前回の川崎FIでS級初優勝(3日制以上)を飾った佐々木豪(写真)が、笑みを浮かべる。
「やっと優勝できたんで、どっちかっていうとホッとした。なかなか(S級優勝が)できなかったんで、気持ち的には楽になりました。(初日はオープニングの1レースで前検日の)今日は9時に寝ますよ」
全プロ競技大会のスプリント種目で2位とまだまだ衰え知らずの金子貴志は、前回の宇都宮FIの481着から中3日。
「競技の方は楽しみながらやってるんで、それがいいんでしょうね。1年でも長くやりたいですから。(そのあとの中3日は)わかってたし、あえてこの日程にしたんです。宇都宮は展開はキツかったけど、感じは悪くなかった」
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前回の全プロ記念は55着も、渡邉一成(写真)が手応えをつかんでいる。
「成績以上にコンディションは悪くなかった。ただ、頭の切り替えというか、スイッチができなかったところがある。近況は、どこかで勢いをつけたいっていうのがある。前回の初日は(5着でも)そういうような感触を得られたんで良かった」
神山雄一郎は前回の地元、宇都宮記念を2355着。そこから20日以上空いたゆとりのローテ。
「点数も取らなきゃいけなかったし、そっち(事故点)もあったんでキツかったです。(感触は)まあまあいい。今回は練習での上積みもあると思うし、どれだけやれるか楽しみですね」
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地元の神田紘輔(写真)は、通算2度目のGI出場が初の地元シリーズ。気持ちを込める。
「(高松宮記念杯PRの)新聞社回りをさせてもらって、なかなかできる体験じゃないし、それで気合が入ったところもある。まだまだ上げていかないとっていうのもあるんで、プラスアルファがあるくらいにやってきた。(練習で)タイムも出たし、自信をもって臨める。2、3割増しですね」
前回の取手記念を5134着とまとめた渡部哲男だが、その後の調整にも抜かりはない。
「取手はいろいろな意味で厳しかったし、そこをしのげたんで悪くはないのかなと。ただ、2場所くらい脚の感触は良くなくて、ちょっと思い当たる節があった。そこを練習とか(体の)手入れをやってきた。だから(調子が)上がってくれるといい」
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茨城3車のラインができあがり、要の番手は芦澤辰弘(写真)が務める。
「初日は(吉田)拓矢、(吉澤)純平さん、(鈴木)竜士の誰かと一緒かなっていうのはありました。今年は前半がスローペースだったんで、後半に向けて少しずつ上げていきたい。去年は後半に失速したんで、1年間を通して安定したいっていうのがある。今回は新車です。練習でわりと感じが良かったんで、楽しみです」
その鈴木竜士も、新車で初日に挑む。
「ぶっつけ本番ですね、新車は。いっつもぶっつけなんで、そこら辺は慣れてます。あとはスピードに乗せられれば、イケるんじゃないかと」
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山田英明(写真)は前回の地元、武雄のFIシリーズを514着。
「(武雄が終わってから)あんまり追い込みすぎないように、疲れを取る感じでここまでやってきました。自分でビビッときて、これだっていうハンドルがあるんで、それに換えるか(初日まで)考えます。あとは気負わずですね」
ダービーで落車に見舞われた坂口晃輔だったが、全プロを経て、前回の取手記念ではその影響を感じさせない立ち回りが目を引いた。
「落車は全然大丈夫です。調子自体は上がっていると思う。(取手記念の)最終日も山田(久徳)君のいいタイムのまくりを差せたし、道中も余裕があった」
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和田真久留は、前回、地元の平塚記念を2224着。そこからおよそ1カ月ぶりの実戦を迎える。
「(4月の川崎で起きた)肉離れは、腰の疲労が原因だったみたいで。それをケアしてやってきた。状態はダービーと同じくらいですかね」
2月末の玉野記念での落車が尾を引いている成田和也(写真)だが、徐々に本来の動きを取り戻している。
「少しずつって感じですけどね。(新ルールになって)400バンクは初めてだから、また違うでしょうね。(前回が終わってからは)中3日なんで調整ですね」
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前回の全プロ記念が97着と大きい数字が並んだ山崎賢人(写真)の状態はどうか。
「(全プロ記念は)悪くなかったんですけど、全然ダメでしたね。そこからは配分が空いたんで、しっかり練習をやってきました。感じが良かったんで大丈夫だと思います。(新しいルールになって仕掛ける)タイミングが重要になってくるかなと。あとは体感してみないことには」
柴崎淳は、前回の小松島FIで新車を投入して2勝をマーク。好感触を得ている。
「その前のフレームと色が違うくらいだけど、こっちが当たりですね。やっぱり個体差があるのかと。練習の感じも、かなり良かった」
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さらに体を絞って大一番に臨む菅田壱道(写真)が、ダービーに続いてのGI表彰台を狙っている。
「筋肉の質を上げるのにやって、(前回の)函館から3、4キロ、今年で合わせて10キロ落とした。それでも高強度のトレーニングはしている。やれることはやってきました」
前回の武雄FIでフレームを戻した内藤秀久は、228着で優出にまずまずの顔をする。
「(前々回の)立川では新車を持って行ったけどダメでしたね。それで(前回に)戻したら感じが良かった。今回もそれを持って来たんで期待してます」
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5月高松FIの落車でろっ骨骨折、肺挫傷の大怪我を負った吉田敏洋(写真)の初日は、同県の後輩、深谷知広とのタッグ。
「初日は、脚の感覚を確かめる余裕があるようなレースにはならないと思う。とにかく踏み出しに集中して、(深谷に)食らいついていかないと。怪我する前よりもいいくらいにはなっているんで、脚自体(のコンディション)はそこまで不安はない」
園田匠は、6月から改定された競技規則が有利に働きそうでプラス思考。
「スピードが出た方が、自分の持ち味が出る。だから、このルールはありがたい。しっかり準備してきたし、(前回の)全プロ記念も着は悪いけど、悲観はしてない」
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前回の地元、取手記念は未勝利に終わった吉田拓矢(写真)が、メンタル面の重要さを痛感し振り返る。
「(取手記念は)感じは悪くなかったんですけど、気持ちで負けてたんですかね。気持ちとかみ合ってなかったのかもしれない。ただ、直前はしっかり練習をやってきた。まずは(初日)出し切ってラインで決められるように」
積極性を失うことなく小松崎大地は、北日本地区での重責を担っている。
「計画的に練習ができたんで、走るのは楽しみです。人の後ろに付いてることで、いい経験を積めている。それが(先頭でも)しっかりっていう思いになっている」
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地元地区の近畿勢は5人。脇本雄太との別線になった古性優作(写真)が、地元GIの初日は村上兄弟とラインを形成する。
「(GIのタイトルを獲れるかどうかは)脇本さんを差せるかどうか、それだけなんです。だから、自力が出なかったら、脇本さんを差すなんて無理。自力を出すことに意味がある。(地元のGIだけど)GIは全部すごく大事だと思う。毎年地元でGI呼んでもらってるんで、今年こそはっていう気持ちは大きい」
今年は8戦7勝2着1回。ビッグ連続Vの脇本雄太は、ダービーに続く完全Vの期待がかかる。
「(6月9日の)日曜日に(競技大会があったロシアから)帰ってきました。そこからは伊豆に戻って休養もした。ロシアの2大会、3大会目は疲れが出た感じもある。時差ボケもあるんで、ゆっくり休んで初日に備えます」
2つに分かれた近畿勢を相手に太田竜馬の立ち回りが注目される。
「(5月松山全プロ記念のあとは)けっこう空いてたんで、しっかり練習できたかなと思います。(感触は)いいですね。徐々に手応えも感じてます。(初日は)自分の力を出し切りたいと思います。(脇本雄太は)強い人なんで、ちょっとでも戦えるように頑張りたいですね。」
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ロシアの競技大会でも結果を残した新田祐大(写真)は、今シリーズが今年2場所目の競輪。新山響平の番手で初日を迎える。
「疲れもありますけど、メダルも獲れたんでいい形で競輪の方にもつなげたい。(通算299勝で)300勝は意識をしないでと思ってます」
さらなる結果を求めて平原康多が、精力的に仕上げてきた。
「松山(全プロ記念)の時にまた課題が見つかった。いろいろ合宿も行ったりして、ずっとトレーニングをしてました。前回とか(感触的に)かなり見えてきたものがあったなと思います」
渡邉雄太は、前回の全プロ記念の初日に落車の憂き目。2週間以上空いて、仕上がり具合が気にかかる。
「(落車は)大丈夫です。(怪我は)肩の擦過傷ぐらい。自転車はちょっとおかしかったんで、新しいのにしました。(練習の感じは)良かったんで大丈夫だと思います。(状態は)いままで通りですかね」
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