オープニングレースは北海道出身の武田豊樹(写真)が登場。前回のダービーは落車からの復帰戦だったが、今回から巻き返しを狙う。
「ダービーは厳しい戦いでしたね。落車してから体調がずっと良くなかったし、思うように走れなかったです。直前は普通に練習して調整してきました。櫻井君との連係は初めてですけどレースは見ています。しっかり頑張りたいと思います」
北日本の新鋭レーサー櫻井祐太郎が1レース1番車の期待枠で武田の前を回ることになった。
「前回は33でしたし、S級であまり33を走っていなかったので難しかった。ペース配分とかが自分の中で修正しきれなかったですね。終わってからは普通に練習をしてきました。函館はあまりいいイメージがないですね。直線も長いし末脚が大事かなと思う。まずは自分の走りができたら」
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竹内翼はダービーで力の差を痛感したものの、前々回の高知では久々の優勝をしているように、近況は安定の成績を残している。
「前回のダービーは細かい部分で力不足を感じました。もっと力を付けないと上のクラスでは通用しないですね。終わってから疲れを抜いて調整してきた感じです。ラインは2車になりますけど、しっかり力を出して濱田さんと決めたいですね」
濱田浩司は4月高知でまくりを出すなどタテ脚が戻ってきた。前回の5月岸和田準決では直線で3番手から一気にアタマまで突き抜けている。
「前回の岸和田は(4月)青森GIIIから引き続き調子は良かったですね。セッティングも変えずにそのまま来ました。函館は前回来た時に中止になってしまったので国際競輪以来ですかね。バンク練習で感触を思い出したいと思います。竹内君は強いし、力を出してくれれば追走するだけです」
山田英明(写真)はダービーの2走目で失格になったが、2月の全日本選抜競輪の落車からは、1開催ごとに復調ムードを感じさせる。
「ダービーは自分に余裕がなくて、無駄な動きで迷惑をかけてしまった。(全日本選抜競輪の落車で)大怪我をしたことでダメージを受けてなかなか戻らなかったんですけど、自分の中ではリセットできて上向きにはなっていると思う。今回は予選スタートだし、もう1回上のクラスで戦いたいなという気持ちはありますね。武雄記念、ダービーと続いたんですけど気持ちの部分でリセットできました。上田(尭弥)君を信じて頑張ります」
末木浩二はダービーで9212着と、敗者戦ではあったが、3連対と、見せ場を作った。
「ダービーは結果的に自分では良かったと思う。3日間連対できて自信になりました。今回は追加ですけど、調整というより普通にトレーニングをしてきました。函館はすごい相性がいいバンクですね。しっかり力を出し切ってラインで決まるようにしたい」
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小森貴大は5月岸和田で2度目のS級優勝を達成。今シリーズは、いいリズムで迎えることができそうだ。
「岸和田はしっかり仕掛けたいところで力を出せたし、自分の走りはできたと思います。調子は前回から変わらないと思いますね。函館は2回目ですけど、走りやすいイメージは残っていますし楽しみです。ラインで決まるように仕掛けたい」
ウィナーズカップ、ダービーとビッグレースに連続出場の伊原克彦が小森の番手。
「ダービーは出られるのがうれしかったし、雰囲気がすごかった。来年も出られるように。(小森と)連係は何回もあるし、ワンツーも決まっています。練習も一緒にしています」
メキメキと力をつけている大石剣士だが、前回は途中帰郷。悔しい思いをしただけに、その思いを今シリーズにぶつける。
「ダービーは競輪人生で初の途中帰郷だったのですごい悔しかった。今回はその気持ちを晴らしたいですね。帰ってからは疲れを抜いて、普段通り練習してきました。函館は走りやすい印象があります。いつも通り自力で、行ける所から仕掛けたいです」
山賀雅仁は4月の岐阜、松戸で決勝に進出しており復調ムード。タテへと踏めるだけに、大石を目標に点数上位の意地を見せる。
「前回(ダービー)は3走で帰っているし何とも言えないですね。初日に脇本(雄太)君と当たってあんなに強いし仕方がないです。ただ自分で踏めたり、へばりつかれても凌げていたしそこまで悪い感じはしなかった。終わってからはある程度調整できたと思います。大石君の番手はあんまり回った記憶がないし、久しぶりだと思います」
3月玉野記念では決勝に進出した山根将太(写真)。中国地区のホープが3度目の記念競輪に挑む。
「玉野記念は地元でしたからね。でも、ここでもいい結果を出せれば。今回で記念は3回目。ちょっとずつ慣れてきたけど、勉強をしていきたい。目標ですか? 二次予選は通過したいです」
安定感のある香川雄介だが、今年は未勝利。
「前回は町田(太我)とか石原(颯)に付いて一杯一杯でしたね。力不足を感じました。中4日なのでたいした練習はできていないです。山根君とは(4月)高知の2日目に連係して強かった。しっかり付いていきたいですね」と、自己ジャッジでもまだ本調子ではない様子。
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柴崎淳(写真)はダービーで2554着の成績だが、レースでは着順以上の動きを見せており、復調を実感している。
「一時に比べればいいですね。昨年の後半にかけて悪くなっていったけど、そこに比べれば良くなっていると思います。前々回から動けるようになってきて強い選手も不発にできているので。ダービーが終わってからは1日だけ休んで、2日練習してケアをしてきました。藤井君とは2、3回連係あると思います」
藤井侑吾は、豊橋、名古屋、平塚と、今年は記念開催でいずれも準決までコマを進めている。今回も積極策で予選突破を狙う。 「前回の久留米は調子が良かったんですけど、決勝は相手のラインが長くて厳しかったです。ダービーは予備でしたけど、入らなかったので、3週間くらいずっと練習をしていました。体だけは丈夫なので、体調は問題ないです。7車より9車の方が流れがあって走りやすい、今年の記念は全部準決まで乗っている」
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佐々木豪は4月の四日市を優勝して、ダービーに臨んだが、不本意の結果になってしまった。今回がうっ憤を晴らすシリーズとなるか。
「ダービーは悔しい結果だったし、自分の持ち味を出せなかった。バンクのコンディションを見極めるのができていなかったと思う。ここまでは軽めの調整をしてきました。久々の函館だし、いい印象を残して帰りたいですね」
三宅達也はダービーを2424で2回の連対。安定感ある走りを見せた。
「前回はぼちぼちまとめられたし、運もあって良かったと思います。帰ってからは1日、2日休んで体調の維持に努めてきました。(佐々木)豪とは何回も走っている。力を発揮してくれればいいと思いま
今シリーズは地元から大森慶一(写真)と菊地圭尚(初日は12R出走)の2名のみが参戦。少数精鋭で結果を残したい。
「ダービーは良くなかったですね。1日早めに帰って疲れをとってケアを中心にしてきました。菊池君とは寛仁親王牌の最終日に連係して以来だけど、どういう走りをするかは見ていて分かっているのでしっかり付いていきます」
菊池岳仁は昨年の函館記念で結果を残せなかったが、9月の当地ではS級初優勝をしている。
「昨年の記念は悪かったけど、その後はS級初優勝もできたバンク。昨年の記念のリベンジはしたいけど、競輪場にはいいイメージがあります。今回は追い込んで練習をしてきたし、地元の大森さんが付いてくれるので頑張りたい」
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野口裕史(写真)は函館の隣の北斗市出身。昨年の記念では1116着と、決勝までは3連勝で勝ち上がっており、今年も持ち味の先行力を発揮できるか。
「昨年は昨年ですからね。今年は初日からいいメンバーとあたりますね。しっかりと自分のレースをしたい。前回が終わってからこっちに来て、高校の同級生の山田敦也とバンクで練習もしました。友達も(応援に)くると言ってくれていました」
瓜生崇智は川崎記念、ダービーと、3場所連続で9車立てのレース。初日は青柳靖起を目標に得た。
「ダービーは周りが強すぎて、力が全く通用しないのが分かりました。頭も疲れたので、体のケアだけやってきました。青柳君とは初連係ですし、うまく決まるように自分のできることをしていきます」
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原田研太朗が予選のメインレースに登場。一時は調子を落としたが、前回のダービーでは準決まで進み、調子は上向き。
「ダービーは準決までいけたけど、そこから力の差があるなと感じました。今年は前半が良すぎましたね。ダービーが終わってからは軽くバンクで練習して変な疲労感は取れたかなと思います。函館はけっこう久しぶりですけど、成績はそんなに悪くないかなと思います」
鈴木浩太が初の記念に参戦。今年の2月に特別昇級でS級に駆け上がってきたホープが上位陣に挑戦する。
「緊張せずに自分のレースをできれば。(S級で)戦えている感じはあります。先行が多くなった分、まくりになったときに出ない感じはありますね。原田さんとは(3月)いわき平の準決勝で対戦しました。自分が先行して3着でしたが、そのときは原田さんも本調子ではなかったと思います。しっかり練習してきたし、調子はいいと思う」
郡司浩平(写真)はダービーの準決で2位入線も失格。今年は17勝と、2度の記念優勝と結果を出しているが、GIのタイトルを見据えた戦いが続く。
「ダービーは失格して、レースなんでこればっかりは仕方ないんですけど、悔しい気持ちでしたね。決勝戦は指をくわえて見ているしかなかった。GIで決勝に乗れていないし、しっかり成績を積み上げて次のGIにつなげていきたいですね。函館は前回からいいイメージで終われていないので、今回で払拭したいです。調子は良くも悪くも普通だし、ラインもできるのでしっかり自力を出して頑張ります」
清水裕友はウィナーズカップで優勝、ダービーでは決勝に進出とビッグ戦線で活躍。勢いに乗ると止まらないタイプで、今シリーズも優勝争いを演じるか。
「ダービーは自分なりに走れたんじゃないかなと思います。決勝は1段、2段とレベルが違う感じで、前には平原(康多)さんがいて、脇本(雄太)さんのスピードもすごかった。それでも充実した6日間だったと思います。終わってからは自転車にまったく乗らず、体のケアだけしてきました。バンクのイメージは普通のバンクのイメージですね。(井上)昌己さんの前でしっかり頑張ります」
北日本は5名が初日特選に出走。福島の3人が小松崎大地に山崎芳仁-佐藤慎太郎となり、守澤太志は郡司浩平の番手回りとなった。
「ケガをしてから走れない時期も、ダービーまではと思っていました。結果的にしっかり走れたと思うし、良かったです。悪い時期も長かったけど、グランプリ争いができるくらいに賞金も上積みできたので後半戦もしっかり頑張るだけですね。初日はいつも一緒に走っている方と別なので申し訳ないですけど、郡司君にいかせてもらいます」
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