持ち味の自力攻撃が冴え渡っている猪狩祐樹が本命。昨年の後期は3Vを飾ると、今年は1月岸和田1112着(4日制)、同月高松、同月取手はいずれも連勝で優参していて白星を量産中。地元同士の山崎司、前期はS級を張っていた佐藤雅彦が後ろを固めればラインも強固だし、当所は熟知しているホームバンク。好スパートを決めて地元Vを手にしよう。
底力なら昨年の後期はS級善戦していた山本勝利が最上位。予選で4場所続けて連に絡んだ実績もある。だが、3場所病欠しての復帰戦だった1月大宮は644着と元気がなかった。どこまで調子に上積みできるかが浮沈の鍵となりそうだ。同郷の近藤寛央に、女屋文伸、丸山直樹の埼玉コンビと埼京勢は駒数がそろっている。中でも女屋は46歳のベテランながら差し脚好調で、昨年10月~11月は3Vを達成した。チャンスが巡ってくれば首位に躍り出ても不思議ではない。関東勢では宮下一歩も侮れない。決勝を外す場所が多かったときもあったが、12月西武園123着以降は優参率が急上昇。先行力が甦ってきた。
小林則之、副島和人の南関コンビの動向にも注意したい。小林は長らくS級で活躍した実績がある格上選手で、機動力はまだまだ健在だ。
猪狩祐が地元Vに一直線
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猪狩祐樹
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山本勝利