近藤龍徳は前回の和歌山FI最終日に久々に勝ち星を挙げたものの、近況の感触からは強気にはなれない。
「感触は良くないですね。セッティングをいじったりしているわけではなく、自分の感覚の問題ですね。(中5日で)欲を言えば日数が欲しかった。できることはやってきたけど、あんまり上積みはないです」
前回の和歌山FIの初日に区切りの200勝を遂げた北村信明は、決勝にもコマを進めてリズムも悪くない。
「(200勝は)なかなか足踏み状態だったんで良かったです。(前回は)良くも悪くもない感じでした。そこから普通に練習をしてきました」
共同通信社杯の初日に失格を喫した渡部哲男だが、直前の練習で上々の手応えを得ているようで、格上のさばきと差し脚に期待したい。
「(前回から)そこまで空いてたわけではないけど、しっかりと練習ができたと思います。(3連対の前々回の小田原記念は)数字ほど感じが良かったわけではない。流れが良かっただけです。ただ、直前の(練習での)感触は良かった。最近の流れで調子が良かったと言っても、説得力がないんであとは数字を見て判断してもらいたいですね」
前回の伊東FIの325着も含めて近況も安定した成績を残している柴田洋輔は、落ち着いた口調でこう言う。
「混戦になったらいいですね。(機動タイプに)すんなり逃げられちゃうと困っちゃうけど、混戦なら突っ込めるかなっていうのがある。中5日なんでそこまで練習はしないで、調整をしてきました」
菅田壱道は前回の伊東FIで4月の四日市FI以来の優出。力があるだけにキッカケをつかむとV争いにも加われる存在だ。
「底は脱したかなっていうのはある。徐々に上向きで手応えも感じてます。良くない状態が半年以上続いて、メンタルがやられたところもあるけど、なんとか耐えている。怪我も完治してバランスも整えて、あとはいい状態でトレーニングを積めればっていうのがあります」
前回の共同通信社杯を8523着。大槻寛徳はシリーズ後半にようやく本来の動きを取り戻しつつあった。
「(前回は)初日はちょっと悪かったけど、日に日に良くなってきました。それから練習もしっかりやってきたし、全然戦える感じがします」
近況はコンスタントに勝ち星を挙げていた大石剣士(写真)だったが、前回の共同通信社杯は3594着。自身も競走内容に納得がいってないようだ。
「調子的にはそんなに悪いわけじゃなかったけど、反省点が多かった。終わってからは、少し休んでからいつも通り練習をしてきました。前回より今回の方が(練習の感触が)良かったです」
前々回の富山124着、前回の西武園116着とFIで成績を残している桐山敬太郎が上昇カーブを描いている。
「いろいろ悩んで試したけど、結局、昔のセッティングに戻して3場所くらい走ってます。やっぱりそれがベストだなと。(前回からは)体調も崩さずにやってきました。(郡司)浩平もいますし、(ホームバンクでの記念にそこまで)プレッシャーを感じることもなく走れると思います」
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山口敦也は、同県の先輩、荒井崇博とのタッグでラインの先頭を務める。
「荒井さんは同門の先輩になります。連係は初めてなんで緊張しますね。(高知、久留米と)開催が中止になって残念でしたけど、そのぶんしっかりと練習ができました」
前々回の松阪記念1226着、前回の宇都宮FIが251着と、木暮安由にいいころの動きが戻ってきた。
「だんだんとかみ合ってきた。負け戦だけど1着も取れて、(自分の状態と)成績が比例してきた。少しずつですけど、良くなってきている」
1レースの松坂侑亮と兄弟でホーム記念に臨む松坂洋平(写真)は、前回の共同通信社杯を9711着。連勝でシリーズを終えて、弾みをつけた。
「ここに向けてやってきたし、(前回の感触とかは)問題ない。体調も崩してないし、(初日は)後ろを2人が固めてくれるので、3人で決まるように頑張ります」
萩原孝之は前々回の岸和田FIで一昨年の7月以来の優勝。前回の伊東FIでも124着と優出を遂げて成績をまとめた。
「体調も良かったし、伊東は流れも良かった。感触もいい時に近づいてきた。ちょっとその前が悪すぎました。そのあとは普通に練習をしてきました」
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共同通信社杯で一次予選敗退の野田源一(写真)だったが、2日目以降は3連勝。まだまだビッグで戦える手応えを得た。
「負け戦ですけど、きっちり1着が取れた。久しぶりのビッグでの1着はうれしかったし、そのあとの練習にも気持ちが入りました。(11月に)競輪祭があるんで、そこに向けてやっている。(前回のあとは)体調を整えながら、練習をやってきました」
大塚健一郎は久々だった前回の松山FIを125着。
「骨盤を折って1場所走ったら、練習とレースの感じが違った。歪みとかも出てきたり、古傷とかも…。うまく調整できなかった。年齢を重ねているし、思った通りにはいかない部分もある。(初日は)ゲン(野田)に頑張ってもらいます」
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前回の共同通信社杯の最終日に落車に見舞われた小林泰正(写真)の状態はどうか。
「擦過傷と打撲だけで済んだので、体の方は問題ない。自転車も大丈夫だったけど、(今回は)違う自転車を持ってきました。去年使っていたフレームなんですけど、その時も調子は悪くなかった。(前回のフレームで)レースの組み立てとかが変わったんで、そこがどうかなっていうのがあります」
近況勝ち星が遠ざかっている中田健太だが、相変わらずソツなく成績をまとめている。
「(前回は)ここ最近のなかじゃ一番良かった。そこから中5日だったんで、2日間くらい強めに練習をやってきました。(小林)泰正君は地脚なんで、それを生かした競走をやってくれるし、(初日も)そうやってればいいかなと思ってます」
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このメンバーでは格上の存在の小松崎大地は、前回の共同通信社杯3938着をこう振り返る。
「得るものもありましたし、車体故障とかもあって不運なところもあった。それで消化不良だった。(初日の展開は)細切れで予想しづらいけど、しっかりと立ち回っていきたい」
竹内智彦は前回の共同通信社杯5482着を踏まえて淡々としたもの。
「感触も良かった。あとは展開次第ですかね。調子はいいんで大丈夫。練習もいつも通りやってきたんで、あとは精いっぱい頑張ります」
森田優弥(写真)は前回の共同通信社杯から自転車を変更して変わり身がありそうだ。
「前回のフレームは重くて掛かり切らなかった。それで戻します。前回使っていたのよりも、サイズ的には詰まっています。練習はいつも通りやってきたし、体調も問題ないです」
芦澤辰弘との兄弟タッグで前回の共同通信社杯の準決の権利をつかみとった芦澤大輔は、気持ちをリセットして今シリーズを迎える。
「(前回は)すごいいい思いをさせてもらった。共同通信社杯に出る権利も神山拓弥が先行してくれたもの。弟(辰弘)もそうだけど、みなさんに助けられた。準決、最終日は重くて進まなかった。(今回も)しっかりと気合が入っている」
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園田匠(写真)は、前々回の松阪記念準Vとさすがの差し脚を見せている。
「寬仁親王牌もあるし、(15年にタイトルを獲った)久しぶりの弥彦なんで、そっちを目指している。その前に(ここで)9車立ての競輪を走れるので、レース勘を取り戻したい」
小川真太郎は、前回の共同通信社杯での動きが一息だった。相性のいい平塚で巻き返しが期待できる。
「(前回は)人の後ろだったりして、感じもよくわからなかった。今回は前回よりはいいと思います。ここ(平塚)は一番優勝しているバンクだと思う。なにかが合っているのかなと」
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オールスター以来となる古性優作(写真)。そのオールスターでは脇本雄太とのタッグから念願のタイトルを奪取した。
「(前回から)10日間くらいはしっかりと練習してきました。筋肉の締まりがあんまり良くない。レースでほぐしながら戻していけたらと思ってます。(オールスターは)近畿の先輩、後輩、ファンのみなさんのおかげで優勝できた。これからも(タイトルホルダーに)恥じない走りをしていきたい」
東京五輪直後にオールスターに参戦した新田祐大は、そこから4場所を消化。さすがのパワーとスピードを見せてはいるが、優勝には結びついていない。
「(失格もあったりこの4場所は)いろいろ激しいですけど、いろいろ試してみたいなってこともある。(配分が)詰まっていて、(いろいろできる)機会がある。あとは体だけ怪我だけしなければ、レースでチャレンジできるんでそこはいいですね」
昨年のグランプリ以来、郡司浩平が地元の平塚に登場する。
「前々回よりも前回の方が良かった。今回もしっかりと(練習が)できたんで上積みがあると思う。自力であればしっかりと自力を出せるように。まずはしっかりと勝ち上がってと思ってます」
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