今シリーズの主役を務めるのは、もちろん地元の山崎歩夢だ。アマチュア時代は世界の舞台で活躍していて、アジア選手権ジュニアケイリン優勝、世界選手権ジュニアケイリン第4位など、輝かしい実績がある。スピードには素晴らしいものがあり、ルーキーシリーズでVをゲットしている。本格デビュー後は2回の失格を喫していて、順調とは言えない面があるものの、11月川崎から12月松阪まで、3連覇を達成。当所は本格デビュー戦で先頭員早期追い抜きのミスを犯しただけに、ここは汚名挽回を期しての参戦となる。自慢のスピードで別線を沈黙させる公算が大きい。
同期対決に闘志を燃やす貝原涼太が対抗格。本格デビュー後は、なかなか優勝に手が届かずにいたが、11月西武園で待望の初Vを飾っている。山崎歩を撃破するのは難しいかもしれないが、機動力を遺憾なく発揮しての次位は十分だ。
在所成績は第35位と中堅クラスだった山本和虎。本格デビュー後は、やや末脚を欠いて勝ち星を逃がす場面が多かったが、12月奈良では連勝で決勝進出。これで波に乗るか。
主役は譲れぬ山崎歩
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山崎歩夢
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貝原涼太