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芦澤辰弘(写真)は前回の宇都宮FIの初日特選2着も、2日目以降を欠場。5月のダービーでは準決にコマを進め、充実の近況だっただけに気になるところだ。
「風邪を引いてしまって…。(欠場して)期待してくれる人たちには申し訳なかったです。宇都宮の前がすごく(調子が)良くて、ピークが来てしまった。それで風邪を引いて、一気に(調子が)落ちた。(今回の)前にやった練習の感じも、全然違いました。ただ、直前は休んだんで、ここ4日間くらいの体はいい。自分はここ一年で劇的に変わった。競輪を考える時間が多くなった。それで練習をしてベースを上げようとしたら、質と量に体が追いつかなかった」
菅田壱道との連係になった高橋陽介は、久々の番手回りに気を引き締める。
「最近は人の後ろじゃなくて、自力が多かった。だから番手は久しぶりですね。ただ、自力でも先行、まくりだけじゃなくて、位置を取ってっていうのが多いから、(番手でも)落ち着いてできると思う。去年は結構、(菅田)壱道の後ろを回ってたし、初日もできるだけサポートしたい」
前々回の5月名古屋で記念初制覇を遂げた渡邉雄太は、至ってマイペース。
「練習できたし、変わらずです。(GIだからといって)べつにそんなに意識はしていない。自分の仕事をしっかりやりたい」