オープニングレースの1番車を任されたのは地元の佐藤和也(写真)。地元記念は3年連続での出走となるが、初の決勝進出を目指して初日から奮闘する。
「(1レース1番者は)緊張感がありますね。プレッシャーもありますし。(地元記念に向けて)特別な練習はせずにいつも通り普通の練習をしてきた感じですね。今回は絶対、決勝に乗りたいと思ってきたので頑張りたいですね。酒井(雄多)君は積極的なタイプなので、自分が仕事をしてワンツースリーを決められるように」
湊聖二はオールスター後の久留米、別府とFI戦ながら連続で決勝に進出中と、伸びの良さが戻ってきている。
「久留米から自分の固定概念を崩してセッティングを大幅に変えたら良くなりましたね。もちろん7車立ては特に前の頑張りだったり展開に結果が左右されるのでここ2場所は流れも良かったですね。あと高校野球を引退した息子が競輪選手を目指すって言ってくれたので、最近は一緒に練習もやるようになったので頑張らないとなって気持ちが入っていますね。息子もレースを見ているので変なレースはできないですから」
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阿部拓真は近況の物足りなさを埋めるために課題を持ってトレーニングを積んできた様子。タテヨコ踏み分けられる柔軟性を生かして別線攻略を目指す。
「ここ最近はちょっと良くないなって感じがしたので、乗り込みを中心に長い距離を乗るようにしてきました。じっくりとそこをメインに。前回の函館よりは良いと思います。9車立ての方が自分には合っていると思うので頑張りたいですね。自力自在に勝ち上がることを最終戦に頑張りたい」
齋藤登志信は前回前橋で465着。展開が向かなかったことに言い訳することなく、今回に向けて最善を尽くしてきた。
「今回は追加ですけど、地元地区の開催なので頑張りたいですね。前回は展開が厳しかったですけど、もうひと踏ん張りできれば良かったのかなっていう反省点もあるので。(中2日での参戦で)疲れはありますけど、走る以上はしっかりと整えて頑張りたい」
松谷秀幸は前回の小田原記念で決勝進出。6月四日市で落車した影響が残る中で本調子とまではいかないものの地元の意地を見せた。
「ちょっとずつ良くはなってはいますね。でも前回の決勝でフレームが壊れてしまったので、練習で使った中でも一番良かった昔のやつを持ってきました。試練が続いているけど頑張りたいですね。(いわき平の)ダービーと四日市で同じところを骨折してしまったので。その中でも点数を落とさないようになんとかやれている感じですね。近藤(隆司)君とは久々の連係なので一緒に頑張りたい」
椎木尾拓哉は6月の松戸GIII以来となるグレードレースを心待ちに。一次予選は連係実績ある同県の南潤と共に別線を迎え撃つ。
「(一月の地元記念で落車して)かなり調子を落としてしまっていましたけど、練習の感じだけなら良い頃に戻ってきていますね。周りのレベルも上がってきているのでレースになるとなかなか難しい部分もありますけど。でも、9車の方が自分の中では走りやすいっていうのはあるので今回は頑張りたいですね。潤はかなり調子を上げている感じですし、まずは連係を外さないようにしっかりと追走したい」
原田研太朗(写真)は前回岐阜記念の3日目と4日目に積極策でレースを支配。現状打破へ変化を求めている。
「追加は前回岐阜の2日目に入りました。体調は変わらず来れたと思います。(前回は戦法の)バリエーションを増やす意味でもそういうレースをしようかなと思って。青森はあんまり走ったことがないのでイメージとかはないですね。自力でしっかり頑張れるように」
岩津裕介は先月のオールスター競輪で準決に進出。前回の別府でも決勝2着と復調の兆しを見せている。
「だいぶ良くなってきている感じですね。やっぱり落車の影響がなくなってきている感じがするので。ここまでは変わらずに練習してきました。青森を走るのは久々ですね。研太朗に前を任せて頑張ります」
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石塚輪太郎は前回松戸の初日に6着大敗。7月の静岡でも予選敗退など、取りこぼしが否めない現状ながら得意の9車立てで見せ場を作る。
「前回の初日は6着を取ってしまったんですけど、動いた結果なので。なにもせず大敗したわけじゃないですし、残り2日間は1着を取れているので。久々の記念ですけど、自分的には9車の方が脚質的にも合っていると思うので頑張りたいで」
近況、自転車の伸びが良くなってきている印象の三谷将太は前回の小田原から上積みを実感して今シリーズに挑む。
「(前回の小田原記念は)結構良かったと思います。でも今回の方が直前にいい練習ができたのでさらに良くなっていると思います。青森は記念で決勝に乗ったこともありますし相性は良いと思う。輪太郎との相性も悪くないと思うので頑張りたい」
取鳥雄吾は富山記念の2日目に体調不調で当日欠場。直前のいわき平も感冒で欠場しているが、不安は一切なさそうで表情は明るい。
「オールスターは全く良くなかったんですけど、富山記念の初日が久々に良い感じで走れたので。欠場明けですけど体調が戻ってから一週間くらいはしっかりと練習できたので、体自体はまったく問題ないと思います。青森は全プロで走ったとき以来ですね。最近は若い子と当たることが多くなってきているので、若い子に負けないように頑張りたい」
前回向日町FIで準優勝の桑原大志ではあるが、オールスターで感じた上位陣との差を埋めようとひたむきに取り組んでいる。
「どうしてもミスしたあとのリカバリー能力が足りないなっていうのがあるので、そこを重視してトレーニングをしてきました。取鳥君は出脚が鋭いイメージなので集中して離れないように」
青森支部のベテラン内藤宣彦(写真)は久々に地元シリーズでいつも以上に気持ちが入っている。連係実績ある櫻井祐太郎を目標に別線を迎え撃つ。
「久々の地元戦なので楽しみにしてきました。1年以上ぶりですからね。自分自身にも期待を込めて頑張りたい。いつも通り自分なりにやってきたつもりなので。オールスターくらいからの1カ月くらいはいい状態で走れていますね。櫻井君とは前回の初日も連係していますし、とにかく強いので。しっかりとついていってゴール前勝負がしたいですね」
*柿澤大貴は前回取手で準決敗退ながら2勝をマーク。最終日にも連係した相性良い河合佑弥をリードして一次予選突破を目指す。
「ここまではケアをしながら練習もしてこれたので疲れは気にならないですね。1着も取れていますし、前回走って調子自体も良かったって。河合君とは前回の最終日も連係してますし、(S級で)初優勝したのも河合君の番手からだったので信頼して」
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佐々木豪は前回の富山記念から中14日空けての実戦で、確かな手ごたえをつかんで今シリーズを迎える。
「前回の富山までがずっとレースが続いていてまとまった練習ができていなかったですね。オールスターが一日順延したのもあって疲れもありましたね。かなり久々にレース間隔が空いたのでここ最近できていなかったウエイトトレーニングもできましたし、やりたい練習をやってこれたので今回は楽しみですね」
佐々木豪をリードするのは復調を実感している柏野智典。前回の岐阜記念から中2日での参戦となるが、疲れを見せない。
「レース間隔は詰まっている方がいいので、前回から中2日ですけど問題はないですね。台風の影響もあったんですけど、乗れるとき乗ってきました。5月ぐらいから悪くてスッキリしないレースが続いていましたけど、前回から良くなってきましたね。体調が良くなってきたのが大きいと思います」
高橋晋也は7月小田原で落車して右のふくらはぎを近断裂。約一カ月調整期間を経て迎えた取手では一息であったが、復調の兆しをつかんだ様子。
「正直、前回は予想していた結果というか、一カ月空いていたのでレース勘がどうかなって思っていました。でもやりたいレースはできたし課題は見えてきました。今回はしっかりと練習できたので、ほぼ戻っていると思います。武田さんは同じ高校の先輩なので、初めての連係で緊張はしますけど嬉しいですね。自分が選手を目指すきっかけにもなった方なので前でしっかり頑張りたい」
武田豊樹(写真)は前回の地元シリーズで今年の1月松戸以来となる優勝を勝ち取り今シリーズを迎える。
「(前回の決勝は)もう一度も後ろを見ることもなくゴール前までこれたので。(吉田有希が)強かったですね。自分は日々感触が変わっているんですけど、良い時には結果を出せていると思います。(高橋が高校の後輩だということは)知っていました。初めての連係になるんですけど、嬉しいですね。いい結果をだせるように緊張感を持って走りたい」
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縄文バンクと相性良い長島大介は準決で敗退となった小田原記念以上の結果を求めて初日から自慢のスピードを発揮する。
「疲れが残ることもなく順調に練習をしてこれたと思います。前回の小田原は状態的に良かったんですけど、なかなか難しくて結果を出せなかったですね。体調自体はいつも通りって感じで、しっかりと力を出し切れるように。青森は好きなバンクですしいいイメージなので頑張りたい」
長島大介と呼吸を合わせるのは同県の神山拓弥(写真)。前回立川を感冒で欠場しているが、ケアと練習を行って今シリーズに間に合わせた。
「(前回の立川は)体調を崩してしまったので。でも体調が戻ってからは久々にしっかりと2週間近く練習できたでので。ワットバイクでもやれましたし、直前は長島君達とも一緒にやってこれたので。長島君はかなり仕上がっていましたね。いつものことですけど強かったです。しっかりとワンツーを決められるように頑張ります」
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デビューから27連勝で負けなし。直前に行われた全日本自転車競技選手権大会のケイリン種目でも優勝している中野慎詞(写真)が予選メインを張る。
「初めての地元記念で、初めての9車立てですけど、自信を持って挑むだけだと思っています。今はドキドキよりもワクワクの方が大きいですけど、レースになったら緊張もすると思うので、冷静に走れればって思っています。師匠(佐藤友和)にもアドバイスをもらって、9車立てのレースを見て流れだけは頭に入れてきたつもりです。(直前に全日本自転車競技選手権大会のケイリン種目で優勝できたことは)自信を持っていいことだと思っています。(ここまでは)連勝は意識せず勝ちたいと思って走ってきた結果だと思っているので。チャレンジャーとして挑んでいって決勝に上がれるように」
番手を回る地元の永澤剛は落車明けのシリーズで、終始控えめな印象。飛ぶ鳥を落とす勢いの中野慎詞との連係に気を引き締める。
「(前回の最終日に落車した怪我は)左膝の打撲です。そのあとに練習でも落車してしまって、左肩を痛めてしまって…。結構痛かったです。(練習での落車後から)1週間くらいは練習できたんですけど、自分の脚が戻ったところで…。付いていけるように頑張りたい、それだけですね。連係は初めてですけど、レースを見ていても超強いじゃないですか、怖いです。なんとか勝ち上がれるように頑張りたい」
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シリーズリーダーのS班*郡司浩平(写真)は、地元の小田原記念では3連勝で勝ち上がるも決勝はアクシデントもあり準優勝。当所参戦は全プロ記念競輪以来で4年ぶりとなるが、初日から北日本地区のファンを沸かせる。
「(前回決勝は落車があり)態勢を整えてからレースを始めたかったんですけど、不意を突かれてしまったというか油断が出てしまいましたね。前回は思ったより走れた感じでしたけど、今回は久々に万全の状態で練習もしてこれましたし、いい状態で臨めると思います」
吉田拓矢はオールスターの4走目に落車のアクシデントに見舞われて途中欠場。万全を期して小田原記念を欠場して今シリーズに備えた。
「落車の怪我はそこまで重傷ではなかったんですけど、大事を取って休みました。体はもう大丈夫ですね。2週間くらいは練習してこれました。今回から新しいフレームに換えるんですけど、規格とかは一緒なので。最近、よく連係している菊池(岳仁)君の番手で頑張ります」
69周年記念の大会覇者でもある地元の新山響平も初日から奮闘。オールスターで決勝に駒を進めており、抜群のスピードで強敵に挑む。
「地元記念なのでGIのつもりで頑張りたい。今は追い込む時期なので正直、疲れはありますけど、徐々に抜けていってくれて決勝を迎えられれば。初日は2車ですけど、しっかりと積極的に動いていって1着を狙いたい」
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