嵯峨昇喜郎は地元記念初参戦。今年は落車続きで満足な成績を残せていないが、9月函館では決勝に勝ち上がるなど復調気配はある。
「函館は感じ良くなかったけど、決勝に乗れたので。準決勝が今年の初勝利だったので、すごくうれしかった。終わってからも練習をやって、やれることはやれたと思う。少し気持ちの余裕も出てきました。今回も先頭で風を切って、一人でも多く上に上げたい」
昨年大会では弟の響平と決勝戦で兄弟ワンツーを決めた新山将史(写真)だが、今回は6月伊東の落車から3カ月ぶりの実戦となる。
「右鎖骨骨折で6月いっぱい入院して手術しました。本格的な練習をしたのは1カ月から3週間ぐらい前からですね。復帰戦なのでまずは初日1走、走ってみて。嵯峨とは初連係ですね」
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前回の9月函館でS級初優勝を飾った工藤政志(写真)はいい流れで初めての地元記念を迎えた。
「前回はたまたま恵まれました。それしかないですね。この優勝で気持ち良く地元記念で頑張りたいです。いい目標もありますしね。高橋君はいいレースをするんで、頑張って付いていきます」
高橋晋也は共同通信社杯で1勝を挙げるなど動きは良かった。
「伊東は調子良くて、自転車との感じも感覚も戻ってきた。気持ち的にも余裕が出てきました。終わってからはナショナルチームに戻って普通に練習。しっかり疲れてますね(笑)。青森は去年の地区プロで走ってるけど、レースでは初めて。7車はレース運びとかが難しいけど、力を出し切れれば大丈夫でしょう」
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8月玉野の前に腰痛が出たこともあり、玉野、オールスターは振るわなかった渡部哲男(写真)だが、前回の9月防府は決勝2着と徐々に立て直してきた。
「いいときに比べるとまだ戻り切ってない感じがある。7車も追い込みにとっては厳しいかなと思いますね。青森はちょっと重めのバンクかなと思う。初日は風も強そうだし、その辺も頭に入れて走りたい。吉田(智哉)君と一緒のレースになるのは初めてですね」
共同通信社杯で8978着と大きな数字を並べてしまった松坂洋平はここから挽回したいところ。
「前回は展開と自分の脚もあるけど、調整して行ったのにかみ合わなかったです。体調は悪くないし、問題ないんですけどね。終わってからは疲れが残らない程度に自転車に乗った。同県の勝瀬(卓也)さんと2人で決められるように前々に攻めたい」
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8月は川崎、立川で連続優出。坂本周作(写真)はいい状態で地元記念を迎えた。
「去年の青森記念が終わってから気合いを入れ始めて、1年で脚がしっかり付いてきたのかなと思う。去年のここがきっかけになったし、どれだけ成長できてるかですね。共同通信社杯のあとは1日強めに練習して、あとは休んでました。地元はすごい呼んでもらえているので、いいところを見せたい」
小林泰正は8月オールスターから1カ月以上、間隔が空いた。
「普通にあっせんが来なかった。追加は来たけど、8月3本目だったし、さすがにオールスター直後だったので。40日空いたので、練習もしっかり、調整もできた。あとはレース勘が鈍ってないといいですね。練習の感じはかなり良くなってきてると思うし、武藤(龍生)さんと2車でも攻めていきたい」
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南潤は8月大垣と9月松阪でそれぞれ2着を2回ずつ。ただ準決勝が壁になっているのが残念だ。
「ちょっとずつ良くなればいいかなと。焦らず行こうと思う。予選や負け戦では2着とかもあるけど、勝ち上がり(準決勝)で勝てないのがまだまだ。そこで勝てればいい感じになったなと言えるけど。前回(松阪)も悪くなかったし、良くはなってると思う。練習でタイムが出てないとかはないので、あとは自信を取り戻していければ」
金子貴志(写真)は前回の8月四日市から中24日と十分な時間があった。
「追加が来なくて、これだけ空きました。練習はけっこうできたので、休みと練習と、体調はいい方だと思う。レースを走ってないのでわからないですけど。ここは相性がいいし、走りやすいので好きですね。初日は南君に任せます。連係は何回かある」
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前回の9月大宮準決勝でも連係している千葉コンビ。頼もしい後輩を得た成清貴之は調子が上がってきたことも相まって表情は明るい。
「状態はいいですね。大宮の最終日に自分でやって、前よりはちょこっと(レースに)対応できるようになってる。練習はできたんですけど、直前は雨でローラー、ローラーになってしまった。染谷君はイメージ通りの行きっぷりのいいレースを見せてくれて、守ってあげたくなるような選手ですね」
染谷幸喜はこれで7車のGIIIは4度目の参戦。過去3度は予選を突破できていないだけに、今度こそは準決勝へ勝ち上がりたい。
「いい感じの感覚で走れてる。最近の成績は安定してるけど、記念で一度も準決勝に行けてないので、今回は頑張りたいですね。調子自体も悪くはないと思うので。7車は力勝負できるので嫌いじゃないです」
昨年12月にS級特進を決めた小原佑太は今回が地元記念初参戦。8月立川ではS級初優勝も飾っており、今回も期待できそうだ。
「ナショナルチームで昨日の午前中まで練習して、午後から移動。疲れはあるけど、そこまでは。それよりちょっと寒すぎて…。(地元記念って)気持ちはすごい強いので、しっかり青森から優勝者を出せるように。(新山)響平さんには練習でもお世話になってるので、連係できるならしっかり頑張りたい。圭尚さんとは(S級初戦の12月)大垣である。そのときはやらかしたので、今回はしっかり頑張りたい」
菊地圭尚はここ5場所で6勝とタテ脚が戻ってきている。
「(8月に)ここで変な先行したから、前回(9月静岡)は自力番組を組まれちゃって(苦笑)。小原は脚は問題なくあるから場慣れすれば。落ち着いて行けば大丈夫だし、自分も落ち着けるように。ずっと天気が悪くてコンスタントに(練習が)できてない部分はある。まずはしっかり付いて行ってゴール前勝負したいです」
ディフェンディングチャンピオンの新山響平(写真)は予選メインの8Rに登場する。
「前回の伊東(共同通信社杯)はもうちょっと準決で考えて走れば決勝もあったと思う。脚の調子自体はイマイチなんだけど、踏めてるし底上げできてるんだと思う。ナショナルチームで追い込んで来たので疲れはあるけど、青森(記念)は毎年呼んでもらってるので結果を出したい」
吉本卓仁は初日から新山が相手になってしまった。
「9割ぐらいそうなるんじゃないかと思ってました。6月佐世保で落車してからは練習中に肉離れをしたり、ギックリ腰になったりと散々だったけど、前回(9月佐世保)からは腰が入り始めた。今回から久留米の全日本選抜(2016年2月)で使ってたフレームに戻すし、青森では5年前にFIを立て続けに優勝して相性もいいです」
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「7車立ては初めて」と話す新田祐大(写真)だが、シンプルな力勝負なら負けないはず。共同通信社杯でも3連勝で優出するなど、調子も良さそうだ。
「前回は思ったところで反応もできてたし、スピードも悪くない気がした。決勝もヒデ(山田英明)さんの動きは想定内だったけど、唯一落車だけですね。最近はモヤモヤしてた部分があったけど、それがスッキリした開催だったと思う。目標にしてたことは全部達成できたので、今後につながるなと思ってます」
松浦悠士も今シリーズの有力な優勝候補の一人だ。
「共同通信社杯は内容的にはいいレースできたかなとシリーズを通してはありました。(中3日で)だいぶ疲れはあるかなって感じですけど、走れる状態にはあるので。今回も新田さんがいるし、どうやって倒せるんだろうって感じしかしない。でも青森は走りやすいし、着も取れてる。いいイメージはあります」
古性優作も近況は乗れている。
「共同通信社杯で寛仁親王牌につながるような感触は得られた。あとは自分がどうするか。あのクラスで走らないとわからないことも多いですしね。まだ近畿の先輩に信頼して付いてもらえるようなレースができてないので。青森は(2年前の)全プロ以来。特にイメージはないです。体調も問題ないし、トレーニングもできました。一戦、一戦頑張るだけです」
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