1番車を託された渡邉雄太(写真)は中16日とゆとりのスケジュール。5月全プロの落車はあったが、前回の6月函館記念では決勝進出と徐々に立ち直りをみせている。
「雨も多かったけど、それなりに練習はやれて、練習での感覚はだいぶ良くなってる。全プロの落車は効きましたけどね。1Rだけどナイターなんで」
荒井崇博は5月全プロを終えてから1カ月半の欠場明け。「全プロでギックリ腰になって、宮杯前に発熱。でもギリ間に合った感じですね」と状態を話した。
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簗田一輝(写真)は前回の7月小松島記念で決勝2着。逃げる太田竜馬に中割り鋭く迫るなど動きは良かった。
「狙いに行ってたのでダメですよ、2着じゃ。別府は2、3回目。前回から中4日だけど、間隔がないほうがレース勘が変わらないからいいのかな。その前も中3日だったし。疲れも大丈夫だと思う」
椎木尾拓哉は2月当所の全日本選抜、4月岸和田FIの落車から成績はひと息だ。
「落車が続いてリズムを崩しましたね。ただ練習の感じはそんなに悪くないと思う。頑張るしかないですね。今回を(復調の)きっかけにできるように」
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地元記念に出られなかった原田研太朗(写真)は高松宮記念杯からほぼ1カ月ぶりのレース。新車を投入して、準決勝に勝ち上がった2月全日本選抜の再現を狙う。
「新車は乗り味をある程度出して、あとは1走してセッティングを変えてみようと思ってる。練習は普段どおりやってた。感じがメチャクチャ上がったとかはないし、平行線ですね。ただレース勘がなくなってるんで、そこだけ。(2月当所の全日本選抜で2278着)あれから良くなったんで、またきっかけをつかめるように」
和田真久留も原田同様に高松宮記念杯以来のレースとなる。
「宮杯後は高熱が出て、1週間後に練習を再開したら今度はギックリ(腰)。八方ふさがりと言ったらアレだけど、ダービー、宮杯と直前に怪我して臨んでるんで、もう慣れっこですね。できればなりたくはないけど。別府(全日本選抜でビッグ初優出)のイメージは悪くないんで勝負にはなると思う。宮杯、ダービーも3、4割(のデキ)だったし、今回もそんなイメージです」
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4Rからはガールズのトップレーサーが覇を競う「ガールズケイリンフェスティバル」。ガールズのオープニングレースは力走を続ける梅川風子(写真)が人気を集めそう。
「最近は状況に応じた仕掛けで大事に走ってる。練習も計画どおりできました。負けたからここを強化しようとかはなくて、今は1年をとおしてどれだけレベルアップできるかを考えてます」
奥井迪は第1回大会から6年連続でこの大会に出場している。
「濃いメンバーですね。強い人しかいない。前回(7月宇都宮)は調整がうまくできなかったので、今回はやり過ぎずに来た感じ。バンク中心にやりたいことはできました。タイミングを考えて自力で走ろうと思います」
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5月岸和田から5場所連続で優勝している佐藤水菜(写真)だが、出てくるコメントはネガティブなものばかり。
「(5連続優勝)それはもう関係ないんで。今回は今回で収穫というか、何かを得て帰りたい。腰もお腹も脚の感覚も悪いままです。成績とは裏腹にあまり良くない状態が続いてますね。今回も考え過ぎず自然体で走りたい」
4月高知のフレッシュクイーン、5月玉野の決勝と落車が続いた柳原真緒だが、その後は4戦で2度の優勝と大きな影響はなさそうだ。
「体は大丈夫です。こういう大きなレースは初めて。出し切ることだけ考えて、あとは内にだけ詰まらないように。ここまでもいつもどおりの練習ができたんで大丈夫です」
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今年はここまで連対率100%の児玉碧衣(写真)が断トツの優勝候補だ。
「みんな強いので自分も負けないように。競輪祭(ガールズグランプリトライアル)とかもあるけど、九州の大きなレースは滅多にないので、ファンの期待に応えることを心がけていきたい。練習の感触は悪くない。ここで結果を出して、それを自信にして来月(名古屋オールスター)につなげたい」
小林莉子は6月四日市GIIIで児玉碧衣を6月小倉では梅川風子を交わして優勝するなど勝負強さが光る。
「恵まれですよ。今回が勝負ですから。そしてまさかの初日から児玉碧衣様(苦笑)。楽しみといえば楽しみですけどね。去年(年末に)セッティングとギアを変えてからは、大きく変えたことはないけど、最近は休みをしっかり取るようになった。メリハリをつけたら、いい状態でレースに入れるようになりましたね」
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地元唯一の参戦となる大塚健一郎(写真)だが、4月四日市での落車から87日間の欠場明け。状態が気がかりだ。
「まずは走ってみないとですね。四日市で落車して、復帰しようと思ってたら1カ月前に練習中に落車した。本当は新ルールで1回走りたかったけどね。もう悟りというか、開き直って。それも含めて、ここを走れってことじゃないですか? まだ痛みは残ってるけど、そこは気持ちで。フェスティバルですから、花火を上げますよ」
6月函館記念、7月玉野を連覇している新山響平が大塚の前を任された。
「自分のスタイルとは違うけど、(大塚は)憧れの選手。光栄なことです。今はナショナルチームで競技に向けた練習をしてるけど、相乗効果でこっち(競輪)も良くなってる。プラスに働いてると思う。次はA(チーム)になれるように競技で結果を出したり、数値を出したりしていきたい。ナショナルチームに入って初めてAとBがこんなに違うんだと思いました」
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吉田拓矢(写真)は強い気持ちを持って今シリーズに臨む。
「(高松宮記念杯から)日が空いたので計画的に練習はやれた。茨城から新人も出てきたから地元の若手と一緒にやったし、(在校1位、栃木の)坂井洋が取手デビューだったから走る前に一緒にやりました。最近は壁に当たってる感じが自分でもあるし、概念を変えてみようと思ってシューズを換えたり、セッティングを変えたりした。練習ではすごい良かったです」
山田久徳は山本伸一の番手を回ることになった。
「(山本が優勝した)前回の青森を見てたら前とは言えないでしょ。山本さんの後ろはだいぶ前だけど1回あります。(6月平塚で落車したが)怪我はもう大丈夫。走ってみないとわからないけど、練習はしたんで。落車で予定は狂ったけど、やることはやったんであとは走るだけ。今回は新車なんで、そこも含めてわからないけど何とか頑張ります」
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ダービーからはコンスタントにレースに参加している渡邉一成(写真)。高松宮記念杯では決勝に勝ち上がるなど状態も良さそうだ。
「今年に入ってからは普通(にレースに参加する)の選手になりました。なかなかレースで出てないだけで状態はいい。1開催で1回ぐらいしかいいレースができてない。それを半分以上にしたいし、納得できるレースを増やしていきたい。状態はいいので勇気を持って仕掛けていきたいですね。35歳になって言うことじゃないけど」
南潤は村上義弘との連係に気持ちを入れ直す。
「調子は変わらず。ギアは(前回、7月小松島記念の準決勝で上げた)3.93でいきます。中4日だけど普通に練習してきました。小松島の決勝は太田さんにビビり過ぎてましたね。打鐘で踏んで、来てないので止めたのが…。太田さんの一発に全神経をかけようと思ってたのに。前回(小松島記念の準決勝)、村上さんと一緒のときはジャンのところで中途半端だったんで、今回はいい感じで決められたら。別府は相性いいほうですね」
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高松宮記念杯、函館記念と決勝進出を逃している古性優作(写真)だが状態に不安はない。
「(函館記念から)ここまでは休憩と練習とやって、リフレッシュもできた。前回からはセッティングを少しイジってみようかなと。悪いわけではないけど今後を見すえて。(今年前半戦を振り返り)力はついてきた感じはある。でも、もっと自力がほしい。そうなれば人の後ろに付いても、もっと楽になると思うので」
古性の番手を回るのは園田匠だ。
「古性君との連係は何回もある。言うことはないし、しっかり付いていくだけ。状態はいいんだけど、(配分間隔が)空いたのが問題。そこだけです。僕は中1日でもいいのに。走りたかったけど、とにかく追加が来なかった」
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山崎賢人(写真)は前回、6月久留米記念では二次予選、準決勝で逃げ切るなど動きが良かった。
「前回から新車だったんだけど、乗り方を考えて走ったら2日目からすごく良くなった。練習もこのフレームでやったし、乗り味も良くなってきてます。8日、9日に佐世保競輪場で支部合宿にも行ってきました。ナイターは好きだし、九州のビッグなんで盛り上げたいって気持ちが強いです」
渡邉哲男は山崎の番手に行けるメンバー構成に驚きを隠さない。
「ビックリですね。九州勢に怒られそう。山崎君との連係は(4月)前橋でもあるし、けっこうある。ダッシュがいいんで、タイミングだけ気をつけたいですね」
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小松島記念で完全優勝の太田竜馬(写真)。清水裕友、松浦悠士の中国コンビがつくことで、特選は3車のラインの先頭になった。
「前回は自分でも強かったと思う。新車もそうだけど、体が一番大事なんで。前回は体がちゃんと動いてくれました。ただ終わってからめっちゃ疲れてましたね。ここまでは抑え気味でやってきました。(前回の成績なら期待されるが)僕は一戦、一戦なんで。今回は地元記念より気が楽ですね」
番手を回る清水裕友は状態の不安を口にする。
「函館(記念9459着)は原因不明ですね。終わってから鎖骨の針金を抜いたので、様子を見るために小松島記念は欠場しました。抜いたら良くなるってみんなに聞いてたけど、そんなに良くならなかったです。夏場も苦手なので早く終わってほしい。(太田のデキがいいだけに)怖いっすね。離れそう」
平原康多は6月久留米記念で今年初優勝。いい形で前半戦を締めくくった。
「(佐藤慎太郎に)付いてもらえるなら頑張ります。(セッティングなどは)徐々にですね。宮杯の前ぐらいから、それを感じてます。(高松宮記念杯の初日に)落車もあったりとかなので、足踏みという感じもあるけど、結果は出せたと思うので自信になりました」
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