オープニングレースから木暮安由が登場。初連係となる大石剣士の番手で人気に応えるか。
「競輪祭はあっという間でしたね。終わってからは休んで、軽く乗ってきました。状態はいいと思います。初日は大石君という頼もしい先行選手がいる。初めてだし、楽しみですね。別府記念(の売り上げ)がこの1Rにかかってるんで頑張ります」
大石剣士(写真)は10月松戸GIIIで優出すると、ここ3場所連続でFI戦は決勝に勝ち上がるなど、乗れている。
「ずっと最近は変わらず。すごくいい訳じゃないけど、そこそこの状態ではあると思います。松戸はSSのいないGIIIだったんで、今回結果が出せればですね。別府はこないだ(11月FIで127着)走ったばかり。初日は風が強いなと思ったけど、走りにくいとかはなかったです」
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山口泰生はS級初優勝を飾った8月松阪から8連続で優出中。競走得点も110点に近づきつつあり、乗りに乗っている。
「やると決めて、覚悟を持ってからは成績が良かろうと悪かろうと、練習もレースも全部、考えて取り組むようになった。今は寝る前まで動きの確認をしたり、そのぐらい取り組んでます。ここまでとは思わなかったけど、安定してるんで間違ってないかな。最近は連続で決勝に乗れてるんで、今回もそこは達成したい」
5月にS級に特進した伊藤颯馬はFI戦ではコンスタントに優出するなどS級のリズムに慣れてきた。記念初参戦だった11月防府は一次予選で敗れているだけに、今度こそ勝ち上がりたい。
「調子は悪くないですね。(追加の11月高松FIから中2日で)練習はできてないけど、変わらないと思います。別府は重い感じがしていいイメージはないけど、10月にFIで決勝に乗れてるんで。しっかり頑張りたい」
柏野智典は安定感抜群。競輪祭でも一次予選で2連対してダイヤモンドレースに進出した。
「競輪祭の準決勝は判断ミスというか。脚自体は問題なかった。3コーナーまではイメージ通りだったし、脚は余裕あっていいぞと思ったんですけどね。今回も状態は悪くないと思う。小川(丈太)君とうまいこと作戦を考えて頑張ってみます」
蕗澤鴻太郎は9月取手から初日は6連勝中。不安材料は9車のレースが6月青森GIII以来という点だけだ。
「体調がいいんで、状態はいいです。特に何かを変えたことはないけど、最近は力を出し切れてるのがいいんだと思う。前回(11月西武園で決勝2着)も出し切っての結果なので、力不足というだけです。9車は5か月ぶりだけど、まずは出し切れるように。小さいレースじゃダメなんで、そこだけを意識したい」
9月にS級に特進した嘉永泰斗(写真)は今回が記念初参戦。GIの裏開催だったとはいえ、直前の松山FIでは3連勝でS級初優勝を飾っている。
「S級に上がってからは(11月)京王閣が一番力の差を感じました。準決勝はちょっとフカし過ぎたのもあるけど、小川真太郎さんにまくられてしまった。記念も初めてだし、9車を走るのも6月以来。でも別府は相性悪くないと思うんで」
阿竹智史はシリーズを走り切ったとはいえ、競輪祭の初日に落車している。
「右ひざの擦過傷と手を痛めただけ。競輪祭から帰ったその日だけ休んで、あとは練習したけど正直(調子が)落ちた感じはある。競輪祭は感覚が良かったから、もったいないし悔しかった。別府は久々。でもバンクとかは気にせずいけると思う」
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皿屋豊は競輪祭の予選1走目でGI初勝利を飾った。
「競輪祭は1走目、2走目はそれなりの競走ができたけど、後半3日間は不完全燃焼というかレベルの違いや組み立ての甘さを感じた。また1年後に戦えるようになって競輪祭に戻って来たいですね。南(修二)さんには競輪祭の4走目で迷惑かけたので取り戻せるようにしたい」
木村弘も徹底先行で調子を戻してきた選手。皿屋との主導権争いは見ごたえがありそうだ。
「前回(11月平塚227着)はラインの人に残してもらった感じ。直前は練習もしっかりできたし、1週間前に競輪選手養成所に冬季移動して、そこでも少し乗れました。別府は10月にも走ってるし、スピードに乗ったらそのまま行ける。しっかり後手を踏まないようにしたい」
菅原晃(写真)は4年ぶりの地元記念参戦。10月和歌山での落車から復帰戦となるが「間に合ったっすね」と笑顔を見せる。
「体はもう戻ってます。ここまでトレーニングもしっかりとやりました。地元記念も久しぶりなんで頑張りたい。(林)慶次郎とは1回だけあります」
河端朋之は競輪祭で5走中4走でバックを取るなど積極的だった。
「(距離が)長すぎたっすね。行くしかないかなと思ったけど、競輪祭は行くだけになってしまった。久しぶりにあんなにモガいたし、末が甘いのもいつも通りですから。直前は休み気味にロードとウエイトで疲労を抜いてきた。特に疲れはないです」
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競輪祭は4日目の1勝のみに終わった渡部哲男だが、ここまでにしっかりと立て直してきた。
「競輪祭は体調が悪かった。疲れが溜まってて、そこに気が付かなかった感じ。終わってからは1回リセットして、直前になって練習の感じは上向いてきた。島ちゃん(島川将貴)の番手は寛仁親王牌以来。頑張ります」
黒沢征治は寛仁親王牌を途中欠場して以来、1カ月半ぶりの実戦となる。
「今回から復帰だけど、やることはやってきた。バンクにはあまり入れなかったけど、ワットバイクとかでやってきました。1000mとかの数値を見て、最初は落ちてたけど、やっていくごとに上がってた。脚自体は問題ないと思うけど、レース勘がどうか。でも言い訳はできないんで。島川君とは何度かある。基本、最後はやられてるんで、そろそろ勝ちたい。そこは意識しますね」
山崎芳仁は競輪祭の一次予選で2連対と自力は健在。ここも別線の抵抗を力でねじ伏せるか。
「(競輪祭は)自力のときはやれることをやったかなと思う。決勝には乗れなかったけど、凡走はしてないかな。終わってからは時間もなかったし、2日ぐらい休んでまた調整した感じ。変わらず来れたと思うし、今回も一戦一戦頑張っていきたいと思う」
山中貴雄は前回の11月松山FIでは切れのある走りを見せていた。
「状態はいいと思います。前回は調子良かったし、完全優勝をしたことがなかったのでしたいなと思ったんですけどね。状態は引き続きいいと思う。掛水(泰範)とは何回もある」
北津留翼(写真)は11月当所、高松と2場所連続で完全優勝。今シリーズも活躍が期待される。
「7車立ては合ってるけど、9車立ては向いてないかな。(決勝に乗った11月)四日市記念も4日間、風を切ってないし。後ろが小岩(大介)さんなんで、小岩さんと勝ち上がれるように頑張りたい。練習も日程が詰まってるのであまりできてない。初日をしのげれば回復してくると思う」
小岩大介は9月玉野、10月防府で優出し、競走得点を106点まで戻してきた。
「京王閣記念で翼のカマシに離れたんで、今回は頑張って付いて行けるように。サイズはそのままでパイプの種類を変えたフレームを9月玉野から使ったら良くなった。ちょっと良くなってきましたね」
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直近の競走得点が113点の菅田壱道(写真)でさえ予選スタートなのだから、今シリーズがいかにハイレベルなのかがわかる。
「強い人がいっぱいいたってだけで、しょうがないですね。競輪祭は仕掛けどころで仕掛けられなかったのが調子の悪さ。考えるより先に体が反応しなかったです。そこがうまくかみ合わなかったし、上位のレースだとそこで全て終わりなので。力を出せずに負けたのが悔しいですね。そこはしっかり反省して。今回は気持ちの面でしっかり高めていかなきゃなと思います」
芦澤辰弘は菅田との初連係に緊張の面持ち。
「競輪祭は反省点の残る準決勝だった。最終日も(吉田拓矢のまくりに)離れたし、力がまだまだだなと。今回は疲れを抜くので精いっぱい。刺激が足りないなというのはあるけど、1カ月半で20走ぐらいしてるし、疲れを抜くならこのタイミングしかなかった。疲れや力みはないけど、(走ってみないと)その辺は未知数です。菅田さんとの連係はない。前回、離れて終わってるので、集中して付いて行けるように」
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地元のエース大塚健一郎(写真)は予選のメーン11Rに出走。野口裕史の番手で一次予選突破を狙う。
「野口君は初めてですね。2場所前の京王閣で初めて会ったぐらいですから。去年は落車が多かったけど、そこからここまで来れたんで。今年は優勝もしたし、GII、GIに帰れた。雰囲気やスピード感は走ってみないとわからないので。差は大きかったけど、得るものもあった。(GIの舞台に)戻るのが目標だったけど、出たらやっぱり悔しかったので。今回は今までの自分を捨てて、また新しいステージに向かうための地元記念だと思ってる」
野口裕史は地元勢が番手、3番手に付ける番組構成にも動じる様子はない。
「近畿に行ったら、近畿の人が後ろとかもある。(期待されるのは)ありがたいです。相手が誰でも自分は先行しかないんで。セッティングをイジって、無理な姿勢で乗ってたから(11月)福井で腰痛が出たからセッティングを戻した。昨日(前検日前日)は久しぶりに1日痛みが出なかった。今回も気合いで頑張ります」
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月末にはグランプリも控えている松浦悠士(写真)だが、休むことなくシリーズに参戦した。
「競輪祭で失格してるし、(イメージが)悪いままグランプリにはいけない。失格なしでも来るつもりではいましたけどね。グランプリ前で危ないから、今回は自在は1回も使わないです。しっかりタテで動いて、どうかってところなので。今回はかなりいいメンバーだし、初日はGI特選の感じですね。競輪祭のあともかなり忙しかったので、やりたい練習はそこまでできなかった。時間を見つけてやってきた感じです。初日はしっかりバックを取るようには行きたいですね」
岩本俊介は昨年大会で準優勝。過去に参戦した記念は2度とも決勝に勝ち上がるなど別府との相性はいい。
「競輪祭は最終日失敗したけど、それ以外はしっかり駆けることができたし、ラインで決まったので。終わったあと和田(健太郎)さんや(中村)浩士さんと高いレベルで反省会をした。次からにつながると思う。自分のなかでも成長できてると思うし、調子に関しても問題ない。別府はすごく相性が良くて好きなバンクです」
競輪祭の準決勝で落車した浅井康太も欠場しなかった。
「痛みという点ではまだ厳しいのはある。でも本番で走って戻さないといけないし、それで今回来ました。今から来年のためにっていうのも考えてるので。別府は落車ばかりしてて相性が悪い。それを払しょくするっていうのもある。まずは4日間走り切れるように。悪いなかでも少しでもいいレースをして、(ファンに)認められるレースをしていきたい」
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