吉田智哉を中心視する。9連勝こそならなかったが、今期から1、2班に初昇進。初戦の高松こそ一息だったが、続く小倉の113着で流れをつかむ。8月青森では完全Vを果たすと、ダッシュ生かした組み立てで9月川崎、10月平を制覇。一気に勢いを加速させた。10月松山での落車こそあったが、復帰戦の11月玉野ミッドの初日で圧勝と問題もなさそう。当所でも、持ち前のスピードを生かしてライバルを粉砕する。中石昌芳の差し切りも。今期は夏場から状態を上げると、10月向日町を制するなど3V。吉田に付け切って、白熱のゴール前勝負を演じよう。
南関勢も侮れない。吉田と同期の染谷幸喜は4月に9連勝で特進。7月弥彦ミッドで完全Vを果たすと、そこから随所でV争いに参加している。タテ攻撃の威力は吉田にも引けを取らない。強気な組み立てで逆転を狙う。援護は岡本英之、飯田辰哉の千葉勢が務める。S降りの岡本は8月京王閣を制するなどキメ脚健在。染谷を好操縦し、ラインで上位独占を果たそう。
北勢は木村弘が軸。バッグを取る強気な競走で優出を量産している。上位に援護陣は手薄だが、仕掛けがハマれば強敵を撃破する場面も。齋藤和伸、地元の平石浩之ら関東勢は目標不在。東スジで木村と連係叶えば、チャンスが拡大する。小林史也は8月高松の落車で長欠中。しかし、当所までに復活ならV争いに参戦してくるだろう。10月福井を制した那須久幸の突っ込みにも警戒したい。