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別府競輪

BEPPU KEIRIN

86#

検車場レポート

  • 12/2 Wed.  (前検日)
  • 12/3 Thu.  (1日目)
  • 12/4 Fri.  (2日目)
  • 12/5 Sat.  (3日目)

1R

選手の写真です。
大石剣士選手
 オープニングレースから木暮安由が登場。初連係となる大石剣士の番手で人気に応えるか。
 「競輪祭はあっという間でしたね。終わってからは休んで、軽く乗ってきました。状態はいいと思います。初日は大石君という頼もしい先行選手がいる。初めてだし、楽しみですね。別府記念(の売り上げ)がこの1Rにかかってるんで頑張ります」
 大石剣士(写真)は10月松戸GIIIで優出すると、ここ3場所連続でFI戦は決勝に勝ち上がるなど、乗れている。
 「ずっと最近は変わらず。すごくいい訳じゃないけど、そこそこの状態ではあると思います。松戸はSSのいないGIIIだったんで、今回結果が出せればですね。別府はこないだ(11月FIで127着)走ったばかり。初日は風が強いなと思ったけど、走りにくいとかはなかったです」

2R

 山口泰生はS級初優勝を飾った8月松阪から8連続で優出中。競走得点も110点に近づきつつあり、乗りに乗っている。
 「やると決めて、覚悟を持ってからは成績が良かろうと悪かろうと、練習もレースも全部、考えて取り組むようになった。今は寝る前まで動きの確認をしたり、そのぐらい取り組んでます。ここまでとは思わなかったけど、安定してるんで間違ってないかな。最近は連続で決勝に乗れてるんで、今回もそこは達成したい」
 5月にS級に特進した伊藤颯馬はFI戦ではコンスタントに優出するなどS級のリズムに慣れてきた。記念初参戦だった11月防府は一次予選で敗れているだけに、今度こそ勝ち上がりたい。
 「調子は悪くないですね。(追加の11月高松FIから中2日で)練習はできてないけど、変わらないと思います。別府は重い感じがしていいイメージはないけど、10月にFIで決勝に乗れてるんで。しっかり頑張りたい」

3R

 柏野智典は安定感抜群。競輪祭でも一次予選で2連対してダイヤモンドレースに進出した。
 「競輪祭の準決勝は判断ミスというか。脚自体は問題なかった。3コーナーまではイメージ通りだったし、脚は余裕あっていいぞと思ったんですけどね。今回も状態は悪くないと思う。小川(丈太)君とうまいこと作戦を考えて頑張ってみます」
 蕗澤鴻太郎は9月取手から初日は6連勝中。不安材料は9車のレースが6月青森GIII以来という点だけだ。
 「体調がいいんで、状態はいいです。特に何かを変えたことはないけど、最近は力を出し切れてるのがいいんだと思う。前回(11月西武園で決勝2着)も出し切っての結果なので、力不足というだけです。9車は5か月ぶりだけど、まずは出し切れるように。小さいレースじゃダメなんで、そこだけを意識したい」

4R

選手の写真です。
嘉永泰斗選手
 9月にS級に特進した嘉永泰斗(写真)は今回が記念初参戦。GIの裏開催だったとはいえ、直前の松山FIでは3連勝でS級初優勝を飾っている。
 「S級に上がってからは(11月)京王閣が一番力の差を感じました。準決勝はちょっとフカし過ぎたのもあるけど、小川真太郎さんにまくられてしまった。記念も初めてだし、9車を走るのも6月以来。でも別府は相性悪くないと思うんで」
 阿竹智史はシリーズを走り切ったとはいえ、競輪祭の初日に落車している。
 「右ひざの擦過傷と手を痛めただけ。競輪祭から帰ったその日だけ休んで、あとは練習したけど正直(調子が)落ちた感じはある。競輪祭は感覚が良かったから、もったいないし悔しかった。別府は久々。でもバンクとかは気にせずいけると思う」

5R

 皿屋豊は競輪祭の予選1走目でGI初勝利を飾った。
 「競輪祭は1走目、2走目はそれなりの競走ができたけど、後半3日間は不完全燃焼というかレベルの違いや組み立ての甘さを感じた。また1年後に戦えるようになって競輪祭に戻って来たいですね。南(修二)さんには競輪祭の4走目で迷惑かけたので取り戻せるようにしたい」
 木村弘も徹底先行で調子を戻してきた選手。皿屋との主導権争いは見ごたえがありそうだ。
 「前回(11月平塚227着)はラインの人に残してもらった感じ。直前は練習もしっかりできたし、1週間前に競輪選手養成所に冬季移動して、そこでも少し乗れました。別府は10月にも走ってるし、スピードに乗ったらそのまま行ける。しっかり後手を踏まないようにしたい」

6R

選手の写真です。
菅原晃選手
 菅原晃(写真)は4年ぶりの地元記念参戦。10月和歌山での落車から復帰戦となるが「間に合ったっすね」と笑顔を見せる。
 「体はもう戻ってます。ここまでトレーニングもしっかりとやりました。地元記念も久しぶりなんで頑張りたい。(林)慶次郎とは1回だけあります」
 河端朋之は競輪祭で5走中4走でバックを取るなど積極的だった。
 「(距離が)長すぎたっすね。行くしかないかなと思ったけど、競輪祭は行くだけになってしまった。久しぶりにあんなにモガいたし、末が甘いのもいつも通りですから。直前は休み気味にロードとウエイトで疲労を抜いてきた。特に疲れはないです」

7R

 競輪祭は4日目の1勝のみに終わった渡部哲男だが、ここまでにしっかりと立て直してきた。
 「競輪祭は体調が悪かった。疲れが溜まってて、そこに気が付かなかった感じ。終わってからは1回リセットして、直前になって練習の感じは上向いてきた。島ちゃん(島川将貴)の番手は寛仁親王牌以来。頑張ります」
 黒沢征治は寛仁親王牌を途中欠場して以来、1カ月半ぶりの実戦となる。
 「今回から復帰だけど、やることはやってきた。バンクにはあまり入れなかったけど、ワットバイクとかでやってきました。1000mとかの数値を見て、最初は落ちてたけど、やっていくごとに上がってた。脚自体は問題ないと思うけど、レース勘がどうか。でも言い訳はできないんで。島川君とは何度かある。基本、最後はやられてるんで、そろそろ勝ちたい。そこは意識しますね」

8R

 山崎芳仁は競輪祭の一次予選で2連対と自力は健在。ここも別線の抵抗を力でねじ伏せるか。
 「(競輪祭は)自力のときはやれることをやったかなと思う。決勝には乗れなかったけど、凡走はしてないかな。終わってからは時間もなかったし、2日ぐらい休んでまた調整した感じ。変わらず来れたと思うし、今回も一戦一戦頑張っていきたいと思う」
 山中貴雄は前回の11月松山FIでは切れのある走りを見せていた。
 「状態はいいと思います。前回は調子良かったし、完全優勝をしたことがなかったのでしたいなと思ったんですけどね。状態は引き続きいいと思う。掛水(泰範)とは何回もある」

9R

選手の写真です。
北津留翼選手
 北津留翼(写真)は11月当所、高松と2場所連続で完全優勝。今シリーズも活躍が期待される。
 「7車立ては合ってるけど、9車立ては向いてないかな。(決勝に乗った11月)四日市記念も4日間、風を切ってないし。後ろが小岩(大介)さんなんで、小岩さんと勝ち上がれるように頑張りたい。練習も日程が詰まってるのであまりできてない。初日をしのげれば回復してくると思う」
 小岩大介は9月玉野、10月防府で優出し、競走得点を106点まで戻してきた。
 「京王閣記念で翼のカマシに離れたんで、今回は頑張って付いて行けるように。サイズはそのままでパイプの種類を変えたフレームを9月玉野から使ったら良くなった。ちょっと良くなってきましたね」

10R

選手の写真です。
菅田壱道選手
 直近の競走得点が113点の菅田壱道(写真)でさえ予選スタートなのだから、今シリーズがいかにハイレベルなのかがわかる。
 「強い人がいっぱいいたってだけで、しょうがないですね。競輪祭は仕掛けどころで仕掛けられなかったのが調子の悪さ。考えるより先に体が反応しなかったです。そこがうまくかみ合わなかったし、上位のレースだとそこで全て終わりなので。力を出せずに負けたのが悔しいですね。そこはしっかり反省して。今回は気持ちの面でしっかり高めていかなきゃなと思います」
 芦澤辰弘は菅田との初連係に緊張の面持ち。
 「競輪祭は反省点の残る準決勝だった。最終日も(吉田拓矢のまくりに)離れたし、力がまだまだだなと。今回は疲れを抜くので精いっぱい。刺激が足りないなというのはあるけど、1カ月半で20走ぐらいしてるし、疲れを抜くならこのタイミングしかなかった。疲れや力みはないけど、(走ってみないと)その辺は未知数です。菅田さんとの連係はない。前回、離れて終わってるので、集中して付いて行けるように」

11R

選手の写真です。
大塚健一郎選手
 地元のエース大塚健一郎(写真)は予選のメーン11Rに出走。野口裕史の番手で一次予選突破を狙う。
 「野口君は初めてですね。2場所前の京王閣で初めて会ったぐらいですから。去年は落車が多かったけど、そこからここまで来れたんで。今年は優勝もしたし、GII、GIに帰れた。雰囲気やスピード感は走ってみないとわからないので。差は大きかったけど、得るものもあった。(GIの舞台に)戻るのが目標だったけど、出たらやっぱり悔しかったので。今回は今までの自分を捨てて、また新しいステージに向かうための地元記念だと思ってる」
 野口裕史は地元勢が番手、3番手に付ける番組構成にも動じる様子はない。
 「近畿に行ったら、近畿の人が後ろとかもある。(期待されるのは)ありがたいです。相手が誰でも自分は先行しかないんで。セッティングをイジって、無理な姿勢で乗ってたから(11月)福井で腰痛が出たからセッティングを戻した。昨日(前検日前日)は久しぶりに1日痛みが出なかった。今回も気合いで頑張ります」

12R

選手の写真です。
松浦悠士選手
 月末にはグランプリも控えている松浦悠士(写真)だが、休むことなくシリーズに参戦した。
 「競輪祭で失格してるし、(イメージが)悪いままグランプリにはいけない。失格なしでも来るつもりではいましたけどね。グランプリ前で危ないから、今回は自在は1回も使わないです。しっかりタテで動いて、どうかってところなので。今回はかなりいいメンバーだし、初日はGI特選の感じですね。競輪祭のあともかなり忙しかったので、やりたい練習はそこまでできなかった。時間を見つけてやってきた感じです。初日はしっかりバックを取るようには行きたいですね」
 岩本俊介は昨年大会で準優勝。過去に参戦した記念は2度とも決勝に勝ち上がるなど別府との相性はいい。
 「競輪祭は最終日失敗したけど、それ以外はしっかり駆けることができたし、ラインで決まったので。終わったあと和田(健太郎)さんや(中村)浩士さんと高いレベルで反省会をした。次からにつながると思う。自分のなかでも成長できてると思うし、調子に関しても問題ない。別府はすごく相性が良くて好きなバンクです」
 競輪祭の準決勝で落車した浅井康太も欠場しなかった。
 「痛みという点ではまだ厳しいのはある。でも本番で走って戻さないといけないし、それで今回来ました。今から来年のためにっていうのも考えてるので。別府は落車ばかりしてて相性が悪い。それを払しょくするっていうのもある。まずは4日間走り切れるように。悪いなかでも少しでもいいレースをして、(ファンに)認められるレースをしていきたい」

1R

選手の写真です。
木暮安由選手
 赤板で上昇した津村洸次郎を藤岡隆治が押さえたところを、大石剣士が叩いて打鐘から主導権を握る。4番手外併走からまくった伊藤裕貴の伸びはひと息で、大石の番手で絶好になった木暮安由(写真)がオープニングレースを制した。
 「朝イチのレースでしたけど問題なかったです。大石君は後ろで付いていて落ち着いて仕掛けてくれた。全部お任せしていて、自分は何か仕事できればなと思っていた。しっかり逃げてくれたのでラインで決まりました。ここに来る前に強めにやってきたので、日毎に軽くなると思います」
 打鐘から駆けた大石剣士はライン3人での勝ち上がりに貢献すると、自らも2着に粘った。
 「木暮さんとワンツーが決まって良かったです。山田(義彦)さんも4着で勝ち上がれるのでうれしいですね。木暮さんは選手になる前から強いのは知っていたし、初めて付いてくれるのでしっかり仕掛けようと思っていた。バックが向かい風でけっこう重かったんですけど、2着に残れているし悪くないと思います」

2R

選手の写真です。
山口泰生選手
 後ろ攻めから押さえた中井太祐はその後、根本哲吏、伊藤颯馬に叩かれて6番手になってしまう。それでもバックからまくると前団をひと飲み。続いた山口泰生(写真)が鋭く抜けだした。
 「ラインでも決まったし、本当に満足です。車番が悪かったので(初手は)前か後ろか。ああいう展開になるのも想定内でした。あとは中井君がどこから仕掛けるか。中井君の好きな感じで行ってくれればと思ってた。昨日(前検日)、浅井(康太)に色々教えてもらって、それを生かせた。今までより楽な感覚があった。4日間でだんだん調子が上がってくれば。今回の目標は浅井の後ろを回ることなんで」
 一度動いて後方になってしまった中井太祐だったが、お構いなしにまくりを決めた。
 「今日(初日)は後ろからと思ってたけど、最悪の展開になりましたね。それでもけっこう出たので脚はいいと思う。風はけっこう強く吹いてたけど、思ったより進みました。(ラインでワンツースリー)それはうれしいですね。抜かれたのはしょうがないです」

3R

 窓場千加頼、尾形鉄馬、小川丈太の順で動いた上を蕗澤鴻太郎が打鐘の3コーナーで叩いて主導権を取る。後方に置かれた窓場がすかさず巻き返して前団に迫るも、蕗澤が2センターで自らブロック。そのまま蕗澤が逃げ切るかに思われたが、コースを突いた柏野智典が鮮やかに突き抜けた。
 「(小川が)2コーナーから追い付いていったので、踏みながら見ながらいきました。冷静にはいけたと思う。あんな伸びるとは思わなかったですね」
 久しぶりの記念参戦となった蕗澤鴻太郎が2着に逃げ粘った。
 「スタートで誰も出なかったので前からいこうと。7車と違ってタイミングで出ないといけないし、そこは逃さずにいけたと思う。風が強くてキツかったです。何とか残れたので脚は悪くないと思います」

4R

選手の写真です。
阿竹智史選手
 横関裕樹が赤板過ぎに切って、前受けの嘉永泰斗が7番手に下げると、阿竹智史(写真)はすんなりの中団に。腹をくくって駆けた横関を2コーナーまくりで飲み込んだ。
 「どっちが前でも初手は中団で。あの並びになったので、(嘉永が)引かなかったら併走で駆けるところから駆けようと思ってた。引いてくれたんで、あとは見ながら来たら合わせてと思ってた。ずっとニュートラルっぽく行けたし、最後も踏み直せたと思う。(競輪祭で落車した)ダメージはあるけど、前回の最終日よりはいい」
 交わせなかった福島武士は思わず苦笑い。
 「いつもどおり抜けんやった。余裕はあったけど気を使ったらいかんですね。合わせて出てきた6番(堀内昇)も気になったし、ズボッと行って(阿竹が)食われたらいかんなと思ったので。僕の感じは全然いいです」

5R

 赤板の1コーナーで切った才迫開を木村弘が打鐘前に叩いて逃げる。才迫が4番手に収まり、前受けから7番手まで下げて構えた皿屋豊は最終2コーナーからまくる。先まくりの才迫を皿屋が力で乗り越えて、白星を飾った。
 「けん制が入ったら前を取るつもりだったが、他も出そうだったので追い付いたのが遅くなった。そこから突っ張るのはちょっと厳しかったですね。ラインで決められなくて残念ですけど、走った感じは抜群ですね。競輪祭で超一流の選手に色々話を聞いて、ひとつでも試したくて一日も休まずにここまできました。重いバンクの方が自分は好きなので、風は気にならないですね」
 中団キープからまくった才迫開が2着。
 「皿屋さんを後方に置いて先まくりと思っていたので、思い通りにレースはできたと思う。ホームでこられたらキツかったけど、構えてくれたので助かりました。風はキツいけど、ホームでは流れてくれるので脚をためていきました。気持ちも入っていい感じですし、このまま勝ち上がれるように頑張りたい」

6R

選手の写真です。
岩津裕介選手
 林慶次郎が先行態勢に入ると、一度3番手の外で休んだ河端朋之は再度踏み上げて最終ホームで林を叩く。番手の岩津裕介(写真)は後続の巻き返しを細かくけん制。最後は菅原晃の中割りもしのいで抜け出した。
 「河端君が先手を取ってくれたけど、けっこう強引な感じだった。林君も菅原さんが付いてるし、あんな感じになるかなと思ったけど、1回休んだ分ダッシュがキツくなりましたね。バックの風を計算したら脚が残ってない感じになった。早く出てホームで休んでたら違った結果になったと思う。僕は余裕があったんで、菅原さんの中割りにもたえられる感じはあった。(調子はいい)自分ではそう思ってます」
 中割りに行った際の接触で林が落車したことで、審議対象となった菅原晃はセーフの結果にホッと胸をなでおろす。
 「危なかった…。緊張は意外となかった。明日(2日目)からはわからないですけどね。河端の3番手狙いだったし、ある程度は作戦通り。脚の感じもいいと思う。明日も頑張ります」

7R

 後ろ攻めとなった黒沢征治が赤板で島川将貴にフタをしながら主導権を握る。7番手まで下げた島川は打鐘の3コーナーから反撃に出るが、黒沢も合わせて踏み合いに。最終2センターで島川は力尽き、踏み勝った黒沢がそのまま押し切った。
 「ラインが付いてくれていたのでとりあえず出し切ろうと思っていた。自分が一杯になっても静岡勢が勝ち上がってくれればの気持ちでしたね。諦めなくて良かったです。島川君はカマシが得意と聞いていたので、ジャンで後ろを見ずに思いっきり踏みました。風が強くて力が入りすぎて3回くらいコケそうになりましたね。ここまでバンクに入って練習はできなかったんですけど、室内でワットバイクやローラーで自分に足りないスキルを付けて、それも出せたのかなと思う」
 萩原孝之が黒沢に食い下がりラインでワンツーを決めた。
 「黒沢君が全部一人でやってくれた。踏んだ時に口が空いてしまって、すぐに追い付くかなと思ったんですけど全然追い付かなかった(笑)。強かったですね。本当は自分がブロックしなければいけないんですけど、脚が一杯でした。あんだけ離されたのに最後は追い付けたのでそこまで悪くはないと思います」

8R

選手の写真です。
成松春樹選手
 後ろ攻めから別線の動きを受けて5番手になった森山智徳は後方の山崎芳仁の仕掛けを警戒しながら2コーナーまくり。逃げる掛水泰範を2センターでとらえると、番手の成松春樹(写真)がゴール前で交わした。
 「あのメンバーなら僕の場合、後手踏んじゃう。森山さんはスピードもあって何でも対応できると思ったので。最初は口が空いちゃったんでヤバいと思ったけど、そこからリカバリーできた。番手なんで(調子は)何とも言えないけど、しっかり差せてるんで。9車のほうが流れがあるんで走りやすい」
 まくった森山智徳も2着に粘って九州ワンツーが決まった。
 「(初手は)掛水君の後のほうがと思った。掛水君が動いたところで山崎(芳仁)さんを後ろにしないとと思ってた。後ろにできたし、先にも行けたし、それだけですね。2コーナーで行こうと思ってたし、そこで行けた。最後はタレたけど、風は気にならなかったです。(2日目以降は)直前に追い込んだ疲れが残ってなければいいですね」

9R

選手の写真です。
小岩大介選手
 後ろ攻めから切った中田雄喜を北津留翼が打鐘前に叩いて出る。そのまま北津留が軽快に駆けて別線は沈黙。地元の小岩大介(写真)が粘る北津留をゴール寸前で逆転した。
 「地元記念での1着スタートは初めてかもしれませんね。風が思っていたより影響があってキツかった。ただ後ろもキツいけど前はもっとキツいと思うので。声援のおかげで最後はギリギリ交わせた感じです。10月の防府からフレームを換えて感覚はいいですね」
 人気を背負った北津留翼は果敢な先行策でわずかに末を欠いての2着。
 「車番が良かったので一番先行できる形にもっていけました。ただ出切ってからはもう脚がなかったですね。バックで風が強くて後ろに引っ張られる感じで全然踏み上がらなかった。練習不足も出たかもしれないです」

10R

 望月一成が打鐘から主導権。7番手になってしまった菅田壱道だったが、先まくり不発になって外に膨らんだ石塚輪太郎の外を好回転でまくり切った。
 「若い2人が前を取ったときだけ嫌だなと思ったので前々に。(望月と奥村諭志が)111期同士でプライドを見せる戦いになるかなと思ったけどね。すんなり一本棒の後ろになったのは反省点だけど、そこからは落ち着いて行けた。浮いた石塚君の内か外かの判断だったけど、行けると思ったので思い切って外を行きました。あそこさえ越えれば、あとは下るだけだったので。あそこから踏んで楽に突き抜けてるので悪くはないけど、組み立てに反省点はある」
 大きく外を回った菅田の仕掛けにも芦澤辰弘はしっかりと食い下がった。
 「(菅田が)7番手に置かれる可能性が高いし、どっちが先行するか、やり合うかなので。石塚君も僕らを警戒してのあの位置なんで、想定通りというか、菅田さんが強かったですね。(石塚が)やめたあおりはキツいと思った。内も見たけど、菅田さんだし1個ぐらいのあおりじゃ止まらないと思って集中して付いて行った。余裕はなかったですね。何とか人気に応えられたかなと思います」

11R

 5番手から先に動いて切ろうとした伊原克彦を前受けの古屋琢晶が突っ張ると、そこを打鐘から一気に野口裕史が叩いて主導権を握る。野口は隊列を一本棒にしたまま最終バックを通過すると、最後は大塚健一郎の追撃をも振り切った。
 「風は全然気にならなかったです。体も軽く感じたし、(最終)3コーナーまでハナを切ればどうにかなるかなと思った。出るときにあまり脚を使わずにいけたし展開も向きました。ホームの風が追っていたので、脚を回しながら駆けられたと思う。1着よりもラインで決められたのが何よりうれしいですね」
 地元記念の白星発進を狙った大塚健一郎だったが、逆転はならなかった。
 「強かったですね。しっかり踏み直されました。初連係だったのでどんな感じかわからなかったですけど、パワー系かと思いきやしなやかさもあった。風はレースになるとまた違うので。与えられた番組で頑張ります」

12R

選手の写真です。
古性優作選手
 前検日に「バックを取りたい」と話していた松浦悠士は打鐘過ぎ4コーナーからのカマシで有言実行の最終バック先頭通過。番手の小倉竜二に絶好かに、松浦ライン3番手で続いた単騎の古性優作(写真)が直線で外を突き抜けた。
 「バックで行ければ良かったですね。そこでその場足踏みみたいになったので修正したい。セッティングをいじったけど、今日(初日)は一体感がなかった。またセッティングをいじります」
 松浦の番手で絶好だった小倉竜二はゴール寸前で古性に1着をさらわれた。
 「もったいない。松浦は先行選手ですね。でもあれを行かないと前のペースになってしまう。1着いくならズボ差し行くぐらいじゃないとダメでしたね。(古性に)気配を消されて、気づいたら真横に来られてた。それで踏み遅れた感じ」
 1周駆けた松浦悠士が3着に粘った。
 「ワンツー決まんなかったですね。惜しかった。かかりが甘かったけど、まくられてないんで悪くないかな。(立ちこぎしてから)座る位置が悪かったので、そこだけですね。あれがなければ、しっかり座ったまま踏めた。(逃げの)決まり手が付くぐらいいきたかったけどね」

6R

選手の写真です。
野口裕史選手
 合わせて出てくる伊藤颯馬を押さえて野口裕史(写真)が赤板1センターで先頭に立つ。すかさず踏み上げてきた阿竹智史が伊藤をキメて3番手を取り切るが、野口のペースや武井大介のけん制で仕掛けられない。2センターからまくり追い込む阿竹や外を伸びる小倉竜二は届かず。逃げた野口が連勝で準決勝を決めた。
 「師匠(武井)と何とか勝ち上がりたい。伊藤君とモガき合うぐらいなら入れて中団と思ってたけど、発走機に着くと出させたくないなと思った。阿竹さんの追い上げが見えて、ホームガマシはないなと思ったんで、バックを取れれば何とかと思ったら2コーナーでフラフラして武井さんに脚を使わせちゃった。風は気にならなかったし、腰も痛くないので完治かなと。ここから日に日に疲れてくるんで、そこだけケアしたい」
 阿竹後位から外を回した小倉竜二だったが突き抜けることはできなかった。
 「もったいない。(初日から)ピンピンの展開をモノにできてない。そこまで悪いわけじゃないけど、勝ち切れてないんで。1着取れそうな雰囲気あったけど、2勝逃してますね。外を行った最後の判断は正しかったと思う。阿竹を抜けてるということはまあまあ。7割ぐらいのデキかな」

7R

選手の写真です。
園田匠選手
 7番手の北津留翼が赤板2コーナー過ぎから踏み込むと、鈴木裕も合わせて出る。冷静に鈴木ラインを追った北津留が、その上を叩いて最終ホームで主導権を奪取。九州3車が出切り、番手の園田匠(写真)が、余裕をもって逃げる北津留を交わした。
 「菅原(晃)さんが3番手だったし、(北津留)翼が必ず先行すると思っていた。完ぺきなタイミングで行ってくれましたね。出切ってからは車間を空けてと思っていたので、良い展開になってくれた。状態は初日から良いと思います。あと1つで(通算)300勝なので、今シリーズで決められるように頑張りたい」
 地元の菅原を含めた九州勢が上位を独占。北津留翼は、2着に逃げ粘った。
 「先行できればと思っていた。けん制がありましたけど、もう1回チャンスはあると思っていたのでそこで行けた。バックの風がキツかったけど、ラインで出切るのが大前提だったのでとりあえず良かったです。少しでも良くなるように、チェーンやギアを新品に換えてそれも良かったと思います」

8R

選手の写真です。
浅井康太選手
 皿屋豊と小川丈太で打鐘前から壮絶なモガき合い。そこをホームから大石剣士が巻き返すと、皿屋マークの浅井康太(写真)がこれに合わせて番手まくり。節目の400勝を飾った。
 「作戦的には後ろから行って、小川君を出さすか出させないか。そこは皿屋さんのタイミングだったけど、皿屋さんが前回、前々回、僕が付いていいレースできてなかったので、しっかり駆け切りたいって気持ちだったみたい。小川君とからんでたので難しかったけど、(大石との)スピード差があり過ぎたので出て行った。8割ぐらいの感覚でペースでまくれた。最後まで長かったですけどね。400勝はうれしいことでもありますし、1勝することで落ち着いたり、やれるなって気持ちになる。これからも次の100勝、200勝を狙っていきたい」
 山口泰生は2コーナーで内、外アンコになりながらも浅井に続いた。
 「皿屋も強気の攻めをしてくれて、そのおかげですね。早くからのモガき合いで大石も見えないところで来た。(浅井が番手から出たときに)内から9番(福島武士)も来てたので、その位置を守るのに必死でしたね。ああいうとこで離れたら狙われやすい。抜けんでも確保だけはと思ってた」

9R

選手の写真です。
柏野智典選手
 打鐘手前で先頭に立った岩本俊介が主導権を握るが、8番手の河端朋之がさすがのダッシュで襲い掛かる。岩本は岡山コンビを受けて3番手。逃げる河端マークの柏野智典(写真)は、諸橋愛の中割りをしのいで連勝で準決に進んだ。
 「(河端が)強かったですね。付いていて安心感がありました。出切ってからもあんまり踏むなとは思っていたんですけど、うまく駆けてくれました。もう少し真っ直ぐ走ってくれれば、ワンツーが決まったかもしれない。連勝でこられているの悪くないです」
 3番手の岩本が最終2センターで外に持ち出すと、諸橋愛は中のコースを突っ込んだ。
 「(最終)バックで仕掛けてくれれば良かったですね。結構バックを踏まされたので、自分も(小林)令もキツくなった。岩本も柏野の動きで行きづらかったんだと思う。今日(2日目)はセッティングを全部戻していつも通りの感じで走れました」

10R

選手の写真です。
中川誠一郎選手
 菅田壱道が動いて中井太祐が動いたところを嘉永泰斗が叩いて打鐘から主導権。番手の中川誠一郎(写真)は車間を切って別線の巻き返しに備えると、バックから巻き返してきた中井を張りながら抜け出した。
 「あんな行ってくれれば、さすがに勝てましたね。バックぐらいまではいいペースで嘉永も駆けてたけど、バック過ぎからタレてきて詰まってきたので厳しいなと。中井も来たので我慢したけど、ちょっと行かれそうだったので。コースを空けて踏んだけど(大竹)慎吾さんはからまれてましたね。どんな結果にしろ(1着は)うれしいです」
 位置を取ってバックからまくった中井太祐が2着に食い込んだ。
 「細切れだったんで、並びに応じて走ろうと思ってたし、うまく立ち回れたと思う。中川さんが番手だったんで仕掛けづらかったですね。振られてキツかったけど、しっかり我慢できた。動けて、仕掛けられてるんでいいと思う」

11R

選手の写真です。
古性優作選手
 才迫開、蕗澤鴻太郎の順で動いて7番手になった古性優作(写真)は打鐘過ぎ4コーナーから一気に前団を叩きにいく。番手の大塚健一郎が離れ、後ろに関東勢がはまる苦しい流れとなったが古性はしっかりと押し切って連勝で準決勝へ勝ち上がった。
 「大塚さんが離れてると思って回して待ったけど、蕗澤君がはまり切ったのが2コーナー過ぎでわかったので、あとは踏んで行くしかないなと。4コーナー回ってサドルがおかしくなって踏み方がおかしくなったけど、そこは明日(3日目)修正したい。初日、大幅にセッティングを変えてみて、1コーナーで行けるタイミングがあったのに行けなかった。元に戻したんで、昨日(初日)よりは全然いいです。あとは仕掛けどころを逃さず行ければいいレースができると思う」
 うまく蕗澤をアシストした芦澤辰弘だったが、蕗澤と勝ち上がれなかったことを残念がる。
 「中団から切ったところを切って、あとは逃げられるところまで。理想通りの展開は組めた。それでも力勝負してきた古性が強かったですね。関東の自力を残してやりたいし、後ろに付いてくれた平沼(由充)さんにも勝負権あるようにと思ってた。古性が強かったのひと言。蕗澤は頑張ってくれました。こうしたいっていう展開を作ってくれたんだから」

12R

選手の写真です。
松浦悠士選手
 望月一成が打鐘前2コーナーから飛び出すと、前との車間が空いてしまった松浦悠士(写真)だったが詰めた勢いで4コーナーから早めの仕掛け。バックで望月をとらえると、岩津裕介の追撃を振り切った。
 「けっこう早めに行ったので緩むだろうと思ったら、(望月が)かなり全開でマズいと思った。目いっぱいダッシュ入れて、詰まったところを雨谷(一樹)君が出る前に行かないとと思って行きました。ライン3人でしっかり出切れるくらい踏めたし、課題のバックも取れた。ギリギリ押し切れましたしね。昨日(初日)、課題だった座ってからも、今日(2日目)はしっかりできたし、最後まできれいに回せた。昨日の修正点はしっかり修正できました」
 ゴール前、松浦に詰め寄った岩津裕介だったが逆転はならず。
 「(別線が)スタート出ない感じもあったし、松浦君はどこでもいい感じだったので。望月君もかなり踏んでたので、松浦君は緩んでないところを行った感じ。さすがですね。ラインを考えて組み立ても、ペース配分も。おかげでラインで決まった。僕は変わりないと思う。差せるかなと思ったら差せなかったですね。松浦君との連係は自分にとっても成長できる部分がある」

10R

選手の写真です。
北津留翼選手
選手の写真です。
園田匠選手
 決勝進出一番乗りは北津留翼(写真)。河端朋之の打鐘ガマシで8番手になってしまったが、2コーナーから先まくりを打った古性を目がけて踏み込むと外を鮮やかに突き抜けた。
 「園田(匠)さんとの作戦で古性君の後ろと決めてたので、その流れで行けました。河端さんより前で戦えば河端さんはドカンと行くと思ったので。3車いれば自分がドカンと行ってもいいけど、風が異常なんで2車ならバックを乗り切れないだろうと思った。風が普通じゃないんで、一番ためてる人が最後伸びると思った。風に助けられましたね」
 2コーナーから先まくりを打った古性優作が2着に粘った。
 「前は取りたくなかったけど、けん制になって誘導を追いかけるのでかなり脚がなくなった。ジャン前ぐらいでけっこう来てました。バックすごい向かいだったけど、行かないとワンツー決まらないと思って行った。かなりキツかった。北津留さんのスピードがすごかったし、ジャンからは後ろを見る余裕もなかったです。調子自体は競輪祭から上がってきてるし悪くない」
 あおりを受けながらも懸命に北津留を追った園田匠(写真)が3着で決勝進出を決めた。
 「やっと記念の決勝に乗れました。翼はさすがですね。河端が行ってヤバいかなと思ったけど、ケツ上げた瞬間に行ってしまうなと思った。脚は全く問題ないんで。もうちょっとハンドルを微調整して、決勝戦もしっかり戦いたい」

11R

選手の写真です。
諸橋愛選手
選手の写真です。
岩本俊介選手
 後ろ攻めから動いた阿竹智史を打鐘前2コーナーで成松春樹が叩くと、叩かれた阿竹は3番手に飛び付く。そこを4コーナーから岩本俊介が巻き返すと、一気の加速で1センターから先頭に。この仕掛けに続いた諸橋愛(写真)がゴール前で抜け出した。
 「(岩本が)強かった。作戦通りかなって感じで、こうなるとか詳しく言ったその通りになった。あとはアイツの行くタイミングさえあれば。ものすごいスピードでしたね。離れながら付いて行ったけど、どんどん伸びて行った感じでした。いや大したもんですよ。僕も冷静に踏めました。(状態は)良くも悪くもない感じがするけど、狙えない位置ではない。チャンスさえあれば。考えてることがあるんで、自転車をもう少し修正できれば」
 豪快に仕掛けた岩本俊介(写真)も2着に粘って2年連続の当所記念優出を決めた。
 「(昨年の決勝は松井宏佑の番手回り)今年は松井君がいないんで、自分で頑張ることになりそうです。成松君に突っ張られるのも嫌なので、一生懸命前を取った。あとは阿竹さんを出さすか出させないかだった。走る前に鈴木裕が『別府は2センターから伸びるから』ってアドバイスをくれた。中川(誠一郎)さんに余裕を持たせると終わっちゃうし、準優が勝負なんで一発行ってみました。疲れのこととか言われるけど、脚の感じは全然悪く感じない。別府の風も味方につけてやれてると思う」
 岩本、諸橋に行かれてしまった中川誠一郎は2コーナーから前の2人を追って3着に食い込んだ。
 「あんだけ行ってくれたし、晃も地元なんで何とか(決勝に)乗せたいなと思ってた。ちょっと力がないですね。後ろはわからなかったけど、阿竹は僕のとこも来れたんで、1車下げた感じだったんですね。岩本強いですね。来たら合わせて出たかったけど、スピードが全然違って合わせられるスピードではなかった。気持ちは入ってるけど、脚がついてきてない。情けないですね」

12R

選手の写真です。
浅井康太選手
選手の写真です。
松浦悠士選手
 赤板ホームで先頭に立った中井太祐は打鐘過ぎ4コーナーからペースを上げるが、そこを同じく4コーナーから松浦悠士も巻き返してくる。松浦、小倉竜二に出られてしまった浅井康太(写真)だったが俊敏に3番手にスイッチ。詰めた勢いで直線一気に突き抜けた。
 「こういう風に(400勝の)式典をしていただいた施行者にも感謝しながら走れたのがいい結果になった。地元ぐらいの声援をいただいて、自分の気持ちとお客さんの気持ちの(合わさった)結果がこれ。決勝戦はどうなるかわからないけど、精いっぱいやるだけです。今日(準決勝)は中井君が先行って形になったんですけど、松浦が1コーナー手前、いいスピードで来たので止めきれず。そこから切り替えて自分のタテ脚を使った感じ。追い込んだのは結果で、しっかり道中流れを見て走れたと思う。精いっぱいやった結果がついてきてますね」
 押し切れる距離と手ごたえのある仕掛けだった松浦悠士(写真)は2着の結果を悔しがる。
 「スピードはすごく良かったんですけどね。自信もある感じで仕掛けられて、ゴールまで踏み切れてるし、あれで行かれたのはショック。浅井さんがすごい強い印象ですね。出切ったのも2コーナーぐらい。ちょっと外を走り過ぎたけど、バックの向かいがキツいので下りを使いたいなと思った。走り方を失敗したかもしれないですね。抜かれないだろうと思った仕掛けで抜かれてる。何か変えないといけないかな。自転車じゃない、アップ方法とかですね」
 松浦マークの小倉竜二が3着で決勝戦最後の切符を手に入れた。
 「ヤバいなアレ。(松浦が)すごかったですね。3コーナーぐらいでは仕掛けたいってことだったけど、(松浦が仕掛けたのは)4コーナーの下りですかね? スピードが…。一瞬で前をとらえた感じ。超一流の自力屋ですね。何とか付いて行けたけど、浅井君は最後タイミング取って抜きに来た感じでしたね」