近況はFIで白星を量産して、前々回の平塚FIではS級初優勝を飾った北井佑季(写真)が、8月の小田原記念以来のグレード戦に登場する。
「(前回の青森FIの172着は)自分のなかではしっかりと力を出せたんですけど、結果が伴わなかった。(コンディションは)問題ないです。(小田原記念は)初の9車立てだったけど、手ごたえをしっかりとつかめました。(400バンクでの9車立ては初めてだが)すごく楽しみです。(京王閣は)練習でも入ったりしますし、走り慣れたバンクではあります」
小原太樹は前回の寛仁親王牌で4981着。最終日に同県の松井宏佑とのワンツーで勝ち星を挙げてリズムも悪くない。
「(前回は4日間)やれることはやったかなと。そのあとは治療にいったり、軽めの調整できました。(初日に連係する北井は)2回目ですかね。強いのはわかっているので、まずはしっかりと付いていくことに専念したいです」
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地元のGI、寛仁親王牌では一次予選でまくり2着と好スタートを切った佐々木悠葵だったが、2日目以降は859着と一息だった。それだけに状態が気になるところだ。
「体は少しずつ良くなってきているかなと思います。(前回のあとは)ウエートトレーニングをしたり練習をして、(状態良く)来られたと思います」
トレーニングを十分に積んで臨んだ久々のGI、前回の寛仁親王牌で2勝をマークした佐藤友和(写真)。小気味いい動きが戻っていて、今シリーズも期待が膨らむ。
「(前回の手ごたえは)すごく良かったと思います。そのあとのトレーニングとしては、疲れを取るっていうくらいのレベルでしかできてない。でも、前回から新しい自転車に乗り換えて、乗り慣れてきているっていう部分では上積みがあると思います」
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渡部幸訓は、3場所前の立川FIで今期2度目の優勝。その後も和歌山、松阪とFIシリーズで成績をまとめている。
「(前回の松阪FIの331着は)久々に決勝戦を外して、精神的なショックがあった。けど、体の方は悪くなかった。勝ち切れないところとかもあったのが反省点です。それを踏まえて(練習を)やってきました。バッチリ仕上げてきた。京王閣はよく走らせてもらうので、ほかの競輪場よりも走りやすい」
前回の地元、函館FIで4月以来、久しぶりに優出した菊地圭尚は、納得のできるシリーズではなかったようだ。
「(前回は)悪くなかったけど、ちょっと物足りなかった。展開が難しいところもあって、残念な結果に終わりました。セッティングがうまくハマらない感じがありますね。落車してから修理に出して、戻ってきたヤツ(フレーム)なんですけど。あんまりですね。常に(セッティングを)微調整しています」
小林泰正は、前回の寛仁親王牌の初日に落車に見舞われるアクシデント。地元GIで4日間を走り切ったものの、2日目以降は本来の動きにはなかった。
「(前回は)初日に落車があって、メンタル的にもきていた。それで4日間キツいレースが続きました。そのあとは、ここに向けてケアだけをしてきました。ダメージはあるけど、8割、9割くらいの体の状態には戻してこられているかなと思います」
前回の武雄FIで久々の勝ち星を挙げた岩津裕介は、10月26日に行われた中国地区の地区プロに参戦して、今シリーズを迎える。
「少しずつ良くなってきているのかなっていうのはあります。地区プロがあったりしたんで、それまでは普通に練習をしていました。ここは走りやすいイメージがあります」
前回の寛仁親王牌では2勝を挙げながらも、自身の走りと葛藤していた原田研太朗(写真)が、初日の一次予選は単騎を選択。“ニューハラダ”をこう説明する。
「(前回の)脚の感じは悪くなかった。昨日(前検日の前日)の昼に急きょ追加が入った。(初日は)ワガママを言わせてもらって一人でやります。今後ずっと自力でと思っているし、今後も見据えて最初っていうことでインパクトを残していきたいっていうのもある。ゲンさん(野田源一)みたいな立ち位置でやっていきたいって思っています。地区プロの時に小倉(竜二)さんにもアドバイスをいただいた。今後(当面の間)は番手を回ることもない。自分だけ責任を負える立場だし、アドバイスをいただいた先輩のこともあるんで、より一層頑張らないと」
和田健太郎は前回の寛仁親王牌3645着を冷静に分析して、現状に慢心することはない。
「(前回の感触としては)それなりかなと。寛仁親王牌の時にも言ったんですけど、成績を見れば上がっているけど。自分の体感としては、そこまで(上がっている)っていう感じじゃない。前回とかもGIで甘さが出ている。そこを詰めていかないと。そこまで追い込んだ練習はしてないけど、(寛仁親王牌の)次の日から練習はしてました」
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前回の名古屋FIを731着。初日特選で稲毛健太を叩きに出た山賀雅仁は、出切れずにシンガリ惨敗。最終日に勝ち星が挙げたが、優出は逃した。
「(前回の)初日はタイミング悪くカマシに行ってしまった。あとの2日間はどうですかね。すごい悪いって感じはないですし、変わりないんじゃないかと思います」
竹内雄作は前回の寛仁親王牌の一次予選を先行策からラインで上位を独占。最終日は同地区でラインを固めて3番手を回った。
「(最終日は)ラインの話がかみ合ったので、(3番手を回りで)ああなりました。自分も勉強をさせてもらう部分がありました。(寛仁親王牌は)体自体は全然悪くなかったけど、上位の強さを痛感しました。(ここの追加がなければ)次が空いていたので、つくり直していた。しばらくやってなかったウエートトレーニングもやった。そのあとに(追加の)連絡が来た。(ウエートトレーニングの)筋肉痛があるんで、それが抜けてくれればと思います」
井上昌己(写真)は、前回の寛仁親王牌で17年6月の高松宮記念杯以来となるGI優出。2度のタイトルにグランプリまで制した井上だけに、久々の大舞台ファイナルでも気負うことはなかった。
「(寛仁親王牌の)決勝はもうちょっとなにかできたんじゃないかって思うところもあります。ただ、久しぶりの決勝を楽しめたんじゃないかと。そのあとは1日だけゆっくりして、あとは普通に(練習を)やってきました。(状態は)変わらずだと思います」
前回の豊橋FIを262着の川口公太朗は、そこから3週間以上空いたゆとりのローテーションでいつも通りのリラックスムード。
「豊橋はちょっと感じが悪かった。(前々回の)落車の影響があるのか、腰痛も出たりした。そのあとは結構、空いたんで、それなりにやってこられたかなと。ほんの少しだけですけど(上積みがありそう)。あとはいい流れに乗れたら」
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ドームでの寛仁親王牌を7946着と振るわなかった島川将貴は、屋外の400バンクの京王閣で変わり身があるかもしれない。
「(寛仁親王牌は)重くて勝負どころで、脚にダメージがあるくらいの感じだった。展開的には自分が踏めていればっていうのがあったので、自分のミスですね。そのあとに地区プロもあったんで、そんなに変わりそうなところはない。ただ、僕は外の方がいいです。(京王閣は)走りやすいくて、直線が長いイメージがある」
「中間着しか取れてない」と、4554着の寛仁親王牌を振り返った香川雄介が、こう続ける。
「思ったよりもマシでした。(2日目は)太田(竜馬)のまくりにも付いていけたんで悪くはないのかなと。若い子が強いなかで、自分も良かった。(10月26日に)地区プロがあったので、次の日はゆっくりしました」
ナショナルチームから離れて本業の競輪一本の松井宏佑(写真)は、新たな可能性を模索しながら、レースへの集中力を高めている。
「ナショナルチームを辞めたので、走り方とかスタイルを見直してみようかと。(寛仁親王牌は)内で粘ったりもしてみました。結果良くなかったけど、先も長いのでいろんなことにチャレンジをしていきたい。来月からは平塚で(練習拠点を移して)また一からと思ってます」
穏やかな天候での前検日に、谷口遼平が明日以降のバンクコンディションを気にかける。
「寒くて風が強いのは嫌ですね。今日(前検日)くらい暖かいといいですね。(前回の寛仁親王牌は)良くもなく悪くもないという感じでした。(今回は)良くなってくれればと思います」
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前回の青森FIをまくりでV奪取の森田優弥は、中9日で今シリーズに気持ち良く参戦する。
「(優勝で)気持ちは上がってますね。(寛仁親王牌に)自分が出られないので、モヤモヤした感じもあって悔しかった。それで気持ちを入れて練習してきました。脚の感じも気持ちも入ってるんでいいと思います」
7月の小田原FIでの落車でおよそ3カ月の欠場を余儀なくされた朝倉佳弘は、復帰場所がホームバンクの記念。
「去年の怪我よりかは早かったけど、ちょっと(復帰までに時間が)掛かっちゃいました。上腕骨の骨折です。まだまだ怪我に弱いなって反省してます。可動域もほぼ出ているんで、自転車に乗るには大丈夫かなと。固定バイクとかでの練習ですけど、(状態は)12割くらいですね。2割アップしている。あとは変なところで踏みすぎたりっていうのが怖いですね」
吉田有希(写真)は、前回の寛仁親王牌で一、二次予選を突破。準決では先行策も、古性優作、新田祐大らのを相手にシンガリに沈んだ。
「(寛仁親王牌は)初日、2日目はうまくいったけど、3日目のGIの準決は、レベルが違った。最終日はもう脚が残ってなかったです。内容も充実してたし、脚の感じも良かった。その分、帰ってからはすごく疲れました。体のケアをして、一昨日マッサージをして、昨日(前検日の前日)練習をして刺激を入れてきた」
前回の地元の青森FIを232着の鹿内翔は、成績をまとめたが決勝進出できずこう悔やむ。
「(前回は)決勝が目標だったんで、ちょっと残念でした。(準決が3着で)それで結構、決勝に乗れてないんですよね。青森の2日目からはすごく軽くて調子が良かった。そのあとは2日間くらい休んでから、キツめにやってちゃんと練習をしてきました。あとは9車立てが久しぶりなんで、そこですね」
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前回の寛仁親王牌で8度目のGI優勝。6冠すべてを制覇した新田祐大(写真)が、史上4人目のグランドスラマーとして今シリーズを迎える。
「(周りからは)お祝いの言葉をたくさんいただきました。ただ、いままでのGIとは違うグランドスラムっていう言葉にいろんな人たちが反応してくれて、普段の対戦相手とかの労いの言葉もありがたく感じました。昨日(前検日の前日)だけ軽めにロードワークをして体調を整えて、戦える状態にしてきました。京王閣は宿舎だとかの場所とかも、走るまでの環境づくりとしては最高の競輪場の1つです」
寛仁親王牌連覇ならずの平原康多だが、二次予選、準決を連勝でファイナルに進出。関東4車の初日特選は、眞杉匠、坂井洋の栃木コンビの後ろを回る。
「(寛仁親王牌は)2日目からは体調というよりも、前橋の走り方になじんできたかなと。そこからはハードに(練習を)やれた日もあるし、休んだ日もある。調整はできました」
2月の全日本選抜、6月の高松宮記念杯に次ぐ今年3度目のGI制覇はならなかった古性優作。それでも決勝では先行策に出るなど、寛仁親王牌での動きは目を引いた。
「(前回はその前の)落車でできていたことができなくなったりして、それだからつかんだこともあった。悪いことばっかりじゃなくて、それで得た感触もある。そのあとはトレーニングとケアしてきました。中4日なので(共同通信社杯で怪我した)指に関しては、大きな変化はないと思います」
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