豪華なメンバーによるナイターシリーズの中心は北日本勢だ。地元の成田和也は、2月全日本選抜、3月ウィナーズカップ、6月の高松宮記念杯とすでに3度のビッグ優出。高いレベルで安定している。7月の弥彦記念は3412着。飯野祐太、小松崎大地の後ろを回った決勝は、平原康多に肉迫する準V。差し脚もキレている。ここは長期欠場明けの福井記念でV奪取した菅田壱道との連係から、5月のダービー以来となる地元バンクで差し脚を伸ばしてこよう。
目標不在でも俊敏に立ち回れる鈴木裕だが、同県の徹底先行タイプの野口裕史がいるのは心強い。野口がペースをつかむと、鈴木に願ってもない展開が訪れる。
戦力が豊富とはいえない関東勢だが、単騎でも流れに沿ったうまい立ち回りができる杉森輝大が侮れない。
また、地元、玉野での落車が気がかりも、スピード卓越した取鳥雄吾、久米良の中四国勢も展開1つで台頭があっていい。
瓜生崇智、松川高大の熊本勢はしぶとさが売りだけに、上位争いには確実加わってくるだろう。
地元の成田和也が中心
-
成田和也
-
菅田壱道
-
鈴木裕