昨年はガルコレ平塚ステージ、ガールズケイリンフェスティバルを制し、初のグランプリ出場を果たした久米詩。トップスピードに一段と磨きがかかり、自力攻撃の破壊力が増した感がある。1月の成績は西武園112着、川崎211着。完全Vこそないものの、すべてのレースで最終バックを先制していて、積極的な競走内容は評価できる。中心視は順当だ。
対抗格は荒牧聖未。先行しての連がらみが少ないように航続距離は今ひとつながら、スピードの切れ味には素晴らしいものがある。昨年の後期は3連勝が6回あった。今年も1月は宇都宮、松阪と6連勝すると、取手は113着。勝ち星ラッシュだ。好位置キープしてのまくり、差しなら単望める。
冬場に入り連対率がアップした青木美保がダークホースだ。12月豊橋、同月宇都宮を連覇すると、1月立川は児玉碧の準V。坂口楓、吉川美らの強豪に先着した。
昨年の高橋梨香は2V、勝率は約23%と充実していた。連がらみの決まり手も自力によるものが多く、脚力アップを疑う余地はない。うまく流れに乗れれば連に浮上も。
昨年の後期は4Vを飾った下条未悠だが、最近は一息不足の場所が続いている。調子の上積みが欲しい。
太田瑛美は2場所続けて病欠していて、体調が気がかりだ。
実績上位の久米詩
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久米詩
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荒牧聖未