チャレンジは111期の新人が中心となりそう。中でも、染谷幸喜に期待する。競輪学校に入校前は、陸上の十種競技で活躍。在校時代は適性組での成績最上位に輝いた。自転車経験こそ浅いが、抜群の身体能力を生かしてⅤを手中に収める。桜井大地は在校成績こそ下位も、積極的にトレーニングに取り組んでいた努力家。伸びシロは十分だけに、脚力がアップしている可能性も。連日注目したい。
北勢の新人2人も侮れない。兄に雄大、翔大(共に98期)を持つ三浦大輝は、高校時代から国体(少年)のケイリンで優勝など輝かしい実績を残している。182cmと恵まれた体格から繰り出されるタテ攻撃は威力抜群。溢れ出るパワーで逆転を狙う。牧田賢也は、在校時代の第1回能力評価でAを獲得。ポテンシャルは高い。走りなれた地元バンクで持ち味を最大限に発揮する。
今年2Ⅴを挙げている石貞有基や、相川巧もV候補の一角。経験値の差を見せ付けるか。