自力攻撃の破壊力は、昨年8Vを達成している五十嵐綾が最上位だ。今年はまだ優勝を手にしていないものの、準V2回、初日特選で3勝をあげている。当所は昨年の11月に参戦し、完全Vを飾っている。ホームバンクなので仕掛けどころは心得ており、好スパートして地元連覇を決めるとみた。同県の金澤幸司、ベテラン明田春喜が五十嵐に続き北日本ラインを形成する。
関東勢も岡田亮太、今井聡の東京コンビに江連和洋とそろっている。やや成績には波があり、欠場も目立つ岡田だが、2月立川では優勝をゲットしている。タイミングよく仕掛けて先手を奪えば、今井が展開有利に首位に躍り出る場面もありそうだ。今井は3月西武園422着、同月当所313着と調子は上向き。
加藤健一率いる南関勢も侮れない。後手を踏まされるともろい面がある加藤ながら、マイペースで駆けると強じんな粘りを発揮する。川崎健次、稲葉一真が援護ならラインも強固だ。
ダークホースは下岡将也か。安定感に欠ける嫌いはあるが、3月四日市では3連勝を達成している。仕掛けがツボにはまったときの一発には警戒したい。
五十嵐綾が地元Vに闘志
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五十嵐綾
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今井聡