トップスピード高い真鍋智寛は、在所時ゴールデンキャップを獲得していて、在所成績第3位の好素材。11月富山114着では惜しくもS級特進を逃がしたものの、その後も自慢のスピードを発揮してほとんど連を外していない。好機に仕掛けて主導権を握り別線を沈黙させる。まくりが主武器の今野有樹だが、真鍋との連係が叶うようなら番手戦だろう。昨年の後期は2Vを飾っており、無風で番手を回れれば逆転望める。
中村隆生、安彦統賀と2枚の自力型を擁する関東勢が第2勢力だ。昨年後期のS級戦は、滑り出しこそ苦戦を強いられた中村ながら、先行力に磨きがかかり、予選で好勝負を演じていた。安彦は1、2班戦のレースに慣れてきた感がある。12月静岡112着、同月西武園113着、1月静岡131着と成績がまとまってきた。目標には困らない今井聡もここはチャンス。1カ月半実戦を離れたが、1月松戸22 着と状態に不安はない。好展開が巡ってくれば首位に踊り出てもおかしくない。
北日本勢は金澤幸司、山崎将幸、小橋秀幸らが実力上位も自力型が手薄。位置取りが浮沈の鍵となりそうだ。
将来性豊かな真鍋智
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真鍋智寛
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中村隆生