注目のオープニングレースは今年デビューしたばかりの畠山ひすい(写真)。2度目の地元バンクで、ファンの声援に応える走りを披露するか。
「やっぱり先輩方は脚力もあるし、レースが上手。自分のレースをさせて貰えてないけど、レース内容にはこだわって戦っています。函館はバンクが重たいので、走りやすいとかはない。でも応援してくれる人が多いので頑張りたい。直前は軽くしか自転車に乗っていないです。疲れはあるけど、レースでは問題ないと思います。今回も4日間バックを取るつもりで走りたい」
競走得点上位は山口伊吹。レース展開に応じて自在に動ける強みを生かしてライバル達を迎え撃つ。
「前回は優勝できたけど、自力を出せていないのは反省。中4日は毎日自転車に乗って調整しました。手応えは良くないかなって感じです。函館は風が強いなって印象ですけど、1着を取れたこともあるし、走りやすいかな。畠山さんの走りを体験できるのは楽しみですし、動ける隙があれば自分も負けないように動きたい」
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創成期からガールズケイリンを支えている102期の荒牧聖未(写真)。前回は地元Vを決めており、意気揚々と今シリーズに臨む。
「前回3日間は感触が良くて、地元だったので気合も入っていた。優勝できてすごく嬉しいです。ここに向けては、一生懸命に練習をしてきました。上積みはあると思います。函館は走りやすい感覚があるので、しっかり自分の力を出し切るレースをしたい」
底力なら細田愛未も上位級。今年2度目の函館で好結果を出すべく、集中力を高めてレースに臨む。
「最近はあまり調子が良くなくて…。まだもうちょっと(時間が)かかるかなって感じです。3場所前からシューズを変えたけど、あんまり合っていない感じがします。でも練習はしているので、少しずつ良くなっていけば。体のコンディションは大丈夫です。函館は走りやすいと思う。しっかり自力を出して1着を取れるように」
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今節のシリーズリーダーは白星量産中の太田美穂(写真)。持ち前のパワフルな走りは迫力満点で、ライバル達に力の違いを見せつけられるか。
「岐阜の前に体調を崩してしまい、(岐阜で)優勝することはできなかったけど、最終日は先行して終わることができました。中2日の日程で練習はしていないが、ケアはしてきた。函館はサマーナイト以来。風が強いのでそれを味方にできれば。シリーズリーダーの自覚を持って優勝できるように」
俊敏さが魅力の中野咲は近況上昇ムードが漂っている。
「4日制は初めてなので、どんな感じになるか楽しみです。最近は成績も良いけど、もっと(成績を)安定をさせたい。強いメンバーがいる所で勝てるようになりたいです。走りながら周りを見る余裕は出てきたので、位置が悪い時にどうするかが今後の課題です。しっかり見せ場を作れるように考えながら走りたい」
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競走得点が急上昇している佐方良行(写真)が中心となりそうな一戦。復帰2場所目で状態面も気がかりだが、そこは気迫でカバーする。
「千葉(PIST6)で落車して鎖骨を骨折。前回は復帰戦だったこともあって、そこまで調子は良くなかったけど、付いていけて良かった。前回よりは上向いていると思います。函館は若干重たいイメージがある。あとは展開次第ですね」
自在性抜群の荻原尚人も注目を集める一人。クレバーな立ち回りで今シリーズ台風の目となるか。
「前回はまずまずですね。(中10日は)ここ最近の中ではしっかり練習したので良いと思うけど、それが結果に繋がるとは限らないですよね。あとはレースを走ってみてから。函館は好きな方です。結果はそんなに悪くないので、いつも通りに走りながら考えて頑張る」
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久米康平は福井記念で落車したが、そこから徐々に復調中。自慢のスピードを生かした走りでまずは一次予選突破を目指す。
「前回の広島は(落車後の影響で)体が固い感じだった。最近は自転車も軽く感じるし、体も動いてきている。フレームは以前のものを使っているけど、感触は良いです。函館は毎年呼ばれていますね。戦績はぼちぼちです」
久米の番手を務めるのは原誠宏。約1年ぶりの久米との連係となるが、集中力を高めて好連係を見せられるか。
「(4月)岸和田で鎖骨を骨折してしまって、(7月に)復帰してから徐々に良くなってきているなって感じがあります。直前の手応えはいつも通りでした。函館は何度か走っているので好きなバンクです。久米君のダッシュは強烈なので、まずはそこに付いていけるように」
坂本貴史はリラックスした表情で検車場入り。競走得点上位者として、一次予選では負けられないだろう。
「(佐世保は)初日が暑さもあってピリッとしなかったけど、準決勝からは守澤(太志)さんと連係したこともあって、しっかり走れたと思う。終わってからは地元で練習しました。多分良くなっていると思います。函館は5月の記念でも準決勝に乗っているし、相性良いと思います」
関東勢は小林大介が中核を担って、ラインをまとめあげる。
「練習の手応えは分からないけど、ちょっとずつ良くなっているかなって思います。一戦一戦ベストを尽くせるように。調子は日替わりですよ。バンクに関しては特に気にならない。磯川(勝裕)君と稲村(成浩)さんとしっかり頑張りたい」
前回の佐世保記念ではまさかの初戦敗退で4日間で1勝止まりと精細を欠いた酒井雄多が地元地区の今シリーズから仕切り直す。
「前回は今年一調子が良くなかった。コンディションも判断も良くなかったです。京王閣と佐世保の間に、ゆっくりですけど落車をしてそこで体のバランスとか狂ってしまったかな…。ここまではやることをやってきたので、精一杯頑張るだけ」
今期に入り、FI戦は全て予選を突破している戸田洋平は安定感が高まっている。GIII出走は6月の久留米記念以来となる。
「調子自体は悪くない。疲れも取ってきました。自転車は前回から新しいやつです。末が甘いので、そういった弱点を補うようなものですね。微調整をしたので更に良くなる気はします。函館は食べ物とかも美味しいし、気分が上がりますよね」
本調子に近づいている朝倉智仁(写真)は今期初戦の小松島GIIIで2149着と準決に進出。前回の宇都宮FIではオール2着で準優勝と結果を出している。
「前回は状態的にも内容的にも良い方だった。終わってからはしっかり休んで練習に取り組んできた。やり過ぎたくらいなので、それが少し不安。函館は以前に落車しているので良いイメージはない(苦笑)。明日(4日)は誕生日なので良い結果になるように頑張ります」
*芦澤大輔は直前の佐世保記念で初日が終わってから熱中症で欠場。そこから中10日空いたことで、しっかりと調整できた様子。
「前回は熱中症っぽくなってしまって欠場しました。帰ってからはかなり計画的に練習して、ここに来れました。函館はすごい走りやすい。ラインでしっかり頑張りたいです。朝倉君にしっかり付いていくだけ」
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坂本亮馬は7月の久留米FI以来のレースで、当地は16年7月以来、6年ぶりに参戦する。初日は地区違いだが、四国の積極型・上野雅彦を目標に得た。
「最近走った中での1着は増えているし、状態も上がっていると思う。しっかり体のケアをしてきたので、良い調整をして今回も臨めると思う。函館は雰囲気が良いし、気持ち良く走れる。上野君が強いレースをしているのは見ているし、付いていきます」
河村雅章は前回の佐世保GIIIでは4686着と確定板に一度も入れなかった。自力の決まり手は減ってきているが、得意の仕掛けに持ち込み予選突破を目指す。
「前回はどっちつかずの戦法だったので今回は自力で。練習のタイムも出ているし、戦えると思う。函館は涼しいので良いですよね。人の後ろに付くことの方が多くなっているけど、若手がいないときは自分でやるしかない。行けるタイミングで仕掛けたい」
本業は自力だが、人の後ろも回り始めた藤井昭吾が同期の藤井栄二と初めて連係。7月の福井記念では連勝で準決に進出するなど、Gレースでも存在感を高めている。
「前回は初日失敗して、2日目は判断も失敗。体の状態は良いと思う。人の後ろはまだ慣れない所もあって、援護できないこともあるけど脚的には(付いていくのは)大丈夫。栄二は同期だし、仲は良いので、しっかり2人で勝ち上がれるように」
直前の玉野FIで途中欠場した島田竜二は2場所前の青森FIでは準決勝で落車するなど、近況、悪い流れが続いている。初日は佐賀の機動型・青柳靖起を目標に強襲を図り流れを変えたい。
「落車で体的には大丈夫だけど、フレームがダメになった。フレームが玉野は合わなかったです。前に踏むには良いけど、ヨコの動きは良くないフレームです。すんなりの展開ならタテには出ると思う」
嵯峨昇喜郎(写真)は前回の名古屋FIでは112着で準優勝。長い距離を迷わず踏めるようになり、成績も向上している。初日から好スパートを決めてラインを上位独占に導くつもりだ。
「最近はレース内容にこだわって走っている。長い距離を仕掛けているので力も付いてきたなって感じです。函館は重たいので印象は良くないけど、自分の走りをしっかりしたい」
岸和田FIから中4日の*齋藤登志信はワンツー実績のある嵯峨とタッグを組む。息を合わせて後輩を盛り立てる。
「中4日なので軽めの調整です。年も重ねてきたので、1日1日が勝負です。函館は走りやすいというか、流れに恵まれるなって感じです。ゴール前で良い勝負ができるように頑張ります」
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シリーズリーダーは菅田壱道(写真)。復帰戦となった福井記念で4度目のGIII優勝を果たし、ここから更に調子を上げていきたいところ。立ち回りの上手さには定評があるだけに、しっかり期待に応えたい。
「前回は状態的には変わらなかったけど、展開が向かなかった。玉野は風も強くて自分には合わなかったです。終わってからは子ども達が夏休みだったので色々忙しかったけど、それなりには仕上げてきた。体が痛いとか、風邪を引いたとかもなく状態は変わりなく来ています。函館は優勝もあるし、好きなバンク。流れに応じて対応していきたい」
競走得点が急上昇している新山将史は鋭い差し脚が魅力。中20日と調整期間はしっかり取れており、今シリーズも目は離せない。
「前回は展開も良くて着にも恵まれた。自力で戦っていた頃よりは練習をしています。練習内容はここ2年くらい変えました。中20日はしっかり練習をやってきたので悪くないと思う。前と後ろに迷惑をかけないように責任を持って走りたい」
松川高大は同県の後輩である松本秀之介の手綱を握って、ライバル達に立ち向かう。
「成績はまとまってきているが、自分の感覚としてはもう一つかな。自転車がもう少し馴染めたらって思います。体は良くなってきているので、それに合わせていけたら。直前は地元で室内トレーニングをしてきた。状態は維持できていると思う」
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