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いとう競輪

ITO KEIRIN

37#

検車場レポート

  • 9/17 Thu.  (前検日)
  • 9/18 Fri.  (1日目)
  • 9/19 Sat.  (2日目)
  • 9/20 Sun.  (3日目)

1R

選手の写真です。
松井宏佑選手
 松井宏祐(写真)は前回の地元、小田原記念を2212着。赤板前から主導権を握った決勝は、残念ながら郡司浩平が失格も和田真久留とのワンツーで2着に逃げ残った。
 「(小田原記念が終わってからは)普段通り伊豆に帰ってナショナルチームで練習をしてました。コンディションも小田原と変わらない感じだし、(伊東は)小田原と同じ33バンクなんでチャンスはあると思う。地元の南関地区であとの先輩たちにもいい流れをつくるためにも、(自分が1レースで)しっかりと走りたい」
 ファイナルに進出した8月のオールスター以来となる諸橋愛は、およそ1カ月ぶりの実戦。
 「9月に入ってから腰痛が出て、1週間くらいまともに練習ができなかった。ただ、その前にやっていたのもあるし、そのあとも時間はあった。それよりも僕にとってはレース勘の方がネックになってくるんで、このブランクがどうでるかですね」

2R

選手の写真です。
寺崎浩平選手
 名古屋オールスターに続いてビッグ3度目の出場となる寺崎浩平(写真)は、前回の向日町記念で3勝をマークした。
 「(前回の向日町記念は)調子自体は全然悪くなかった。最終日はまくりだけど、1着も取れたし状態はいいと思います。(伊東のバンクは)初めてでも、33バンクに苦手意識はない。コーナーはカントがあるし、普段(ナショナルチームでトレーニングしている)250と同じようにいけるのでいいと思います。あとは自分の脚を信じていくだけです」
 前回の小田原記念から中2週間以上あった中川誠一郎は、ここから調子を上げていきたい。
 「(前回の小田原は)まあまあだったと思います。このあとが連戦っていうのもあってしっかり練習をしてました。感触が上がってきているっていうのを感じた。(初日は)ひとりでっていうイメージがわかないので中近にいきます」

3R

選手の写真です。
浅井康太選手
 前回の岐阜記念を3124着とまとめた浅井康太(写真)は、久しぶりの決勝進出から中3日。
 「(前回は)準決が感触が良くなかったけど、決勝はそれを修正して走れたかなと思います。S級初勝利(07年1月)がここ(伊東)だし、それとは別に初優勝(09年3月)もここなので思い出のバンクです」
 前回の名古屋オールスターで優出の守澤太志は、16、17年の共同通信社杯で決勝に進出と相性も悪くない。
 「前々回(岐阜)落車したので、そのケアとしっかり練習をした。(オールスターは)無理をして走った部分もありましたから。(初日一緒の)小松崎(大地)さんは何度も連係があるし、信頼して付いていくだけです」

4R

選手の写真です。
山田英明選手
 山田英明(写真)は、前回の向日町記念で通算3度目のGIII制覇。リズム良く今シリーズを迎える。
 「(向日町記念は)オールスターが終わってからあんまり調子が良くなかったので、4日間調整をしながら戦った感じです。そこからはそんなに日にちもなかったので体調を見ながらでした。前回よりも良くなっていればいいですね」
 前々回の地元、松戸記念2日目に落車に見舞われた和田健太郎は、前回の岐阜記念が4323着。
 「現状はまだ痛みもあるので、万全ではない。でも、走れるところまできている。(現在の獲得賞金ランク5位は)あまり気にしてない。33バンクなんで後方に置かれるとキツいですね」

5R

選手の写真です。
清水裕友選手
 落車で途中欠場を余儀なくされた名古屋オールスターから、吉田拓矢は1カ月以上空いて今シリーズで復帰する。
 「なかなか(落車の)ダメージが抜けなくて、静岡は大事を取って休ませてもらった。右の腰のあと左の腰も痛めて…。ただ、2週間くらいは練習ができた。新車の感触がいいので、自信をもっていきたい」
 清水裕友(写真)は松戸記念4227着のあと岐阜記念を欠場した。それだけに状態面が気になるところだ。
 「練習中に首と腰を痛めてしまって、それを治しながらでした。5日間くらいはしっかりと乗れました。(伊東は)初めてなんですけど、(地元の)防府と似ているって聞いたんで楽しみではあります」

6R

選手の写真です。
深谷知広選手
 前回の松戸記念での動きが目を引いた深谷知広(写真)は、同じ33バンクの今シリーズも期待が高まる。
 「いつも通りナショナルチームでトレーニングをしてきました。コンスタントに(競輪を)走れているので、感覚の修正が徐々にできている。感覚は(松戸と)変わってないので、あとはしっかりとコンディションをつかみたい」
 前回の向日町記念を1242着とまとめた佐藤慎太郎だったが、前々回の落車の影響があったようだ。
 「(落車の影響は)自分ではないと思ってたんですけど、(走ってみたら)感覚のズレがありました。だから、(今回は)向日町の時よりもいいと思います。ここは記念を初優勝したバンクですし、好きなバンクです」

7R

選手の写真です。
古性優作選手
 古性優作(写真)は、8月のオールスター準決でワンツー、決勝でもタッグを組んだ脇本雄太とのレースを振り返る。
 「このままの自分ではあれ(準決で脇本を)差すことができない。大幅に自分を変える必要がある。(脇本が)また新しい世界を見せてくれた。(前回の小田原では)乗り方を変えてみたけど、もっと修正する必要がある。自分が理想とする乗り方ができれば、自然と良くなってくると思います」
 名古屋オールスターで落車を喫した平原康多だが、松戸記念、向日町記念と復帰後の成績は悪くない。
 「(向日町は)松戸の時よりオールスターの怪我の影響はなかった。そのあとは追い込むところは追い込んで(練習を)やってきた」

8R

選手の写真です。
大石剣士選手
 村上博幸は地元の向日町記念欠場を余儀なくされて、中3週間以上空いてのローテーション。
 「古傷が再発した。うまく付き合っていかないといけないんですけど。松戸記念を走っている時からだんだん違和感があった。(いまの状態は)絶好調というわけではないけど、ケアをしてそれなりにタイムは悪くなかった」
 初ビッグがホームバンクとなる大石剣士(写真)は、前回の向日町記念でラインを組んだ佐藤慎太郎を2度にわたり振り切って勝ち星を挙げた。
 「まずは地元のビッグを走れることがうれしいです。次、いつ地元でビッグがあるかわからないし、気持ちは入っている。まずはしっかりと力を出し切るレースをしたい」

9R

選手の写真です。
新田祐大選手
 新田祐大(写真)は14年の共同通信社杯、17年のサマーナイトフェスティバルと伊東で2度のビッグ制覇の実績がある。
 「(ナショナルチームで)普通に練習をしてきました。体調はすごくいい感じですし、ここに向けて調整ができたと思います。(相性のいい伊東で)全力で走りたい気持ちだけです」
 東口善朋は、皿屋豊との中近タッグで一次予選に臨む。
 「(前回の小田原記念決勝4着は)なかなかうまく走れなくて悔いの残るレースでした。ただ、前回33バンクで走っているぶん、今回はうまく走れるかなっていうのはある。(調子は)いいと思います。練習の時もいいし、気持ちも乗っていると思います。皿屋君の番手はたぶん初めてです」

10R

選手の写真です。
郡司浩平選手
 郡司浩平(写真)は直近の2場所、小田原記念、岐阜記念で8戦7勝。前回の岐阜は4連勝の完全Vを遂げた。
 「小田原の決勝は不甲斐ない結果に終わったけど、それ以外は自分らしいレースができて1着が取れている。いいと思います。中3日だし期間が短いので、調子を維持する感じです」
 自動番組編成で同県4車となった徳島勢。原田研太朗は3番手を回る。
 「(優勝した前回の)佐世保は自転車、シューズ、ギアを変えてだったけど、感じとしては良かったです。ここは33バンクのわりに走りやすい。外が伸びるイメージがあります」

11R

選手の写真です。
渡邉雄太選手
 前回の名古屋オールスターは準V。優勝こそ逃した脇本雄太だが、抜けた機動力を有していることに疑いはない。
 「オールスターが終わったあと、(ナショナルチームは)1週間休暇をもらった。そのあとナショナルチームのトレーニングをした。昨日(16日)まで普通の練習をこなしていたので、少し疲れがあるけど。それも徐々に取れてくると思います」
 地元の渡邉雄太(写真)は、前回の小田原記念3日目に落車のアクシデントに見舞われた。
 「落車の影響はない。練習も全然、やってきました。前回よりも(感触は)いいし、(地元なので)気持ちも入っている。ここに(照準を)合わせてきました」

12R

選手の写真です。
松浦悠士選手
 名古屋オールスターで脇本をくだして2度目のタイトルを奪取した松浦悠士(写真)は、その後の2場所でも安定した成績を残している。
 「(前々回の小田原は)ちょっとあまり良くないかなっていうのもあった。次の岐阜は良かったけど、バンクが重かったですね。状態は変わりない。ここ(伊東)は(15年に)115着でS級で戦えるなっていう手応えを得たところなんで、すごく印象はいいです」
 S級S班の松浦もいるが、小倉竜二は四国連係で吉武信太朗に付ける。
 「1カ月くらい空いてたんで、詰め過ぎずにやってきた。詰め過ぎると疲れが出るんで、休みながら(練習を)やってきた。中ごろがすごい良くて、ちょっと落ち気味でここに入ってきたかなっていうのがある。でも、悪くない。四国の先行屋の吉武君にいきます」

1R

選手の写真です。
岡村潤選手
 青板の1センターで8番手から松井宏佑が仕掛けると、合わせて5番手の村上義弘も踏み込む。村上が取鳥雄吾を叩いた上を南関コンビが叩く。松井が抜群のスピードで出て、岡村潤(写真)の追走。3番手の村上は車間が空いて最終ホームを通過する。さすがの松井も最後はスピードが鈍り、ゴール寸前で地元の岡村が交わして1着。
 「(松井に)離れるイメージが取れなくて、ずっと(頭を)よぎっていた。でも、顔見せのあとにある意味開き直れた。(松井は)いいところで仕掛けてくれた。抜いたかどうかは、わからなかった。付きっ切りだったし(最終)3コーナーで安心した部分もあった。あとは後ろが空いてたんで、ワンツーは決まるとは思いました」
 有言実行の先行策で松井宏佑が、ラインでの上位独占をメイクした。
 「積極的な取鳥君もいたけど、主導権は握らせないで(自分が)早めに仕掛けようと。内容的にも悪くない。踏み直してはいたけど、バックが重くて最後はタレちゃった。でも、落ち着いて走れているし、(南関勢の)いい流れをつくれた」

2R

選手の写真です。
寺崎浩平選手
 赤板の1コーナーで先頭に立った河端朋之が、レースを支配する。4番手の堀内俊介が最終ホーム手前から踏み上げると、7番手の寺崎浩平(写真)は1センターからその上をまくる。堀内は伸びず、寺崎が前団の中国勢に迫る。直線の入り口で河端をとらえた寺崎が、3度目のビッグで初の白星スタート。
 「(初手の位置は)本当は中団か後ろが良かったんですけど、スタートでけん制が入ってしまった。堀内さんと一緒のタイミングになりましたけど、自分もあのタイミングだなって思っていた。うまくコーナーでスピードに乗せられましたね。岩津(裕介)さんのけん制が怖かったので、ハナから外々を踏もうと思っていました」
 坂口晃輔は寺崎に続いて2着かと思われたが、3番手の中川誠一郎に外から交わされた。
 「河端さんも結構掛かっていたので、(寺崎は)ここから行くんかって感じでした。外々を踏んでいったので、キツかったですね。付け切れましたけど、交わされてしまった。もういっぱいでしたね」

3R

選手の写真です。
浅井康太選手
 赤板で踏み込んだ小松崎大地が主導権を握ると、川口聖二が襲い掛かり打鐘から両者の叩き合い。小松崎が突っ張り切るが、最終2コーナー手前で自力に転じた浅井康太(写真)がまくって幸先のいいスタートを切った。
 「全体的に(レースを)動かして、あとはそのなかで(川口)聖二のタイミングでと思ってました。(川口は)出切れるかなと思ったけど、守澤(太志)君に合わされて、それで自分も出切れなかった場合に備えて(頭を)切り替えた。バックを踏みながらまくったぶん、スピードは乗ってなかった。でも、踏み切れました。このあとも自分の感触を大事にして。感触を高めていきたい」
 積極策に出た小松崎マークの守澤太志は、浅井を止められず2着。
 「(小松崎)大地さんですね、そこに尽きます。(浅井のまくりを含めて)全部見えていたけど、浅井さんにうまくかわされた。バンクが重いと思うので、踏んだ感じも重かった。でも、もちろんオールスターよりはいいです」

4R

選手の写真です。
園田匠選手
 正攻法の森田優弥をうまく逃がして3番手を確保した山田英明は最終ホームからのまくり。櫻井正孝との併走もあって口が空いた中本匠栄が何とか追い上げて続くと、九州3番手の園田匠(写真)が直線で外を突き抜けた。
 「前の(中本)匠栄は(櫻井に)からまれてましたけど、そこよりも和田(健太郎)の動きにだけ集中していました。自分のところなのか匠栄のところなのかって。最後はちょっと踏んだら、新車が勝手に進んでくれましたね」
 森田マークの和田健太郎は、最終バックで中本の後ろに切り替えると、直線で最内を突いて園田と横一線でゴールした。
 「最終ホームは難しい判断でしたね。あそこでヒデ(山田)を止めるしかないと思ったけど…。そのあと森田を迎え入れるかも難しかった。最後は匠栄とヒデの間かなって思ったけど、内が空いたので」

5R

選手の写真です。
吉田拓矢選手
 青板4コーナーで出た吉田拓矢(写真)は、竹内雄作ラインの2車を受けて3番手をキープする。そのまま竹内が逃げる。最終ホームで6番手の清水裕友が仕掛けると吉田も合わせてまくる。吉田が和田圭のブロックを乗り越えて1着。
 「展開が早ければ出させてもいいし、臨機応変にと思ってました。(3番手を取って)そのあとちょうど清水さんがまくって来たのもわかったんで、合わせて踏んだ。(前回のオールスターの落車から)状態が上がらなくて、体もひどかった。なんとか間に合った感じです。でも、(新車の)自転車は抜群にいいし、伸びている」
 竹内の逃げを利した和田圭は、直線で清水との踏み合いを制して2着。
 「(竹内が)とにかく強かった。(吉田は)引っかからなかったし、そのあとも内に誰かが入ってきた。(清水には)抜かれたと思いました。自分は前回が良かったし、その時に松浦(悠士)君に自転車のこととか聞いて、3日間のあいだにそこを意識してやってきました」

6R

選手の写真です。
吉澤純平選手
 切って高橋晋也を受けた吉澤純平(写真)は、中団4番手を確保する。打鐘前から深谷知広が巻き返すが、佐藤慎太郎のけん制にあう。浮いた深谷の内を抜けて最終1センターから踏み上げた吉澤が福島コンビをのみ込んだ。
 「3分戦だったので1回動いて位置を取ろうと思ってた。(深谷は)出足の感じだと行っちゃうかなって思ったけど。後ろが離れていたので助かりましたね。最近は番手回りが多いですけど、前回(9月取手)の初日も先行して残れているし、練習も変わらずできている」
 福島コンビが2、3着。直線で高橋をとらえた佐藤慎太郎が2着で二次予選Aに進んだ。
 「(高橋)晋也の掛かりが良かったから、自分も(深谷を)ブロックできましたね。でも、そのあと吉澤君がすぐに来たので対応できなかったですね。晋也をできるだけ残してやりたい気持ちもあった。バックで切り替えていたとしても吉澤君を抜くのは難しかったと思う」

7R

選手の写真です。
古性優作選手
 青板3コーナーで切り込んだ菅田壱道に接触した平原康多が落車。すでに先頭に立っていた中井俊亮は、三谷竜生を連れて、そのままペースを上げて逃げる。3番手に菅田が入り、6番手の古性優作(写真)は前団の様子をうかがい最終ホームから踏み上げる。逃げる中井と大きく車間を空けた三谷を乗り越えた古性は、ロングまくりで1着。
 「平原さんがコケてしまって、いろんな選択肢があったけど。仕掛けが遅くなってしまった。もっと早く仕掛けていれば、ラインで決まっていたのかと。(前回から乗り方を変えて)アップの段階でも修正を加えた。周回中は良くなかったけど、モガきだしたら良かった。あとはダイジェストを見て、客観的にみてからですね」
 最終3コーナーで志智俊夫をさばいた三谷竜生が、古性を追い詰めるも2着。
 「真後ろにいる菅田さんを気にしすぎて、古性君が見えなかった。そこは失敗したけど、リカバリーはできた。ただ、力みすぎて前輪が飛んでしまった。(古性を)差し切りたかった。でも、反応自体は悪くなかった」

8R

選手の写真です。
宮本隼輔選手
 後ろ攻めから押さえた鈴木竜士を大石剣士が叩いて先行態勢に。正攻法から引いて8番手で態勢を整えた宮本隼輔(写真)は打鐘過ぎの2センターから一気に巻き返すと、抜群のスピードで前団をまとめてのみ込んだ。
 「後ろからになったらキツいと思ったので、前を取って引いて自分の行けるタイミングでと思っていました。出足はそこまでパッとしなかったですけど、そのあとスピードに乗せられましたね。ここ最近が悪かったのでそれを考えたら状態は確実にいいですね」
 ゴール前で詰め寄った阿竹智史だったが逆転はならず。
 「宮本君は強いから。(最終)1コーナーの入りが良かったから行ってしまうなって感じでした。最後は後ろに内藤(秀久)さんが切り替えたのがわかったので、外したら間を割られると思って踏んだら押し切られましたね」

9R

選手の写真です。
新田祐大選手
 青板のバック過ぎから踏み込んだ坂本周作は新田祐大(写真)、大槻寛徳を連れて主導権。北日本3車に単騎の芦澤辰弘まで続いて、鈴木裕は5番手。新田が坂本との距離を大きく取り、別線の反撃に備える。打鐘の2センターで皿屋豊が仕掛けると、詰める勢いで出た新田が危なげなく断然の人気に応えた。
 「彼(坂本)があれだけ頑張ってましたし、車間を空けて援護することが最善の判断だと思った。(打鐘の)4コーナーくらいから自分が踏み込んで、あとは皿屋さんのスピードの乗り具合を見た。それで(坂本を)残せるかと思ったけど、予想以上に風が強かった。バックを踏んだり、緩めないようにしながら、あれが僕の力では精いっぱいでした」
 「粘られるとしたら自分のところだと思ってたんで気を引き締めてた」と、新田に流れ込んで2着の大槻寛徳はホッと汗をぬぐう。
 「(前の)2人ともいいレースをしてくれて、自分はラインのおかげです。正直、重かった感じはありますね」

10R

選手の写真です。
郡司浩平選手
 雨谷一樹が徳島分断に出たとはいえ、郡司浩平(写真)は近況通りの強さだった。最終1センター、6番手からまくり上げると、岩本俊介と2人で後続をぶっち切った。
 「前は取れないだろうと思っていたので、あの位置からどう戦うか考えていた。車の出は良かったですね。最近は初日がキーだと思っているので、しっかり勝てて良かった。岩本さんと決まって良かった」
 郡司に続いた岩本俊介は、驚きを隠せない。
 「いやーすっごい。やばいっすね。140%出しましたよ(苦笑)。人の後ろに付けて初めて、後輪がドリフトしました。でも、あのまくりについていけたし、自分も仕上がっていると思う」

11R

選手の写真です。
脇本雄太選手
 押さえて出た新山響平が先頭に立つと、前受けの脇本雄太(写真)は8番手まで下げて態勢を整える。新山は赤板目がけてペースを上げて、5番手の渡邉雄太が打鐘の4コーナーから仕掛ける。脇本は最終ホームから踏み込む。渡邉は不発も、脇本は次元の違うスピードで前団をのみ込んで、付けた柴崎淳を3車身ちぎった。
 「前を取らされるのは覚悟していたし、自分としてはいかに内に詰まらないようにするかがポイントだった。それができたんで良かった。松川(高大)君が(渡邉の仕掛けに)離れているのを確認して、あのままだと離れっぱなしになるんで、それだったら仕掛けてと思った。まくり切れるかどうかはわからなかったけど、ゴールまで踏み切れるっていうのがあった」
 佐藤友和のけん制で天田裕輝が車体故障。あおりを受けた柴崎淳は、脇本に遅れながらも2着は楽にキープした。
 「(前のあおりと)ちょうどタイミングが合いましたね。脇本が最内に行ったんでハグれました。(自分の感覚は)イマイチですね。(前検日の)指定練習から変だったし、まだ違和感が取れてない。練習しすぎたっていうのがあるんで、(日に日に)疲れが抜けてくれることを願います」

12R

選手の写真です。
北津留翼選手
 吉武信太朗が打鐘で主導権を握る。3番手に追い上げるかに見えた松浦悠士だったが、そのままスピードを殺さずに最終ホームで吉武を叩いて主導権を奪取。松浦、南修二で後続をちぎるも、9番手からまくり上げた単騎の北津留翼(写真)がグングンと2人に迫る。北津留が松浦をとらえたところがゴールだった。
 「もっと前の方からレースをしたかったけど難しかったですね。踏み遅れてしまって、後方になってしまいました。このメンバーなので届くとは思っていなかったですけど、最低でも(勝ち上がり権利の)5着までには入りたいと思って仕掛けました。南さんの後ろが空いていたので、吸い込まれる感じでいけましたね」
 2着もさすがの立ち回りを見せた松浦悠士が振り返る。
 「仕掛けるタイミングも良かったし、踏んだ感触も抜群だったのに…。400の1周じゃなくて33での1周ですから。あれは押し切らないとダメ。ショックです。(郡司)浩平や脇本(雄太)さんもいいレースをしていたので、自分もって思ったんですけど」

6R

選手の写真です。
島川将貴選手
 スタートでけん制が入り、正攻法に構えた島川将貴(写真)が中団から押さえにきた山本伸一を青板バック過ぎに突っ張り、そのまま先行策に出る。いったん、中団に収まった松本貴治が最終ホーム手前からまくり上げると、小川真太郎が強烈にブロック。懸命に踏み直した島川が、力強く押し切った。
 「前を取らされた時点で1回は突っ張ろうと思っていました。松本さんも積極的なので、中団からでもカマしてくると思って早めに踏みました。(最終)2コーナーで松本さんが見えてそこからまた踏めました。(小川)真太郎さんが仕事してたのが見えて、そこからもう一度、力が入りましたね」
 初手から島川のラインを追走していた単騎の東龍之介が、3着に突っ込んだ。
 「普段から島川君の積極的なレースを見ているので、前を取ったら突っ張ると思ってあそこに決めました。最後も大塚(健一郎)さんは絶対に突っ込むから空くと思っていたら案の定、空きましたね。流れ込みですけど読みは全部当たってました」

7R

選手の写真です。
山崎賢人選手
 高橋晋也がペースを握り先行態勢を取ると、武田豊樹が北日本勢の3番手に追い上げる。7番手でタイミングをうかがっていた山崎賢人(写真)は、赤板2コーナーから巻き返す。合わせる高橋を叩いて山崎賢が逃げる。山崎賢に中本匠栄が続くが、3番手の坂本健太郎は付け切れない。山崎芳仁が押し出されるように3番手に切り替える。ゴールは内の山崎賢、外の山崎芳を挟んで中本と横一線の勝負。内の山崎が逃げ切った。
 「(仕掛けて行った)タイミングは良かったと思います。ただ、ちょっと物足りない感じがあった。最後、もう少し踏み直せればいいかなと。初日、2日目と状態もいいので(準決は)戦えると思います」
 最終2コーナーで3番手にスイッチした山崎芳仁は、外を伸びるも3着。
 「(高橋は)結構いいタイミングで踏んでたんで、(山崎賢を)合わせられるかと思ったんですけどスピードが違いました。中本君が口が空いてれば、飛ばせるかなとも思った。でも、空いてなかった。次が空いてたけど、ピンク(坂本)が内から来たんで締めながら行ったら、そのままバックを踏めなくて行ってしまった。まくるつもりじゃなかったんで、もう1回トップに入れるのが大変だった」

8R

選手の写真です。
鈴木裕選手
 正攻法に構えた新山響平が、原田研太朗を青板バック過ぎに突っ張り先行態勢に。内にもぐり込んだ鈴木裕(写真)は小松崎大地との勝負は避けて3番手の内で粘って伏見俊昭をドカす。中団で態勢を整えた坂口晃輔が最終2コーナーからまくり上げると、小松崎が外を張る。一瞬、内が空いた隙を逃さなかった鈴木が小松崎をすくって抜け出した。
 「小松崎さんと勝負して勝っても今度は自分で仕事をしないといけなくなる。だったら3番手かなって。坂口君がまくってきて小松崎さんが張った瞬間を狙って内へ行きました。単騎でも戦えているし、状態はいいですね」
 突っ張り先行の新山響平が、2着に粘り込んだ。
 「前を取って全部突っ張ろうと思っていました。内を空ける感じになって後ろに迷惑を掛けてしまった。踏んだ距離が短いわりに踏み直せなかったので修正したい」

9R

選手の写真です。
東口善朋選手
 赤板手前から巻き返した稲毛健太が、渡邉雄太を叩いて主導権を奪う。和歌山勢が出て、スイッチした京都コンビが3、4番手。稲垣裕之が最終2コーナーからまくると、東口善朋(写真)は稲垣を張りながら早めの追い込みで勝ち切った。
 「形的には渡邉君が切ってくれて、(和歌山勢には)理想の展開になりました。ただ、思いのほかピッチも上がって、(稲毛)健太には苦しい流れだった。(稲垣のまくりをけん制して)ズラして待ったんですけど、行ってくれた健太の思いをムダにしないように(前に踏んだ)。(稲毛と)2人で上がれるのが一番理想ですけど、相手も強いので」
 稲垣のまくりが、別線の東口に止められる。村上義弘は最終3コーナーで内に進路を取って追い込んだ。
 「追いかけるのに脚を使う感じだけど、稲垣は強引に踏んで(和歌山勢を追って)くれた。(稲垣がまくりに行って)内に切り込んでくる選手もいますし、内、外を意識しながら。あとは東口の動きを見てでした。自分はひとつ、ひとつ必死に頑張って、そのなかで光を探している状態ですね」

10R

選手の写真です。
新田祐大選手
 青板バック過ぎに切った清水裕友のラインを追いかけた新田祐大(写真)が内をすくって赤板前から主導権を取る。打鐘前から巻き返しを狙った北津留翼に合わせてトップスピードに乗せると、最終バックからまくってきた清水も封じて堂々と押し切った。
 「最近はコンディションやメンバー上であったりで先行できていなかったですけど、メンバー的にするなら今日(2日目)かなと思っていました。思った以上に状態はいいと思います」
 意地でまくり上げた清水裕友は、3着で二次予選を突破した。
 「初手があの形になって難しかったですね。ちょっと踏んでペースを上げようと思ったけど、自分が甘くてしゃくられてしまいましたね。本当は一本棒にしたかった。新田さんの掛かりがすごかったですけど、車を外に持ち出せているのは収穫だと思う」

11R

選手の写真です。
脇本雄太選手
 青板のバックを通過して残り2周半から、松井宏祐と寺崎浩平の踏み合い。人気の脇本雄太(写真)が連結を外して、寺崎を出させる形で松井が番手に入る。逃げる寺崎に南関ラインが続いて、脇本は7番手で態勢を立て直す。最終1センターで松井が番手から出る。脇本は2コーナーからまくりを打つ。松井もいっぱいで2センターから追い込んだ岩本俊介を脇本がとらえて予選を連勝。
 「(寺崎は)2周半からモガき合ってたし、僕も勝たなきゃいけないんで難しい判断でした。降りようと思ったけど、自分でも慣れないことをしているなと…。(寺崎の番手に)追い上げるのが普通なんですけど、技量不足だし1着を取らなきゃいけない立場のなかで判断をさせてもらった。しっかりと番手の技量を学んでいかないと。(準決以降も)脚の状態はともかく、気持ちでは負けないように」
 「自分で動きたい気持ちも満々にあるけど、(人の後ろを)勉強していかないといけない。貴重な体験をしている」と、一次予選の郡司浩平に続いて、同地区の後輩に委ねた岩本俊介が振り返る。
 「僕もやりなれてないなかで、さばいて松井を迎え入れた。和田(健太郎)さんみたいにやれればいいんですけどね。なるべく(ラインの)3人で勝ち上がれればと思っていたけど、厳しいなっていうのもありました」

12R

選手の写真です。
佐藤慎太郎選手
 合わせて出た郡司浩平を抑え込むように、山田英明が赤板1センター過ぎに出る。しかしながら、佐藤慎太郎(写真)、大槻寛徳と北日本の2人が付いた急造ラインにも、松浦悠士はちゅうちょすることなくカマシ気味に仕掛けて主導権を奪取。4番手に飛び付いた山田は車間を空けて、6番手の古性優作、8番手の郡司にとっては厳しい流れ。逃げる松浦を佐藤がゴール前で交わして1着。
 「ヤバいよ、(松浦は)めちゃめちゃ強かった。次が敵になると思うと怖いね。徐々に踏み上げていく感じで、どんどん掛かっていきましたね。最後は抜けているし、自分の感じも悪くないと思います」
 松浦悠士は一次予選に続いての先行策で連続2着。内容の濃い走りで準決に進出した。
 「切って切っての流れのなかで、スピードをもらってうまく仕掛けられましたね。内容的にも感触的にも良かったです。初日はタイムを見たら悪くなかったし、北津留(翼)さんが強かったって、気持ちを切り替えて走れたのが良かったと思います」

4R

選手の写真です。
簗田一輝選手
 後ろ攻めの稲毛健太が中団の坂井洋にフタをする形から、青板バック過ぎに押さえて先頭に立つ。打鐘手前から稲毛がピッチを上げると、番手の山本伸一が車間を空けながら坂井を強烈にブロック。空けた車間を詰める勢いで山本が追い込むが、中団で脚を溜めていた簗田一輝(写真)が直線で鋭く伸び切って地元で勝ち星を挙げた。
 「後ろから切って切ってで、後方に置かれるとキツいと思ったので前からにしました。仕掛けたかったけど、ずっと外にいてかぶっていたので難しかった。でも、だいぶ脚も戻ってきているので。最後は地元の意地で絶対1着を取りたいと思ってハンドルを投げました」
 ゴール寸前で勝利を逃した山本伸一は悔しそう。
 「稲毛のかかりも良くて坂井君も止まった。(坂本)健太郎さんも外で苦しそうだったのでラインで決まるかなって思ったら、簗田にスパッといかれてしまいましたね。初日、2日目とオーバーワーク気味で重かったけど、今日(3日目)は軽かった」

7R

選手の写真です。
浅井康太選手
 7番手まで下げた寺崎浩平は、赤板の1コーナーからダッシュを利かせてカマシを打つ。寺崎がスピードの違いで主導権を奪って、浅井康太(写真)が続く。3番手の志智俊夫は付け切れず、インから守澤太志が3番手に追い上げる。5番手で立て直した原田研太朗は、最終2コーナーからまくるが不発。逃げる寺崎の番手の浅井は、中を踏んだ守澤にコースをつくらせずしっかりと勝ち切った。
 「昨日(2日目)負けたのが残念だけど、今回は自分のなかで感触がいい。状態がいいので、強い寺崎君にも余裕をもって付けた。守澤君も外に踏む力もあるし、まずは原田君の(まくりの)スピードを殺して、そのあと守澤君が外に踏んでくる可能性があるところで外に振った。(寺崎は)あそこまで頑張ってくれてるんで。久しぶりに競輪を楽しめた」
 さすがのスピードを披露した寺崎浩平だが、状態についてはこう口を開く。
 「自分でも一番いいところで(仕掛けて)行けたかなっていうのがある。しっかりカマし切れたけど、正直、状態はそんなに良くないかなと。でも、そのなかでペースもつくれた」

8R

選手の写真です。
渡邉雄太選手
 後ろ攻めから上昇した小川真太郎が中団の松井宏佑にフタをする。そのままかぶり続けることを嫌った松井は、赤板手前で車を下げて外に持ち出すと2コーナーから一気に踏み込んで主導権を握る。3番手の岡村潤が離れて2車となった松井だが、グングンと加速してレースを支配。最後は番手の渡邉雄太(写真)がゴール寸前でわずかに交わした。
 「(松井とは)脚質が真逆で苦手なイメージがありましたけど、さすがに4回目なので付いて行かないとって思っていました。何とか付いて行けて決まって良かったです」
 渡邉とのワンツーを喜ぶ松井宏佑の表情も印象的だった。
 「(渡邉)雄太さんには小田原記念で迷惑を掛けていたので。自分の方が年齢は上ですけど、期では雄太さんが先輩。岡村さんまで連れていければ満点でしたけど、ワンツーが決まって良かった。出切る前も出切ってからもいい感じで踏み切れたと思います」

10R

選手の写真です。
新田祐大選手
 正攻法に構えた新田祐大(写真)が青板バック過ぎに山田英明を突っ張ると、吉田拓矢がその上を叩いて出る。さらに叩きに動いた鈴木裕を吉田は突っ張るが、打鐘からスパートしていた新田が最終ホームで主導権を奪う。番手の佐藤慎太郎は離れたが、新田が後続の追撃を力強く振り切って3連勝を飾った。
 「ちょっと道中でゴチャついてしまってラインで決めることができなかった。でも、連日積極的に攻めたい気持ちと(体が)マッチしている。疲労も大丈夫です。練習の力をしっかりと出し切れている」
 打鐘で佐藤をすくった山田英明が、切り替え気味にまくり上げて新田に迫った。
 「新田をなめてました。あそこ(青板バック過ぎ)は切らないとダメでした。本当は外を踏みたかったけど、後手を踏んで失敗するよりはと思って前々へ踏みました。久々に大塚(健一郎)さんとの連係で気合が入りました」

11R

選手の写真です。
脇本雄太選手
 周回中、脇本雄太(写真)は7番手。青板4コーナーで3番手の清水裕友が先に動いて先頭に立つ。前受けの中本匠栄は番手に飛び付いて、久米康平と併走。脇本が赤板の2コーナーで仕掛けるが、小松崎大地も合わせて出る。大外であおりを受けた脇本だったが、再度加速して清水を最終2コーナーでとらえる。村上義弘は付け切れず、後続をちぎった脇本が無傷の3連勝で優出。
 「中本さんが前受けだったんで、中本さんは突っ張らないだろうから。そんなに早めに仕掛けることもないと思っていた。清水君か小松崎さんの動きを見てからと。中本さんのイン粘りも見えていたし、ラインが短くなったところで仕掛けようと。4車併走でキツかったのもあるし、ゴールまで余裕もなかった。結果は出しているけど、思った以上に感触は良くない。脚の方が気持ちについてこれてない感じがあるけど、それも(あと1走だから)我慢ですね」
 昨年3月のウィナーズカップでビッグ初出場を果たした中本匠栄は、7度目のビッグで初めての優出。久米をさばいて清水後位を奪取して、2着に追い込んだ。
 「自分の状態が良くないなかで、(決勝に)乗れたことはビックリです。脚、体力が(絶好調に)戻らないなかで、どう戦うのかっていうのがいい方に動いてくれた」

12R

選手の写真です。
松浦悠士選手
 赤板で飛び出した新山響平に、島川将貴がすかさず襲いかかる。両者の踏み合いを山崎賢人が一気にまくり切るが、この後位にスイッチした松浦悠士(写真)が早めの追い込み勝負で抜け出した。
 「スピード的に島川君が出切ると思っていたんですけど、内の新山君と大槻(寛徳)さんを気にしているときに山崎君に来られてしまって対応できなかった。山崎君が島川君を締め込みながらまくっていったので、あそこで迷ったらのみ込まれると思って切り替えました。やっと1着が取れましたね」
 ロングまくりの山崎賢人が、2着に粘って決勝進出を決めた。
 「脚の感じは準決が一番良かったですね。前回のあとは伊豆でしっかりと練習できていた。決勝は九州4人で連係できるので、しっかりと頑張りたいですね」


----最終日9レース<ガールズケイリンコレクション>----

 高木真備は今期、名古屋でのガールズドリームの4着以外は負け知らず。19戦18勝と1着ラッシュでここも連勝を伸ばしたい。
 「オールスター(ガールズドリームレース)でなにもできずに終わってしまった。だから、普段から積極的なレースを心掛けようと思って、仕掛けを考えてやってきました。コンスタントにしっかりスピード練習できてる」
 静岡県伊豆市を拠点にナショナルチームでの練習に励んでいる梅川風子だけに、男子のナショナルチームの活躍に刺激を受けないはずはない。
 「(前回から中11日で)伊豆の方でトレーニングは変わらずにやってます。(ナショナルチームの練習に)だんだん慣れてきてるけど、まだ最中だなという感じです。ちょっとまだ始めて間もない。でも、以前よりできてることは、少しずつ多くなってる気はしてます」
 伊東がホームバンクの鈴木美教は、誰よりも強い思いでコレクションに臨む。
 「ここで(大きいレースが)できることをうれしく思いますし、7人の中で誰よりもこのバンクの特性を知っていると思う。そこを生かして頑張ろうと思います。(実戦で走るのは)デビューしてから2、3回くらいです。(本番に向けて)かなりいい状態だと思います」