17年ラストの小倉開催はナイターのＦ１開催。豊富な戦力を誇る南関勢がシリーズを席巻する。岩本俊介は今年の後半戦に入ってエンジンがかかっている。Ｆ１シリーズが中心ながら優勝は３回。11月松戸は連日、圧巻のスピードで３連勝を飾った。小倉の高速バンクは脚質にもマッチしている。持ち前のスピードをフル回転させる。田中晴基は９月当地でＶ。その後も好調を持続している。追い込み型では渡邉晴智の存在感が際立っている。戦歴は非常に高いレベルで安定している。11月小倉の競輪祭は決勝に進出した。南関の機動型が豊富な今シリーズは流れも向きそうだ。力をつけた佐藤龍二、復調気配の松坂英司もＶ候補に挙げられる。
清水裕友、渡部哲男の中四国勢も強力だ。清水は９月防府で無傷の３連勝。待望のＳ級初優勝を成し遂げた。いまがまさに伸び盛り。一戦ごとにパワーアップしている。渡部は10月平塚記念で落車したが、大きなダメージはなかった。清水とタッグを組めればチャンスは大きい。
永澤剛、内藤宣彦の東北勢も底力はある。混戦になれば出番はありそう。前田拓也、伊藤正樹の中近勢も位置次第で連進出が望める。
