまわりのアドバイスをいただいて、さらにセッティングが良くなったと思う。練習をしていても、ここ最近にないくらい体が動いている」
調子を崩していたわけではない郡司浩平だが、全プロ記念46着から立て直して今シリーズを迎える。
「体調は変わらずですけど、全プロ記念はレースも迷いながらになってしまった。そこら辺を修正できるようにしたい。5月は(配分が)3本で少し詰まってたので、練習をしにくいところもあった。(全プロ記念のあとは)練習もできたので問題ないです。最低限、決勝に乗れるように」
新田祐大は、ダービーの前検日の指定練習中に落車のアクシデント。およそ2カ月ぶりの復帰戦となる。
「ダービーの前検の日に落車して、初日の日には手術をした。それで昨日までは6週間たって、リハビリ等で自転車もしっかりと乗れることもできた。思った以上に早い回復で出場することに決めました。リハビリ含めてトレーニングは5週間くらい。強度は徐々に上げていった。先週からは、もう普通通りのトレーニングがこなせてきている。(今シリーズは)最強のメンバーのなかで、あとは自分がどれだけ通用するかだと思います。岸和田の高松宮記念杯はグランプリに初めて出場できるキッカケになった。僕のなかで印象に残っているのは、(13年に)成田さんとワンツーを決められて、成田さんが優勝した大会ですね」
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昨年8月のオールスターで初戴冠を遂げた古性優作(写真)は、その後、グランプリ、今年の2月全日本選抜を優勝。タイトルを携えて地元に帰ってきた。
「正直、日本選手権(ダービー)から良くなくて、なんとか修正できたかなと。とにかく長い時間、自転車と向き合おうと。しっかりと向き合えたので、日本選手権より楽しみかなと。練習内容を大幅に変えて、一体感を出すようにした。直前の練習の感じも悪くなかったので、あとは走ってみてです。まずは決勝に乗れるように、一戦、一戦頑張っていけたら」
全プロ記念のスーパープロピストレーサー賞、続く取手記念も準V。あと一歩で優勝を逃している松浦悠士がV獲りに気持ちを込める。
「脚の感触は、ダービーから変わらずにずっといい。(ダービーは)脚力的な問題とか体調の問題ではなく、バンクに自分が合わせ切れなかった。今回はバンクが軽いので、そこまで気にする必要はないと思ってます。状態はかなりいいと思います。今回は(いつも以上に)優勝したいって思っているし、(その位置、その位置で)自分のできることを精いっぱいやるだけです」
山田庸平は、前回の別府FIを3連勝。そこから中6日での今シリーズとなる。
「日程が詰まっているのは苦手なんですけど、それ以上に体が動いていると思います。(前回から)雨が降ったりして、思ったような練習が全然できてない。それで少し不安はあります」
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