チャレンジ戦の主役はオールドルーキーの皿屋豊だ。社会人を経験してからの輪界入り。34歳と遅咲きのデビューだが、10場所で優勝2回、準V4回とここまでは順調だ。ほとんどのレースでバックを取るなど、レース内容も評価できる。初の松山バンクでも積極果敢に攻め切る。
高橋大輝も期待の新人だ。在校成績は下位に甘んじたが、デビュー後は予想以上に健闘している。11月佐世保では待望の初優勝と勢いに乗っている。ここも皿屋を相手に真っ向勝負を演じる。北日本スジの柳充が高橋の援護に回る。東日本で原野隆まで加われば、さらにラインの厚みは増す。
兵動秀治の一発も侮れない。自力を辞めて追い込みに転向したことで成績が安定してきた。混戦レースで真価を発揮しよう。